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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

上半期が終わった

昨日で今年も半分が終わってしまいました。今年は特に印象深かったような、でも、記憶喪失だったような怒涛の半年でした。あまりにもブログを書いていないこともあるし、今年は凄い年なので、振り返りましょうか。

 

1月。プライベート的な色々もありつつ、TRANSPARENTZの京阪ツアー(何か、解散ライブになった)を開催した。極悪濃厚な音の連続で、楽しかったです。なんだかんだで10本くらいライブも行っていたようです。6/20(土)ミラーボールズの復活ライブなど、いくつかイベントをしようと思ってオファーを出したりした。

 

2月。前半は特に何ということもなく、名古屋でカブサッキさん観たり。この頃は気軽にいろんな地域に遊びに行ったりしていた。21日はPANICSMILEのレコ発をしたりした。繁忙期にも関わらず、休み取ってのライブイベント開催で職場の人に若干嫌味も言われたが、そんなものだと思います。翌日が仕事のため、打ち上げに参加できず、主催者が終電で帰るというゴリゴリの無礼をしたりした。この頃から、世間の空気が一気に怪しくなってきた。ライブハウスでコロナウイルス感染の報道が出てから、世界はもちろん、自分の世界も一気に変わった気がしました。2月末、ネガポジでのメシアと人人とDMBQのツーマンの異様な雰囲気は忘れられません。

 

3月。まだ、チラチラとイベントも開催されていたけど、中止や延期となるイベントも増えてきて、何がなんだか分からない状況に。自分の精神もけっこう廃れていたと思います。繁忙期(確定申告)やし。ミラーボールズ復活ライブは延期とした。

 

4月。職場でも在宅勤務が始まったりと、外出自粛ムードがどんどん広がったりです。4/10ミングルであった山本精一さんとヨシタケさんのライブが自粛前最後のライブとなってしまいました。この頃から、散歩したり本読み漁ったり、ゲームやったりで、音楽以外の楽しみを見つけたりしてます。あと、ドネーションはけっこうした。同時に、キャンプファイヤーに掲載されているライブハウスのクラウドファンディングが判で押したように同じようなものばかりで辟易し出した。アイデアや個性が大切な業界で、出ているものはTシャツとドリンクチケット、フリーパスばかり。ドリチケとフリーパスは売り上げの先食いでしかないですよと思ったりした。そして、「音楽」は面白いが、「音楽業界」は面白くないんだなと感じたりした。

 

5月。繁忙期&準備不足の在宅勤務により、仕事に追われて時間を過ごす。キャンプファイヤーで掲載されるクラウドファンディングを眺めながら「支持されるハコとそうでないハコの違いは何か」などを考えたりしていた。同時に6/13(土)nanoの出演者がDMBQだけとなり、配信ライブできるかなと動いたりした。このタイミングでしかできないから、チャンスなのでは?と考えたりもした。

 

6月。前半は怒涛のようであった。DMBQの配信ライブ収録は、不時着のような展開であったが、当初の予想だにしない展開となることはとても楽しく、有意義な時間であった。当日は大雨で、撮影時の記憶はあまりないです。「DMBQの撮影せーへん?」ってノリのDMをいきなり送り付けられ、手伝って下さった撮影班の皆さま、ありがとうございました。撮影から公開までの間の増子さんや皆さまとのやり取りは、忘れられないものとなりました。謎の家族感があり、最高でした。同時に、自分がやりたかったことはこういうことかと思ったりしました。出演者さまも、スタッフさまも、ハコの人も「おおっ!」てなるような驚きのあるイベント。月初めにウィキペディアにハマってしまい、色々な言葉を調べている。ある言葉を解説言葉の意味を調べてしまうような沼にどっぷりと浸かっています。


自分にとって音楽は空気みたいなものだなと再確認できた半年だったと思いました。空気はあることが当たり前だけど、薄くなると息苦しい。そんなものなんだなと感じられたのは収穫でした。やっぱり大切なのだということです。

 

チラチラと営業再開する店舗も出てきていますが、ライブハウスや飲食店の本当の地獄はこれからでしょう。「営業再開したから補償なんていらないだろう」という世間の空気と、定員いっぱいにはお客を入れられず、ビジネスが成り立たない。景気もこれからさらに悪くなると思います。恐らく、真綿を締められるように厳しくなっていくんでしょう。それは、自分の業界も同じですが。

 

ネガティブなことを言っても仕方ないので、できることをやるだけです。まずは、今晩、ベアーズへ行きます。その時、どんな気持ちになるのか…少し怖いですが、楽しみでもあります。