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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

大阪国立天然大学(CD-R)、大阪国立天然大学卒業制作 /オシリペンペンズ

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以前にやった心斎橋タワーレコードのインストアライブの模様にベアーズのライブの模様を加えたビデオ。このときのライブのせいで、この人たち心斎橋タワレコ出入り禁止になったらしいです。

時間は全部で約40分で、インストアライブの間にベアーズでの模様が挿入されているという構成。正直これはちょっといただけなかった。インストアライブとベアーズの映像は完全に分けてほしかったです。他はすんごいよかった。

ビデオはタワレコの店員さんがペンペンズを紹介するところからスタート。まずエスカレーターでギターとドラムの人が降りてきました。そこから「時が来た」のイントロが始まります。で、そのあとボーカルのモタコさんが出てきますが、手に一升瓶を持って客席から客をかきわけて登場。床がすべるみたいで、ツルンと床にこけた瞬間持ってた瓶が割れました。そのあとはどっかから机を持ってきてその上で歌うわ、天井にぶらさがって歌って天井の一部破損するわ、最後は猛ダッシュで店の入り口から出て行きました。そら出入り禁止にもなるわ。ベアーズのほうも出てきた早々ハサミで自分の髪の毛切って、「髪切らんと就職できひんからな」ってアンタ最高。

パフォーマンスはそんなでおもしろいし、メチャクチャやってそうなモタコさんの合図でピタッと曲が終わるところとか案外ちゃんとしてるところも見れます。過激なライブが見たい人にはオススメです。

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たった500円で買えるし、ビデオのついでに気軽にディスクユニオンの通販で購入。このCDは1度でもライブを見たことのある人が買うべきものです。もしくはさっきのビデオと一緒に買って、まずビデオを見る。そしてこれを聴く。そうしないとCDを聴いただけでは「ただのキワモノで、なんや適当に楽器鳴らして遊んでるだけやんけ。500円の価値もないわ」とそのまま棚の奥底に埋まってしまうことになりかねません。1回映像で彼らを見たら演奏してる姿やモタコさんのパフォーマンスがが嫌でも記憶に残って、それが思い出されるので普通に聴けます。

この2つから「ペンペンズってちゃんとした歌詞を曲のフォーマットがある」と初めて知りました。前のライブでは予備知識ゼロで行ったので「ぜんぶアドリブ?」かと思ってましたが違ってました。普通にギターのリフはかっこいいし、歌詞も語り口調というか大阪弁丸出しというか独特でおもしろいです。「カレーとうんこは紙一重」っ絶対詞にはならないようなこともサラッと歌えちゃうのはさすがだなと。歌詞の内容も過激なこと言ってそうで案外そんなことないし。