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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

20180623 ✳︎SaToA Presents✳︎ ☁️ケサクータ マーケット☁️(ayU tokiO、江本祐介(ENJOY MUSIC CLUB)) / 下北沢THREE

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この日は、下北沢THREEで行われたSaToAの自主企画に行ってきました。

 

SaToAのライブは、2月3月と新譜「スリーショット」のレコ発で観て以来で、3ヶ月振りくらい。最近の様な気もしますし、けっこう前のような気もするそれくらいの間です。共演者もレコ発ツアーで共演されていたし、個人的にも何度かライブを観たことがあるayU tokiOさん、名前は知ってて気になってたEMCの江本祐介さんと面白そうなメンツ。

 

当日はあいにくの雨模様で、何の準備もしていない自分は、下北沢駅で傘を探して奔走する体たらく。しかも、開場40分くらい前に近くまで来てしまい、何をするにも中途半端な時間で、どうにもならない気持ちで時間を過ごし、開場してから少し経って到着でした。

 

エントランスで受付を済ませ、場内へ。お昼間なのに、けっこうお客さんたちで賑わうTHREEの店内は活気に溢れてました。物販スペース近くでは、映像が流れてたり、フライヤーの部屋を再現したスペースがあったり、電飾を使った装飾もあったりで、彼女たちらしいDIYでアットホームな雰囲気がありました。

 

今回、販売されていた「夢の島」のZINEを買ったりなんかしているうちに定刻となり、イベントは始まりました。

 

江本祐介(EMC)

アコギの弾き語りでした。爽やかで透明感のある歌声がとても印象的でした。外の雨で上がっていた湿度が少し下がったような気がした。ギターの音も、アコギをマイクで拾うと、けっこうキンキンするような感じがあることあって、ちょっと苦手なんだけど、そこまででもなかったです。耳にスッと入ってくる優しい音でした。

 

友だちの家で緩く聴いているような安心感のある演奏でした。

 

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ayU tokiO

今回は、エレキギターの弾き語り。澄みきった歌声と、涙腺刺激してくるメロディーが本当に好きです。2曲目からコーラスでやなぎさわまちこさんが参加されました。そして演奏された「恋する団地」ね。バンドセットでの開放感ある演奏も大好きだけど、今回の切なくて笑顔になれるような、しっとりとしたアレンジも好きでした。他の曲たちも、ひとつひとつの音を優しく掬い上げるように響いてきて、コーラスのハーモニーもうっとりするくらい美しかったです。

 

半分くらいやったところで、ギターの音がリハーサルと違ったみたいで、確認したり。そのまま使ってるギター(ストラトキャスター)のうんちくを延々語ってるのが最高に面白かったです。収集つかなくなってたもんな。

 

歌もMCも本当に良かったな。。

 

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SaToA

冒頭にも書いた感じで、3ヶ月振りくらいでした。ライブは新譜の1曲目「青草の匂い」から。それまでの2組が弾き語りだったこともあって、バンドセットでの演奏による開放感が気持ちいいなと思ったり。2曲目の「Spuout」では、3人のハーモニーを楽しみながら、曲後半のアップテンポ部分が妙に楽しかったりでした。そのまま間髪入れずに「Trees」へとなだれ込んで、この流れもとても良かったです。幕開けって感じで。

 

ちょっとMC挟んで演奏された「夢の島」で陶酔感。「IMAASA」の微妙な不協和音ぽいギターとベースの絡み。自分的には、この2曲はサイケだと思ってて、ちょっと違ったアプローチでどちらも心地よかったです。後半は「bitter coffee」、「RIVER SOUL」、「Light」と3人各々のボーカル、コーラスを堪能させていただきました。

 

アンコール?では、SaToAがやってる「なんちゃらラジオ」の雰囲気で、ラジオのエンディングトークみたいな緩いトークから新曲やって楽しい気持ちで終わりました。この新曲は、ちょこっとロック寄りなアプローチだったかな。SaToAらしい歌声の心地よさはありながら、これまでとは若干印象が違う曲で、とても良かったです。

 

このバンドは、ドラムとベースで曲の芯をがっちり作ってて、ギターと3人のボーカル、コーラスの合わさり方で彩りを。曲をベースがグイグイ引っ張ってる構造が凄い面白いんですよね。

 

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夏はレコーディングするみたいだし、これから生まれてくるだろう新曲たちも、とても楽しみです。