FREEDOMMUNEの後、自分は高円寺に移動していました。目的は高円寺にある古着屋さん「ガイジン」で行われている写真展
「ガールズカラー」を観に行くことでした。元MAHOΩのじゅんじゅんさんが歌っている「2014年のガールズカラー」があまりにもよすぎたために、この音源が入っている写真集が欲しくてたまらなくなったのです。
昼過ぎに高円寺駅からお店を目指して歩いていく。入念な下調べの結果、5分程度迷うくらいであっさり辿り着けた。そしてドアを開けたら目の前にじゅんじゅんさんがいらっしゃってびっくりした。なんか不思議そうな顔で「どこかでお会いしましたか?」と尋ねられました。「あ〜、2月に立誠小学校に話しかけました」と。そう、2月にya-to-iのライブ後に会場で買った新譜に岡田さんと山本さんにサインを貰ったときに近くにいらっしゃったじゅんじゅんさんと柴田さんにもサインを貰ったのです(翌月、新宿であったアンアミンの「ジャイアントパンダに乗ってみたい展」でもお姿みかけましたが…)。そんだけの接点しかないのになんとなくでも覚えていてくれて溶けそうでございました。少しお話しさせていただきましたが、声や仕草のひとつひとつがとてもやわらかくてとろけてしまいそうでした。
店内の写真に目を向けてみると、とにかく可愛いとしか言えないような素晴らしいものばかり。
壁に飾られた小物もよいし、その間にある写真がアクセントになりながらも全体的には調和が取れててよいです。
自分が可憐なうら若き乙女であれば、若しくは、可愛らしい愛娘を持つ父親だったりしたらとても目を輝かせていたことでしょう。しかし、自分は若くもないし乙女でもないし、父親どころか結婚もしていない。目を輝かせるためには年齢の壁も性別の壁も婚姻関係も乗り越えなくてはならない現実にこの瞬間ばかりはがっくり。しかも、髭を剃り忘れて微妙に無精ひげな感じになっている。とはいえ、そんな自分でも展示やお店の皆さんの持つやわらかい空気感がとても心地よくて楽しい時間が過ごせました。自分が展示を観ているときも、他のお客さんに丁寧に話しかけるじゅんじゅんさんに「ええ娘やな〜」と謎な感情が沸いたり、よくわからんことになっている自分もいた。そして、堪えきれずにじゅんじゅんさんの写真撮らせてもらったりしました。