オムニパスなので1曲ずつ軽く感想を書きます。
1.THE PROCESS OF THINGS/MOND’RIEN
中世っぽいスケール感たっぷりのインスト曲。アンダーグラウンドな匂いがプンプンします。オープニングにふさわしい。
2.正しき過ち/SLUNKY SIDE
ロック!かなりノリノリのロックナンバーです。普通にかっこいい。ライブで観てみたい感じです。
3.(NO TITLE)/にせんねんもんだい
名前は知っていたんですが、あふりらんぽと一緒に知った記憶があったので、すんごいのを想像してましたが、思ったよりそんなことはなかったです。あくまで「思ったより」ですが。
一定のリズムを刻み続けるベースにチキチキ機械音みたい音が鳴って、その上をジャキジャキのギターが入ってます。そんな感じでチキチキやったら終わってしまいました。バンドなのに人間味がないところが新鮮でした。
4.名付け親/オシリペンペンズ
大好きペンペンズから1曲。録音状態がすんげー悪いです。モタコさんの声が別人みたいに聴こえた。相変わらずのペンペン節。
5.ウェイクアップ・モーニング/THE BACKDROPS
録音状態とか、ボーカルの雰囲気が昭和歌謡とか昔のロックみたいな雰囲気です。紹介文みたらそんな風に書いてたので納得。
6.blank pop!!!/おとぎ話
こっちもボーカルが昭和歌謡っぽい雰囲気を感じました。こっちの曲はかなりポップ寄り。
7.INSECTS/BOTH CHEESE
ホワホワした浮遊感たっぷりのインストです。森の中で寝てるような感じになりますが、このアルバムに収録されているせいか時間は夜ですね。
8.通り雨/ドン・パブロ
こいつも昭和歌謡的な匂いがした。
9.アキレス/割礼
サイケなスローナンバー。歌詞が暗いせいか真っ暗な中でときおりチラチラと光が見えるイメージがします。
10.LAST RACE(U.F.O. CLUB VERSION)/MARBLE SHEEP
サイケの要素を含んだハードロックでした。とりたててどうってことはなかったです。
11.白イ夜、黒イ朝(LIVE VERSION)/ヤングブギーズ
激サイケな曲。
暗い曲が多いので、決してヘビーローテーションにはなりませんが、たまに聴くにはいいかなといったアルバムです。あと、これの初回盤にはゆらゆら帝国の坂本さんの描いたステッカーが付くのですが、思ったより小さくて(縦横5センチくらい)ちょっとガックシでした。まあ、安いからこんなもんかといった感じです。