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そろそろイベンターと名乗っても良いのでしょうか?行ったライブのレポなどが書かれていると思います。あまり見られていないことをいいことに、適当な雑記を書き出しました。

20180513 内橋和久 / 大阪音凪

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この日は、アルタードステイツやUAのプロデューサーとしても知られる内橋和久さんのソロライブに行ってきました。

久しぶりに観たいなと思いながら、内橋さんのサイトを見てみると、大阪でのソロがあったので、ポンと予約したのです。

 

当日はあいにくの雨模様でしたが、アーケードのある天神橋商店街を抜けて会場へ。開場時間を少し過ぎ、お店に入りました。とても小さな店なので、どの座席にいくかは非常に悩ましい。今回は内橋さんのライブが久しぶりということもあって、前でかぶりついて観ることにしてみました。通路の一部にギターと機材、ダクソフォンが置かれていました。

 

開演時間の30分程前に外に出てた内橋さんが戻ってきて、常連さんと思われる方と談笑してた。そんで、オンタイムでスタートとなりました。今回のライブは、大きく2部構成でした。

 

第1部

アンビエントテイストな深く美しいフィードバックから、ギターで紡がれた少し奇妙なリズムへと変化していきます。個人的には、深い夜の森の中にいるような、深夜の機械工場にいるような…不思議な映像が浮かんでくるものでした。そこからちょっとだけノイズパートを挟んで、ダクソフォンを加えていく。打楽器的に扱ってリズムを作り、その後に動物の鳴き声みたいな展開から徐々にギターが浮かび上がってくる様な展開へ。ギターと言ってもシンセみたいな電子音成分多めでした。そして、最後は「ギターらしい」クリーントーンで終わり。約45分くらいの演奏でした。

 

 

第2部

15分くらいの休憩を挟んでからの第2部はダクソフォンソロからスタート。人の声みたいな音でベースを作りながら、ダクソフォンを叩いて太鼓チックな音を重ね、弓を使って弦楽器のようなアプローチも。この辺は、原住民集落の夜みたいな映像が浮かんでました。約10分の演奏。

 

次のダクソフォンソロは、打楽器的なアプローチ強めで、ノリが良くて、宴のような雰囲気がありました。15分くらいだったかな。最後は少し楽しげな感じだった気がします。前半は静かだったんですが、ダクソフォンのリズムを残しながら後半に向かうにつれてギターへシフトしていって、最後はコズミックなギターサウンドが自分の身体を貫き、第1部の始めのような展開にて終了となりました。20分くらいの演奏だったか。

 

www.youtube.com

 

 

通しでは約2時間のステージ。本当に凄かったです。使った楽器はギターとダクソフォンとエフェクター。たった1人でこんなに鮮やかで色んな音像を見せてくれるのかと唖然としてしまうくらい。ギターなんて、ギターっぽいアプローチもあったけど「それ本当にギターで出してるの?」って言いたくなるような音も飛び出しまくり。それでいて、最初から最後まで聴きやすく退屈にならなく、世界観がしっかりある演奏に脱帽でした。

 

帰り道でボーッと「内橋さんは音楽家なんやなー」と思ったりです。「この人はどんな楽器使っても(むしろ楽器じゃなくても)観客を惹き込む音楽を生み出すことができるよな」と、物販で買ったダクソフォンソロのCD見ながらしみじみ思ったのでした。