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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

10.23 DMBQワンマン /南船場地下一階

4月から約半年ぶりの関西でのライブ。ここ何度かは難波のベアーズでやることが多かったんですが、今回は地下一階へと場所を変えてのライブです。前からこのハコの名前は知ってたんですが、いまいち予定がかみ合わなかったりで行く機会がなく、今回が初めてでした。初めて行くライブハウスは道に迷うルールは発動されず、無事開場時間に到着。

開場時間の19時にはまだ開いてないみたいで、数人のお客さんが待ってました。僕も混じって待ってたら中からメンバーが階段上がってきて、どこかへ消えて行きました。後で戻ってきたメンバーの様子見る限りごはん買いに行ってたみたいです。

で、会場の地下一階はかなり狭かった。キャパ50〜70人くらい?のところでびっくりした。ステージはほとんど客席と地続きで、段差は10cmくらい。一番前にいましたが、あまりに距離が近すぎてあせった。

初めはパラパラとしかいなかったお客さんが開演時間近くにはびっしりになってた。そんな感じで、フラッとメンバーが出てきて始まりました。

1曲目の「She walks」まではあまり引っ張らずにさっと入ってた。目の前で松居さんがギターの歯弾きやったりくわえたり相変わらずのめちゃくちゃぶりで嬉し楽しかった。イントロが始まった瞬間「あ〜、これこれ」と爆音で聴こえるギターリフに酔いしれてた。そのままたたみかけるように何曲かやってた中に「Turtledove」が入ってたのは感激した。松居さんのギターからこの曲のリフが聴こえてきて、背筋がゾワッときた。全体に流れる軽さが好きです。

ライブ中盤、定番の「Small Hours(GoGo Evilのリフ挟み)」は途中のサイケパートでトロンとなり、タメにタメてGoGo Evilのリフへ。和田さんの調子がよかったのか、そろそろ終わりと思わせてやっぱり続くというのが何度かあって、増子さんもすごい楽しそうに笑ってた。この曲は15分くらいインプロがあって、また元に戻ってきた瞬間の高揚感が好きです。渋さとかでも感じるけど、長尺曲の大きな魅力。ただ、GoGo Evilリフが長かったせいか、増子さん腕がつったって苦しそうだった。和田さんが「ありがとう!」→お客さん「おおーっ!」って拍手で時間稼いでたんで笑った。

終盤は前からやってる短めな新曲と「Mama Song」「Are You Satisfied?」でシメ。そのままシャウトタイムへ。

増子さんのガスマスクがドンキで売ってそうなやつに変わっていて最初笑いが止まらなかった。それでもとんでもない音量で叫びまくってた。髪の毛とかで前が見えないみたいで、よろけてハイハット倒したりしてた。

そこからフロア横のソファー2つを中央に持ってきてその上で叫ぶ叫ぶ。そこからお客さんにマスク被らせて叫ばせて、増子さんはソファー2つ向かい合わせに並べてドラムセットをセッティング。フロア中央で、しかもソファーの上でドラム叩く和田シンジさん。シュールな絵だけど盛り上がるんだよな〜。で、そのまま空中ドラムへ。僕は気が付いたら左足支えてた。いつもはすぐに崩れるんだけど、今回は全然崩れずだったんで、そのままダイブして崩してました。

ラストはソファーにドラムやシンバル投げつけて終了。もう、ステージもぐちゃぐちゃになっていて、何が何だか分からない状態。ここまでやれば文句ないってくらいの大円団な空気が大好き。「アンコールはないです」って増子さん言ってたけど、ここまでしてアンコールできたら逆にすごいと思う。

音楽はねっとり、ライブは爆音、終わった後は清々しい、ほんと大好きなバンドです。最後に増子さんが「ちょっと早いけど、よいお年を」って言ってたので、今年の関西でのDMBQライブは観収めみたいです。