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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

カオスジョッキー・ファーストアルバム「1」発売記念(CHAOS JOCKEY(山本精一+茶谷雅之) 、Z PUNK(和田シンジ+石原パッチ)with西滝太、BOGULTA) /なんばベアーズ

ベアーズのスケジュール見てたらカオスジョッキーがライブするってことで行ってきました。対バンも和田シンジさんの新バンドZ PUNKと新生BOGULTAということで、こちらも期待大でした。

開演時間に合わせて会場着いたら、まだリハーサル中で少し待ちました。開場時間が遅れるのはめずらしいなと思いながら、入場。物販コーナーにカオスジョッキーのCD-Rが売っているのを発見して購入。CDのジャケットの絵がプリントされてるTシャツも欲しかったけど、諦めた。

■Z PUNK
ドラマー和田シンジさん(DMBQ、巨人ゆえにデカイ)と石原パッチさん(ex オシリペンペンズ)のユニット。今回は西滝太さん(PARA)がゲスト参加のようです。

和田さんのドラムセットが激烈だった。全面はドラムセット一式、後ろはサンプラー、極めつけはベアーズに置いてある背の高い台(?)みたいのにマイク取りつけて台を叩くと音が鳴るようになってました。さながら要塞のようだった。

西さんもPUNKだからか、少し歪んだ音を出してました。パッチさんはテナーサックスなどで応戦。

30分強ぶっ続けで演奏、完全即興ではなくて曲があるような印象でした。

とにかく和田シンジさんのドラムが圧倒的だった。自分が主体で演奏できるからか、何かから解放されたようにドラムを叩きまくってました。初めは髪を結んでましたが、いつの間にかそれも取れ、胸の少し上まで伸びた髪を乱す様子は野獣のようでした。

次あったらまた観たいな。

BOGULTA
ヨシカワショウゴさんが抜けてから初めて観ました。いったいどうなってるのか想像もできませんでした。

ベースのヨシカワショウゴさんが抜けて、ギターのワカさんが参加されて、少しカラフルなサウンドになった印象。10個ほどのエフェクターを使っていろんな音を出してました。ただ、サウンドの重さとゴリゴリ感が薄れてしまった感じはした。

何が原因かわかりませんが、サンプラーの音とメンバーそれぞれの演奏が少しかみ合ってない気がしました。

なにはともあれ、NANIさんの登場の仕方(今回は「好きさ〜♪
好きさ〜♪難波ベアーズ好きさ〜♪」とか歌いながら客席から登場)や衣装(けっこう着てるピンクのレオタードにBOGULTAタンクトップ)は変わってなかったり、演奏中にワイヤレスマイクの調子が悪くなって、マイクを交換するお約束(?)もあり安心しました。

NANIさんのドラムははちゃめちゃで好きですが、地味にポップな楽曲のセンスも好きです。

■CHAOS JOCKEY
山本精一さん、茶谷さんのユニット。茶谷さんは初めて観ましたが、見た目の印象はひょろっとした印象。全然ドラムを叩きそうではないですが、演奏が始まったらとても大きなアクションでいかつい音を出していてびっくりしました。

山本さんはアンプ4台繋いで轟音を繰り出してました。低音弦を主体とした重厚でシンプルなリフを中心にした演奏。アンプから溢れてくるジャンキーでノイジーな音が凄かったです。また、ときおりマイクに向けて「FU○K!!」と叫ぶ山本さんがキレまくってました。20分ほど演奏して山本さんがドラムセットにギターをぶつけて終わり。

終わってからの耳鳴りが凄くて、音の暴力って言葉が頭に浮かんできました。なんとなくBOREDOMSの「SUPER ROOTS 3」の進化系のような気がしました。

そういえば、最近山本さんが帽子をかぶってる姿を見ないですが、飽きたんでしょうか。