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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

20180715 FUDEOROSHI vol.9(URBANフェチ、ワッツーシゾンビ) /高円寺UFO CLUB

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16日に渋谷でDMBQeastern youthの2マンがあり、それを観に行くのに「近くの日程で面白いライブないかな?」って調べていたら見つけました。URBANフェチとワッツーシゾンビの2マンを。「そら行くやろ!」って思いながら、前売り予約したの前日という堕落振りですが、行って来ました。

 

東京行ってもやることないから、昼過ぎに京都を出発して、そのまま東高円寺へ。相も変わらず真っ赤な店内のUFOクラブ。ステージにはちゃんと幕があったりして、転換のときはキチンと閉まる。もちろんバーカウンターもある。その様子を見て「これが東京なのだ…」とどうでもいいことを考えているうちに10分押しでスタートしました。

 

 

ワッツーシゾンビ

前は、京都精華大で観て以来か。ライブハウスで観るのはめっちゃ久しぶりな気がしました。

 

いつものSEで登場し、1曲目「WATASI ZOMBIE」から異様なくらいのテンションでした。いきなりフルスロットルで畳み掛けてきて、開始10分くらいで汗だくになっていたり。アンリさんのジャキジャキ&ファズってるテレキャスターの響き、めっちゃアグレッシブにお客さん煽りながらジャンプしたりしてる姿。じゅげむさんのどっしりと重たい低音と客席にもガンガン突撃してくるところ。セイヤさんも1音1音がむちゃくちゃ重くて、髪を振り乱しながらドラムどついてる姿は、まるで野獣でした。

 

今回は2マンということで、持ち時間60分と長いこともあって、全体の流れがあるステージが観れたことも良かったです。前半は畳み掛けるように、中盤にちゃんと聴かせる曲を持ってきながら、後半にどかんと爆発させるような流れで、バンドの持ってる魅力を沢山の側面から見ることができたように思いました。

 

こういう、血肉から興奮するような音を出せるバンドって少ないし、本当に素晴らしいです。こうやって観れて嬉しかった。是非、次はにんにく背脂まみれのワッツーシゾンビも観たいところです。

 

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URBANフェチ

去年、ハードレインで観て以来なのか。

 

幕が開いて、中央でドカンとイントロ鳴らすメンバーの様子は本当にかっこいいですよね。そんで、耕平さんのギターが音デカすぎるしカッティングは気持ち良かった。梅子さんのベースもゴリンゴリン過ぎた。短パンさんのスネアの抜け具合も大変良かったし、あのシャープなドラミングも本当に最高です。

 

変拍子盛りだくさんなんだけど、ところどころに散りばめられた良質なメロディーが心をくすぐられてしまうのです。むちゃくちゃやってそうで、しっかりと考え抜かれた曲構成。ライブでやったときは、耕平さんの空回り気味なMCの面白さも相まって、コミカルな側面が強く出てきますが、よくよく聴いてるとしっかりとしたテクニックに裏付けされて凄く良いバンドなんだなと思うのです。

 

こちらも60分という長尺セットだったので、聴きたい曲は大体聴けたし、楽しかったです。後半の「整形」から「浮気者」の流れ、「Discommunication」から「安心してXX」の流れが特に好きだったかな。アンコールで「FUDEOROSHI」はあるだろうと思っていましたが、ダブルアンコールもあって「ハッキリしない男とハッキリしない女」まで聴けたのは嬉しいところでした。

 

なんか、タイミング合わなかったりで中々観れなかったけど、こうやって観れると「やっぱり好きだし、何度でも観たいバンドだな」と何度も思ったりするのです。

 

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むちゃくちゃ面白いツーマンでございました。