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そろそろイベンターと名乗っても良いのでしょうか?行ったライブのレポなどが書かれていると思います。あまり見られていないことをいいことに、適当な雑記を書き出しました。

20180716 SHIBUYA CLUB QUATTRO 30th ANNIVERSARY "QUATTRO STANDARDS" 極東最前線~Enjoy Your Hell~(eastern youth、DMBQ) /渋谷クラブクアトロ

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Twitterでこの知らせを見つけたとき「行く以外の選択肢がないな」と東京行きを決めたイベントです。旧知の仲である2組、そして同郷対決ということで、とても楽しみにしてました。

 

同じビル内にあるブックオフが閉店間近で、寂れた2階、3階を抜けて4階へ。お客さんの入り具合が予想できなかったこともあり、開場時間を少し過ぎたくらいで入場。渋谷クアトロは、フロアまでが遠い…。で、「そこまでは埋まってないな…」なんて思いながら知り合いと談笑してたんだけど、気がつけばかなりの人で埋まっておりました。そして、10分押しくらいでスタートです。

 

DMBQ

登場SEが「禿げ山の一夜」で歓喜のパターン。この曲がかかるとDMBQのライブが始まるって感じがします。

 

メンバーが登場し、まずは、増子さんのギターから。大爆音でギュイィィン!って最高の音が響き、「Blue Bird」へ。重く印象的なギターリフが荒々しい音色をまとって客席に響いてくる。そこにMakiさんの身体が震えるほどの低音がベースが場内を満たし、和田さんの野獣のようなドラムが炸裂する構図。各楽器の音域の区分けがきっちりとなされているので、地獄みたいな轟音なんだけど、意外に聴きにくさはないです。で、曲は決まったフォーマットはあれど、ガチガチでないから、曲がうねるように入ってくる感覚が快感でたまりません。

 

そこから「Taste」や「So The Word Of Good Spread」なんかもありつつ、DMBQの特に嬉しかったのは「She walks」が聴けたことでした。アップテンポで、むちゃくちゃカッコいいリフミュージック。そのままラストの「Are You Satisfied?」へ繋がる流れも最高です。

 

ライブ中、増子さんは唾液ダラダラ、吐いた唾を顔面キャッチ(今回は失敗だったけど)。顔をガチで殴って、出てきた血を顔面に塗りたくるなど、本当に狂っていて最高でした。和田さんは凄い表情でドラムをどつき倒してるし。そんな2人をよそにMakiさんは涼しい顔で体調悪くなるレベルのベースを鳴らしている。この辺のメンバーのバランスというか、塩梅も凄く良いです。

  

最後はもちろん、空中ドラム&ガスマスクからのドラム破壊でした。増子さんや和田さんがお客さんを促しながら、お客さんの上にドラムセットを積み上げていく。大音量のノイズが垂れ流される中、お客さんの上でドラムを叩く和田さん。最初は戸惑ってるお客さんも、気がつけば大興奮&楽しそうで、その変わっていく表情が面白いです。で、その後は、ドラムセットをステージに積み上げて、増子さんと和田さんがMakiさん抱えてそのままドラムセットへ突っ込み完全破壊にて大団円となりました。

 

50分くらいのステージだったけど、完全振り切れ仕様のヤバいライブ。これを体験してしまうと、他のバンドが物足りなくなってしまう罪もある。また必ず観に行かねばと思える素晴らしいパフォーマンスでした。

 

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音が割れまくってるけど、雰囲気ということで…。

 

 

eastern youth

むちゃくちゃ久しぶり。村岡さんが加入されてから初めて観ます。これまで、ボロフェスタなどで、京都来ることもあったのに、ことごとくタイミングが合わなかった。

 

ステージ上の雰囲気は、自分が知っているeasternそのもの。メンバーが登場し、吉野さんのギターが搔き鳴らされた瞬間に「あの音だ!」と一気に時間が戻ってきたような気持ちに。それからは、真っすぐと芯が通ったバンドサウンドと歌声にずっと心が揺さぶられていました。

 

やっと聴けた村岡さんのベースは、凄いうねりを繰り出しながら、曲をグイグイ引っ張ってました。音自体も女性ならではの優しい感じもあったりで、本当に最高でした。帰りの時間があったので、フロア後ろのバーカウンター付近でゆっくり観ていたんですが、気がつけばハイボールが進み、楽しく踊ってました。初期曲もいくつか聴けて嬉しかったです。「青すぎる青」とか。泣くかと思った。

 

easternの楽曲は、涙腺を刺激するようなグッとくるメロディーが散りばめられていて、吉野さんのあの声が自分の心に刺さりまくり。そして、アンコールで演奏された「たとえばぼくが死んだら」もとても良かったです。この日、このタイミングでこの曲が聴けたことはずっと忘れないと思います。時間の関係で、ダブルアンコールは聴けなかったけど、本当に素晴らしいライブでした。

 

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DMBQeastern youthも、自分が一番音楽の衝動に駆られていた高校生のときに知ったバンド。なので、こうやって共演している様子を観ていると、あのときの気持ちが戻ってきたようで、そういうところも嬉しかったです。

 

会場を出て、渋谷の街を歩きながら、「たまには一緒にやって欲しいな」と思った夜でした。

20180715 FUDEOROSHI vol.9(URBANフェチ、ワッツーシゾンビ) /高円寺UFO CLUB

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16日に渋谷でDMBQeastern youthの2マンがあり、それを観に行くのに「近くの日程で面白いライブないかな?」って調べていたら見つけました。URBANフェチとワッツーシゾンビの2マンを。「そら行くやろ!」って思いながら、前売り予約したの前日という堕落振りですが、行って来ました。

 

東京行ってもやることないから、昼過ぎに京都を出発して、そのまま東高円寺へ。相も変わらず真っ赤な店内のUFOクラブ。ステージにはちゃんと幕があったりして、転換のときはキチンと閉まる。もちろんバーカウンターもある。その様子を見て「これが東京なのだ…」とどうでもいいことを考えているうちに10分押しでスタートしました。

 

 

ワッツーシゾンビ

前は、京都精華大で観て以来か。ライブハウスで観るのはめっちゃ久しぶりな気がしました。

 

いつものSEで登場し、1曲目「WATASI ZOMBIE」から異様なくらいのテンションでした。いきなりフルスロットルで畳み掛けてきて、開始10分くらいで汗だくになっていたり。アンリさんのジャキジャキ&ファズってるテレキャスターの響き、めっちゃアグレッシブにお客さん煽りながらジャンプしたりしてる姿。じゅげむさんのどっしりと重たい低音と客席にもガンガン突撃してくるところ。セイヤさんも1音1音がむちゃくちゃ重くて、髪を振り乱しながらドラムどついてる姿は、まるで野獣でした。

 

今回は2マンということで、持ち時間60分と長いこともあって、全体の流れがあるステージが観れたことも良かったです。前半は畳み掛けるように、中盤にちゃんと聴かせる曲を持ってきながら、後半にどかんと爆発させるような流れで、バンドの持ってる魅力を沢山の側面から見ることができたように思いました。

 

こういう、血肉から興奮するような音を出せるバンドって少ないし、本当に素晴らしいです。こうやって観れて嬉しかった。是非、次はにんにく背脂まみれのワッツーシゾンビも観たいところです。

 

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URBANフェチ

去年、ハードレインで観て以来なのか。

 

幕が開いて、中央でドカンとイントロ鳴らすメンバーの様子は本当にかっこいいですよね。そんで、耕平さんのギターが音デカすぎるしカッティングは気持ち良かった。梅子さんのベースもゴリンゴリン過ぎた。短パンさんのスネアの抜け具合も大変良かったし、あのシャープなドラミングも本当に最高です。

 

変拍子盛りだくさんなんだけど、ところどころに散りばめられた良質なメロディーが心をくすぐられてしまうのです。むちゃくちゃやってそうで、しっかりと考え抜かれた曲構成。ライブでやったときは、耕平さんの空回り気味なMCの面白さも相まって、コミカルな側面が強く出てきますが、よくよく聴いてるとしっかりとしたテクニックに裏付けされて凄く良いバンドなんだなと思うのです。

 

こちらも60分という長尺セットだったので、聴きたい曲は大体聴けたし、楽しかったです。後半の「整形」から「浮気者」の流れ、「Discommunication」から「安心してXX」の流れが特に好きだったかな。アンコールで「FUDEOROSHI」はあるだろうと思っていましたが、ダブルアンコールもあって「ハッキリしない男とハッキリしない女」まで聴けたのは嬉しいところでした。

 

なんか、タイミング合わなかったりで中々観れなかったけど、こうやって観れると「やっぱり好きだし、何度でも観たいバンドだな」と何度も思ったりするのです。

 

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むちゃくちゃ面白いツーマンでございました。

20180714 宇都宮泰、山本精一 / 難波ベアーズ

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週末の山本さんのライブだし、気になるところも多かったので行ってきました。

 

難波付近でだらだらしていたら、開場時間をゆうに過ぎてしまっていて、場内に入ってみたら沢山のお客さんで溢れかえってました。フロアは、通路になっている部分を除き、前方は椅子席、後方は立ち見という状況で、椅子は全て埋まっていたし、後方も身動きとるのが厳しいくらいお客さんがいました。次第に通路部分にもお客さんが入っていき、大変な盛況振りでした。

 

開演時間になり、宇都宮さんが出てきて、ステージ後方に置いてあるオープンリールをセッティングし始め、客席後方までテープを伸ばしていきました。そして、電源入れると、テープが動き始めました。これで、今日の様子を録音しているそうです。そして、通常のテープは前の録音を消しながら録っていくけど、これは前の録音に上乗せで録られるそう。

 

山本精一

宇都宮さんがセッティング・説明をしている間に黙々と準備をしていた山本さん。今回はエレアコ、机の上にエフェクターなどの機材。アンプはJC2台だったかな。

 

音量は抑えめな音響系のパフォーマンスでした。いつもの少し籠ったような音色やギターでメロディーを弾くといった要素はほとんどなく、ギターを発信機のように、空間に音が浮かび上がってくるような音像を作り出していました。本当に気持ち良くて…そのまま倒れ込んでしまいそうなくらい。布団があったら確実に寝てただろうな。

 

ギターの生音が余裕で聞こえるくらいの音量だったんだけど、一瞬出てきたノイズパートで耳がやられそうになりました。

 

 

宇都宮泰

実はそんなに詳しくないのです。もちろん初見。そして、ぶっ飛びました。

 

ステージ左側に宇都宮さんの機材があって、PC2台と発信機なのか、アナログな機材が机の上にセッティングされてました。そして、ステージ後方の2台のスクリーン。向かって左側はPCの画面を、右側は、セットされていたクレーンで宇都宮さんの手許を写していました。

 

基本的には、PCのNXパッドとクリックで音の波形を変化させていくスタイル。たまに機材をいじることもありましたが、ほぼPCだけだったんじゃないでしょうか。んで、途中からステージ向かって右前方に積み上げられたスピーカが回転するという展開になったり。いきなりそんなことになって、凄いびっくりしました。

 

何というか、この音、機材、映像、全てが新鮮で刺激的でした。正直、音だけだったら、絶対飽きてたと思います。ほぼ発信音だったので。それが、手許が見えることで音の変化をビジュアルで感じることができたし、回転するスピーカーや通常のスピーカーに振られた音なんかで立体的に音を体感できて、音の面白さがまた一つ広がった感じがしました。けっこう思うことがある「音ってただの空気の振動なのに、その組み合わせで感動したりするの何でだろう?」という疑問をダイレクトに体感できた気がしました。ベアーズ自体が大きな楽器になったみたいでした。

 

この後、2人のセッション?もありました。んが、あまり印象に残っていないです。さっきのクレーンで、山本さんの手許が観れた面白さはありましたが、音としては、良かったけど、2人の化学反応みたいなものはあまり感じられなかったかも。

 

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終演後、最初にセットしたオープンリールのテープを回収、切っていき、お客さんに記念に配布してました。全員が集まって繋ぎ合わせると、今日の様子が再現される…らしいです。浪漫がありますね!人が多くて、キンメさんのお茶が飲めなかったことだけが、残念ではありました。

20180701 Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O. Electric Dream Ecstasy Tour 凱旋公演 in 京都(Acid Mothers Temple、はいからはくち、カチコチ虫、DJ BABI) /京都メトロ

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Acid Mothers Templeが京都に来るってことで、行く以外の選択肢がないので行ってきました。ライブ観るのは、多分3年くらい前に津山さんが抜けたときのアシッドマザーズ祭り以来かも。そこから、ベースにWolfさんが入り、タバタさんが抜け、ジョンソンTsuさんが加入するという激動を経ての久しぶりのライブ。楽しみにしてました。

 

開場時間をちょっと過ぎた頃、場内に入ってみると、ステージにドドンと積まれているギターアンプ。マーシャルのキャビとヘッドの間にJCが挟まる川端さん仕様。勝手な意見だけど、ギターアンプやベースアンプが沢山積み上がっていると無条件で興奮してしまいます。

 

そんな感じで定刻を15分近く押して始まりました。

 

カチコチ虫

完全に初見でした。ボーカルの方が普通のサラリーマンみたいな外見なのに、むちゃくちゃ狂ってて最高でした。少し捻れたようなグルーヴと、ジャンキーなギター、色々と「ヤバい」要素多めで、そっと興奮してました。

 

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はいからはくち

こちらも初見。ボーカルさんの外見で、こちらもジャンキーな感じなのかと思いながら観てたんだけど、意外にも正統派のロックでした。奇を衒うこともなく、ストレートで熱量あるパフォーマンスでした。磔磔なんかでもやってるんだろうか?そんな印象のバンドでした。演奏も上手かったし、盛り上げ方も良くて、自然と惹かれてしまうところがありました。

 

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Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O.

冒頭に書いた感じで、かなり久しぶり&メンバー変更でどうなるかとても楽しみにしてた。川端さんのエフェクターの調子が悪かったのか、セッティングに時間がかかってしまったけど、それも何とかなりライブスタートでした。

 

1曲目は、新加入されたジョンソンTsuさんのブズーキがトラッドな雰囲気を出していて、これまでとは違ったサイケ感がある曲でした。ボーカルの伸びなんかも良くて、新しいAMTって感じがしました。2曲目では、川端さんのギター炸裂なダークでドローンな楽曲だったと思います。この辺までは、これまで自分がもっていたAMTのイメージとは少し違ったところがあり、徐々に自分のギアを合わせながら聴いていたり。

 

そして、ライブは中盤に差し掛かってきて、加速度的にコズミックサイケの彼方へと連れて行かれました。AMT独特のワンリフでどんどん盛り上がっていく感じ。そんな中、ダンサーのフェミニンさんが登場して、メンバーとの絡みや、腰を振ってお客さんをガンガンに煽ってきたりで、視覚も聴覚も恍惚の果てへ・・・。80分のステージだったんですが、永遠に観ていたい一瞬のステージでした。アンコールなんて無しで潔く大団円でございました。

 

新生?AMT。最高でした。どうしても津山さんが居た時と比べてしましますが、その当時は気持ち和物な空気感があった気がします。メンバーが変わり、フロントマンでボーカルが入ったこと、ジョンソンTsuさんの衣装やビジュアルもあってか、トラッド&洋風な雰囲気になったような印象でした。

 

全体的には、強固で疾走感溢れるリズム隊に、河端さんのギターが唸る感じ。そして、ガンガン目立つ訳ではないけど、AMTサウンドの中核である東さんのシンセサイザーテルミン。これがないと全然違ったバンドになってしまう。そんな核の部分はそのままに、新たな魅力を感じることができたステージでした。

 

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異様なくらいハードな国外ツアーの傍ら、こうやって国内でも観ることができて嬉しいです。年末のアシッドマザーズ祭りも行きたいな。

 

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20180623 ✳︎SaToA Presents✳︎ ☁️ケサクータ マーケット☁️(ayU tokiO、江本祐介(ENJOY MUSIC CLUB)) / 下北沢THREE

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この日は、下北沢THREEで行われたSaToAの自主企画に行ってきました。

 

SaToAのライブは、2月3月と新譜「スリーショット」のレコ発で観て以来で、3ヶ月振りくらい。最近の様な気もしますし、けっこう前のような気もするそれくらいの間です。共演者もレコ発ツアーで共演されていたし、個人的にも何度かライブを観たことがあるayU tokiOさん、名前は知ってて気になってたEMCの江本祐介さんと面白そうなメンツ。

 

当日はあいにくの雨模様で、何の準備もしていない自分は、下北沢駅で傘を探して奔走する体たらく。しかも、開場40分くらい前に近くまで来てしまい、何をするにも中途半端な時間で、どうにもならない気持ちで時間を過ごし、開場してから少し経って到着でした。

 

エントランスで受付を済ませ、場内へ。お昼間なのに、けっこうお客さんたちで賑わうTHREEの店内は活気に溢れてました。物販スペース近くでは、映像が流れてたり、フライヤーの部屋を再現したスペースがあったり、電飾を使った装飾もあったりで、彼女たちらしいDIYでアットホームな雰囲気がありました。

 

今回、販売されていた「夢の島」のZINEを買ったりなんかしているうちに定刻となり、イベントは始まりました。

 

江本祐介(EMC)

アコギの弾き語りでした。爽やかで透明感のある歌声がとても印象的でした。外の雨で上がっていた湿度が少し下がったような気がした。ギターの音も、アコギをマイクで拾うと、けっこうキンキンするような感じがあることあって、ちょっと苦手なんだけど、そこまででもなかったです。耳にスッと入ってくる優しい音でした。

 

友だちの家で緩く聴いているような安心感のある演奏でした。

 

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ayU tokiO

今回は、エレキギターの弾き語り。澄みきった歌声と、涙腺刺激してくるメロディーが本当に好きです。2曲目からコーラスでやなぎさわまちこさんが参加されました。そして演奏された「恋する団地」ね。バンドセットでの開放感ある演奏も大好きだけど、今回の切なくて笑顔になれるような、しっとりとしたアレンジも好きでした。他の曲たちも、ひとつひとつの音を優しく掬い上げるように響いてきて、コーラスのハーモニーもうっとりするくらい美しかったです。

 

半分くらいやったところで、ギターの音がリハーサルと違ったみたいで、確認したり。そのまま使ってるギター(ストラトキャスター)のうんちくを延々語ってるのが最高に面白かったです。収集つかなくなってたもんな。

 

歌もMCも本当に良かったな。。

 

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SaToA

冒頭にも書いた感じで、3ヶ月振りくらいでした。ライブは新譜の1曲目「青草の匂い」から。それまでの2組が弾き語りだったこともあって、バンドセットでの演奏による開放感が気持ちいいなと思ったり。2曲目の「Spuout」では、3人のハーモニーを楽しみながら、曲後半のアップテンポ部分が妙に楽しかったりでした。そのまま間髪入れずに「Trees」へとなだれ込んで、この流れもとても良かったです。幕開けって感じで。

 

ちょっとMC挟んで演奏された「夢の島」で陶酔感。「IMAASA」の微妙な不協和音ぽいギターとベースの絡み。自分的には、この2曲はサイケだと思ってて、ちょっと違ったアプローチでどちらも心地よかったです。後半は「bitter coffee」、「RIVER SOUL」、「Light」と3人各々のボーカル、コーラスを堪能させていただきました。

 

アンコール?では、SaToAがやってる「なんちゃらラジオ」の雰囲気で、ラジオのエンディングトークみたいな緩いトークから新曲やって楽しい気持ちで終わりました。この新曲は、ちょこっとロック寄りなアプローチだったかな。SaToAらしい歌声の心地よさはありながら、これまでとは若干印象が違う曲で、とても良かったです。

 

このバンドは、ドラムとベースで曲の芯をがっちり作ってて、ギターと3人のボーカル、コーラスの合わさり方で彩りを。曲をベースがグイグイ引っ張ってる構造が凄い面白いんですよね。

 

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夏はレコーディングするみたいだし、これから生まれてくるだろう新曲たちも、とても楽しみです。

20160616 <わたしたちと「わたしたち」> (佐藤幸雄とわたしたち(前説:中屋浩市 fromナスカ・カー)、 四万十川友美、Tokiyo(and summer club)、キーマカリーズとチチワシネマ) / 難波ベアーズ

この日は、知り合いでもあるキティナイフ企画に行ってきました。こうして組み合わせを見てみても凄く面白いメンツです。

 

開場時間を少し過ぎたくらいにのんきにベアーズへ。入り口で振る舞いバナナを貰うという謎の体験。今まで数百回はライブに行っていると思うけど、バナナ貰ったのは初めてでした。

 

最初の「キーマカリーズとチチワシネマ」がフロアライブってことで、入り口の向かい側に鎮座するドラムセット&アンプ。何度もベアーズに来ているけど、このロケーションで観るというのは初めてです。色々初めて尽くしの謎も多いイベント。

 

キーマカリーズとチチワシネマ

去年の全感覚祭やったか、何処かでは観たことある。

 

初期衝動という言葉も生温いくらいの衝動を感じさせてくれるパワーを秘めたステージでした。パンクやハードコアの要素をたっぷり含んだショートチューンを立て続けにぶつけてくるスタイルは好き以外の何者でもない。むちゃくちゃやってるようで、シンプルで耳に残るメロディーとかもとても良いです。フロアライブってのも大正解で、ライブ観てドキドキしたのけっこう久しぶりかもでした。

 

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四万十川友美

何と観るのは地味に初めてでした。ずっとタイミングを逃していたから、楽しみにしていた演目のひとつです。

 

アコギの弾き語りなので、特徴的な声や少しひねくれた歌い方なんかがくっきりと響いてきました。数曲演奏された後で、佐藤幸雄とわたしたちのドラムとして来られていたPOP鈴木さんがゲストで参加。四万十川さんの曲、急にやることになったカバー曲に完全即興で合わせてでのスリリングさ。違和感もありながら、意外な程にマッチしている演奏がとても刺激的でした。敢えてリズムを崩して叩いたり。

 

色々溜まってるどうしようもないものを吐き出しているような演奏で、凄い面白かったです。

 

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Tokiyo

and summer clubのTokiyoさんのソロ。エレキギターの弾き語りでした。正直、バンドはそこまで好みでないんだけど、このソロは凄い好みでした。言葉や音がじんわりと浮かんで消えていくような儚さを感じさせる場面や、ループも使いながら立体的に音が広がっていく場面もあったりで。

 

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佐藤幸雄とわたしたち

去年だったかな、山本精一さんとやってるのを観てびっくりしたのは。今回は、前説?でナスカ・カーの中屋さんがちょっと喋って、10秒くらいの超ショートスケールなノイズをやってからの演奏開始でした。

 

無駄な音色一切なしのギターに、POP鈴木さんの緩急つきまくりなドラム。そして、佐藤さんので力強い歌声。真っすぐで優しくて、晴れやかな気持ちにさせてくれる歌。無駄なものがなくて、揺さぶられて、何てかっこいいんだろうと思いながら観てました。とても幸せな60分だった。

 

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ということで、キャリアも、年代も、表現方法も各々違うけど、根っこの部分では繋がっている、そんな組み合わせでした。この組み合わせで、この順番で観たから感じるものもありました。こういう組み合わせは、やっぱり個人企画ならではの面白さだと思います。主催者の中では多分繋がっているし、全然普通なんだろうけど、他人からすると新鮮で新しいみたいな感覚。そんなことも思ったりした色んな発見もあった素晴らしいイベントでした。

 

そして、帰ってからカバンから取り出したバナナ食べながら「何でバナナ?」と謎が残ったイベントでした。

20180616 YATSUI FESTIVAL! DAY1(渋さ知らズwith小島麻由美、集団行動、おとぼけビ〜バ〜、ザ・クロマニヨンズ、人間椅子)

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東京ではあったんだけど、自分的にとても熱いメンツが多かったこともあって、行ってみました。追加出演者が発表されるにつれて、ワクワクするイベントは結構久しぶりな感じです。

 

一番手の「渋さ知らズ with 小島麻由美」が絶対観たいこともあったので、気持ち早めに会場付近へ。早めにとは言え、チケット発券も渋谷へ着いてからしたし、リストバンド交換もどこでやってるか調べておらず、適当感溢れるスタートでありました。観たバンドの感想を簡単に。

 

オープニング

渋さ知らズのためにO-EASTへ。会場内はほとんど身動き取れないくらいの満員状態で、ステージ後方でやついさんが場を暖めてました。お客さんのノリも良くて、自分の気持ちも徐々に上がっていくのがわかりました。で、開会宣言ということで、神谷明さんのアニソンなどを堪能し(これ、地味に嬉しい瞬間でした)、イベントはスタートしました。

 

 

渋さ知らズ with 小島麻由美

最初に登場しましたが、個人的には一番楽しみにしていたくらい楽しみだったアクト。小島さんの楽曲を、渋さ知らズのオケで演奏するとどうなるか、楽しみなところでした。

 

前半は、渋さ知らズの楽曲メドレーという感じ。耳に馴染みやすいメロディーと、ソロパートがギュッと濃縮されたような演奏でした。片山さんのテナーサックスがメガトン級で凄かったなー。

持ち時間の半分を過ぎても小島さんが出てくる気配がなく、ステージでは不破さんはじめ、一部のメンバーの酔いがめちゃ回ってる印象。MCによると、リハーサル終わりで10時から飲んでたみたいで、本番に遅れてくる人や、ちょいちょい中座(トイレかな)したりするメンバーがいたり。で、不破さんの酔い具合がかなりひどくて、曲や演奏に集中できなくなってくる自分がいました。

 

後半にようやく小島さんが登場。その頃には、不破さんが大分やばいことになってて、曲やろうかってときに「漢字?カタカナ?どっち?」みたいなグダグダっぷり。結局「眩暈」と「パレード」の2曲が披露されました。小島さんの佇まいや仕草、そのすべてが異常なくらいの可愛らしさと艶っぽさで感激だったんだけど、不破さんが凄い絡んでくるし、かなりやりにくそうでした。最後にやった「パレード」も、間奏部分が収集つかなくなってたし。ジャズマンってあんな感じなんだと言えばそうかもしれないんですが、正直かなりキツかったです。「with」って書かれてるくらいだから、もっと小島さんの楽曲やるのかなとも思ってたし、肩透かし感が強かった。

 

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集団行動

ずっとライブが観たいと思ったいたんですが、このタイミングでようやくみれました。1stと2ndの楽曲を良い具合に散りばめたセットだった印象でした。音源だと、そんなに体温感じないそつのないイメージがあったんですが、予想外に熱いパフォーマンスで面白かったです。真部さんが参加されているバンドは、相対性理論進行方向別通行区分Vampilliaといくつか観ていますが、ライブの真部さんは比較的淡白な印象を持っていました。が、全然違ってた。汗が飛び散る感じの熱い演奏で、こちらも意外で良かったです。西浦さんのタイトでパワフルなドラムの素晴らしかったな。そして、「真部さんの作る楽曲は、好み過ぎて最高」ということを再確認させてくれたステージでもありました。

 

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その後は、栗コーダーカルテットをチラ見したりしてました。ピタゴラスイッチのテーマ聴けたのは嬉しかったな。それから、この日の個人的メインのひとつ、おとぼけビ~バ~のライブへ。

 

おとぼけビ~バ~

最初は普通に「お、出るんやん!」くらいだったのですが、後にドラムのぽっぷさんがこの日のライブで抜けるということが発表されて、何がなんでも行かなくてはという気持ちでした。

 

前のバンドが終わって、前方には海外の方も含め、沢山のファンが詰めかけてました。セッティングのために出てきたメンバーはいつも通り。サッとセッティングして、やついフェス側が作ったSEでメンバーが登場しました。

 

この日の曲目は、ライブの定番曲+αでいつもよりも少し長めでした。順番忘れたけど、「すきすきダーリン」、「おとぼけビ~バ~のテーマ」、「ぶりっこ撲滅」、「ウルトラミラクルス~パ~サイヤサイケフェスティバル」、「愛されルーレット」、「いまさらわたしに話ってなんえ」、「ラブ・イズ・ショート」、「いけず」、「親族に紹介して」、「新曲(もうその話なんべんも聞いた

)」、「あきまへんか」、「あなたわたし抱いたあとよめのめし」とかだった気がします。

 

初めて聴いた新曲は、「何でそんな言葉が出てくるの?」って聞きたくなるようなもの&爆裂サウンドで最高でした。で、ストレートにだけいくのではなくて、ちょっとフックを効かせているところなんか本当に面白いです。

 

この日でメンバーの脱退があるからといっても特別なことはせず、普段通りのパフォーマンス。それでもやっぱり、ぽっぷさんの感情高ぶってることがはっきりと見て取れる表情を観ていると、「このメンバーでの演奏は最後なんだな」ということを改めて感じないではいられませんでした。そういう感覚は、お客さんにもしっかりと伝わっていて、「感傷的にならないようにいつも通りに」と思おうとするんだけど、それが余計に感傷的になってしまう、そんな空気が漂っていた気がしました。メンバーはもっとだったのだろうな、とも思ったり。前に押し寄せてきたお客さんの盛り上がりで、前方にある柵が倒れそうになるし(途中でスタッフ出てきて支えてた)、モッシュなんかもあったりで、感情を盛り上がりで返すお客さんは素晴らしいなと思ったりしたのでした。ぽっぷさんの表情やあっこさんの視線、広田さんの笑顔、よしえさんのどちゃくそ感やダイブ、どれも最高に輝いてました。

 

バンドのサウンドも、タイトでありながら、戦車のようにくだらないものをなぎ倒してくれる強さを持ったもので、そこに色々な感情が渦巻いていて、凄い化学反応が起こっていた気がしました。泣きながら笑うって、そんな感じでした。結構長いこと観てる気がしているんだけど、間違いなくこの日のステージが過去最高でした。本当に!

 

で、ライブ終わって、はけようとするぽっぷさんに他のメンバーがねぎらいの花束を持ってきて投げつけるように(と言うか、投げつけてた)渡してたのは、照れ隠しみたいで「らしいな~」と泣けてきました。

 

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次のライブも決まってるみたいなので、また観に行きます。シーズン2も楽しみであります!

 

という素晴らしいライブを観たあと、柴田聡子さんを観なくてはと会場に向かったんだけど、入場規制で入れずに断念。ということで、すっごい久しぶりなクロマニヨンズを観に行きました。

 

ザ・クロマニヨンズ

めっちゃ人が多かった。一番大きなハコなのに、こちらも入場規制だったという噂が。客席内は、お客さんギュウギュウ過ぎで、まともに観れそうなスペースがありませんでした。色々と頑張った結果、バースペースの入り口あたりで観てました。多分、10年振りくらいに観たと思います。はっきり覚えてるのは、1st出したときのツアーなので。

 

そんな久しぶりに観たクロマニヨンズ。ステージには何も変わらないメンバーがいました。ヒロトさんの佇まいと歌声、マーシーの立ち姿やギターを搔き鳴らすときの仕草、全部があのときのまんまだった。中学生でハイロウズにハマって、毎年6/9ロックの日)に発売される新譜を楽しみにしていた青春時代。夜中のラジオを聞きまくり、初めて行ったライブもハイロウズだった。ライブのチケットがなかなか取れず、ようやく取れてから当日を心待ちにしていた高校生の気持ちが一気に蘇ってくるような感動がありました。もちろん、バンドも変わっているんだけど、やってることの芯は全くブレずに、パンク・ロックンロールの感動がそのまま伝わってくるステージ。バンドって、ギターってこんなにカッコいいのかと優しく教えてくれるような、細かいことなんかどうでもいい、ライブ観たあとで無性に爆音で楽器を鳴らしたくなる感情だけがすべてそんなステージでした。

 

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ほんで、この日最後は人間椅子のライブへ。

 

人間椅子

リハーサルしているときはお客さん少なめで、どうなることかと思ったけど、演奏始まれば大入りでした。

 

ライブは「相克の家」から始まり、いきなりヘヴィでどす黒い人間椅子ワールドへ。和嶋さんの民謡チックなフレーズも炸裂したり、ナカジマさんのパワフル過ぎるドラムや鈴木さんのゴリゴリのベースも素晴らしい。今回はフェスということでもあり、持ち時間が40分ということなので、それほど休憩をするでもなく、本編最後の「針の山」まで畳み掛けるように次々と曲を披露してました。

 

ライブを観ていて特に感じたのは、長年真摯に音楽に取り組んできたからこそのサウンドの素晴らしさでした。ギターのザラザラした音質でありながらも、芯があって、クッキリと聴こえるところや、むっちゃ重くてゴリゴリしたベースの気持ち良さ。1音1音がズシンと響いてくるドラムの太さ。確かなテクニックとパフォーマンスでしっかりとお客さんを魅了するところなんかは、その辺のバンドでは逆立ちしても無理だと思います。本当に感動しました。

 

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という感じでございました。正直、こういうサーキット系のイベントは、入場規制の連発で、観たいバンドが観れなかったりすることが多く、あんまり好きじゃないんです。今回もそうだろうなと思っているところはあったんですが、たまたまか、入場でストレス感じることはほとんどなくて、かなり練り込まれたステージ割&タイムテーブルだったんだなと凄い関心しきりでした。

 

面白かったから、来年も行きたいイベントです。