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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

Oi-SKALLMATES,THE RUDE PRESSURES /大阪KING COBRA


1年以上ぶりのオイスカです。今回のライブで印象的だったのが、バンドによって客層ってずいぶん変わるなぁ、ということでした。そして、今の自分がどんな感じで落ち着くか、ということ。

5月に行ったノイズメーデーなんかは、お客さんも一筋縄ではいかないような、ただならぬものが発散された人が比較的多かったです。しかし、今回のお客さんはどことなくオシャレをし、まあ、そのへんにいても不思議じゃないよなぁという人が多かったです。ということは、ライブの見方も違うわけです。久々に体験した「何かを発散させたり、みんなで楽しもうぜ!」的なノリは現在の僕にはちょっとキツイものがありました。盛り上がるのはいいんですが(僕自身もかなり盛り上がってたし)、人にタックルしたり、ギュウギュウの場所で肩車したり、いきなり肩組んできたり、個人的には「え〜!?」と驚くことが多かったです。そして、そういうのがダメになってる自分がいることにびっくりしました。2、3年前だったらたぶん大丈夫だった。

と、変な愚痴っぽいもので始まってしまいましたが、オイスカのライブ自体はすごいよかったです。ということで、対バンの「」も含めて感想を。

□THE RUDE PRESSURES

かなりオールドスタイルのスカをやってるバンド。イメージとしてはスカタライツっぽい感じだと思います。え〜、何と言いましょうか、最初2曲くらいはよかったんですが、そこからは「もういいや」となりました。理由は「どの曲もテンポいっしょやん」ということです。確かに心地いいグルーブなんですが、ライブ全体にメリハリが少なく、曲の構成も似たり寄ったりですぐに退屈になりました。MCで「残り3曲です」と言ったときも、正直「げっ!3曲もやるの!?」と思ってしまった。もう少し速いのや遅いのを混ぜるか、暗めの曲をちょこちょこ入れて欲しかったです。

で、セットチェンジ。ステージに幕がかけられ、転換の様子が見れなくなってました。待つこと15分くらい…まだ、終わりません。20分…あたりにも「引っ張るなぁ」という人が出てきました。幕のせいで、転換の進行具合がわからないのでもどかしい感じです。ベアーズだったらさっさと準備してサッと次が始まるし、時間がかかっても転換の様子を見るのがけっこう楽しくて時間が速く過ぎるのにということを考えてました。待つこと30分(たぶんそのくらいだと思う)、ようやくオイスカ登場です。

□Oi-SKALLMATES

ワタルさんスーツでキメて、金髪のズラをかぶって登場。かなりハードコアな曲からのスタートです。前に観たときは後半の要所にもってきてた「JUSTICE CALLING69」とか「SKINHEAD RUNNIN'」あたりをガッツリ前半にもってきて、新曲(だと思う)、アルバムに収録されてるやつ、というイイ感じのセットでした。対バンがあんな感じなので、曲のバリエーションもすごく感じたし。

途中ワタルさんがマイクをどうかしたのか、横のサックスの人のマイクを取って歌うから、サックスの人がちょっと困ってたり、かと思えば、いつのまにかマイク2個を手にもって歌ってたり。かなりメチャメチャでした。こういう客席がメチャメチャになるだけでなくて、ステージもメチャメチャになるバンドって好きです。お客さんのアンコールで、1回だけの予定が2回出てきたり、予定調和でないところもいいと思います。

前のほうでライブを観ると常に少し上を見てるせいか、首が筋肉痛になるのはきついです。今もまだ、ちょっと痛い。あと、汗だくになってる自分もキツイものがあります。帰りの電車で自分のズボンや体からでる汗臭で鼻がもげるかと思った。