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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

3.17 感染ライブ(neco眠る、ロンリー(岡山)、MASTERPEACE、HOTEL MEXICO、スズメンバ、Chinese Magician ( from dOPPO )、FLUID、odd eyes)

昨年秋に遂に復活したneco眠る。関西でのライブも何度かあったけど、タイミングが合わなくて観に行けずでした。今年1月に発表された京都でのライブ。しかも感染ライブということで、これは行くしかないと思ったわけです。16時オープンで、23時くらいまでの長丁場。お酒飲みすぎで記憶があいまいになりまくっているので、簡単に。


スズメンバ
名前をちらりと知ってるくらいで、初見。機材を見て、見覚えのあるシンセがあるなと思っていたら家口さんでした。予想外のことで嬉しかった。今回は(?)ベースがいなくて、それでなのか浮遊感たっぷりの心地よい音でした。ライブの進行もゆるゆるでとてもよかった。

この日のイベントはギャンギャンしたバンドばかりかなと思ってたので、意表をつかれました。


■FLUID
4人編成になってからは初めて。ゴリゴリのベースにエフェクティブなギターの音が凄くかっこいいです。ギターが増えて4人になったことで、音の厚みが増したし、JxCxさんがボーカルに専念できる曲もあったりでよかったです。


■ロンリー
後ろの方で人の間からチラチラ観ながら、基本音だけ聴いてました。ロックンロールやら、やたら早いハードコアな曲があったりでバリエーション豊富。でも、全体的にポップで聴きやすくまとまっているところがよかったです。


■HOTEL MEXICO
この辺から疲れが出てきてあんまり記憶がない。夢うつつの中で聴くHOTEL MEXICOの音はヤバイくらいのトリップ感がありました。


Chinese Magician ( from dOPPO )
このタイミングで弾き語り。お客さんは座ってゆっくり聴く感じでした。自分も座ってみたら激烈な睡魔が襲ってきて、9割くらい寝てしまってました。dOPPOの曲もやっていて、凄く盛り上がっていました。自分自身はまったくわからなかったので普通に聴いてた。


■MASTERPEACE
すんごい好みでした。客席はモッシュしまくりで、音はゴリゴリのハードコア。曲も変に奇をてらってなくてわかりやすい。何も考えずに聴くことができてよかったです。


neco眠る
待ちに待ったneco眠る。他のお客さんもほとんどそうだったみたいで、ステージ(というかフロア)の周りを取り囲むように人が集まってきました。セッティング中もじわりじわりと人が増えてきて、伊藤さんが立つ場所がないんじゃないかってくらい近くまで寄ってました。自分はBIOMANさん側へ。というかシンセのすぐ横で、いつでも触れそうな位置。

セッティングの様子を見ていたんだけど、森さんのとこにPCが導入されたりと変化が起きてました。そういや、ギターも前までのテレキャスターじゃなくなっていた。新しいドラムの方は20くらい?とても若そうだった。栗原ペダルさんも加入されたことをすっかり忘れていて、一瞬「あれっ?」となったり。

ライブは新しいインスト曲からスタート。最初なんでもちろん、伊藤さんは抜き。目の前がパッと広がっていくような開放的な曲。そして、見慣れたジャージに金のネックレスの伊藤さんが登場してからの「Sun City's Girl」。もうね、自然と身体が動き出して、笑顔がこぼれてきて「これですよこれ!」と何度思ったか。お客さんのテンションも上がりっぱなしで、森さんからも「ケガだけはしないように」とコメントが入るくらい。

そこから新曲を2〜3曲と既存曲では「学食のラーメン」あたりを披露。ここで演奏された新曲は、neco眠るならではのほっこりとしたメロディーにキラキラ光り輝く音色がたまらなく好きだと思いました。このバンドでしか味わえない多幸感というのができてきている気がします。

最後はもちろん「ENGAWA DE DANCEHALL」。みんな凄いテンションで、カタルシスが渦巻いていたような気がします。楽しすぎて、あっという間でした。

新しいドラムさんは岡本さんとは違って、「ヤンチャなドラム」という印象だった。新曲も今までとは違った音色で、新境地に入っていったことを感じさせるものでした。

●サウンドクラウドにアップされている新曲のライブ音源(期間限定?)
https://soundcloud.com/neconemuru/at-liquidroom


■odd eyes
さっきのneco眠るで燃え尽きた感があったので正直帰ろうかとも思ったけど、セッティングが短くてライブが始まったので観ることにしました。

まあ、何と言うか盛り上がりが半端なかったです。その盛り上がり方もneco眠るのときの笑顔で踊るようなノリとは全然違っていて、ワーワー騒ぐようなノリ。メンバーのテンションもとても高くて、演奏が進んでいくにつれて少しずつステージがめちゃくちゃになっていく。結局本編は最後の曲の途中でドラムセットが崩壊して終わるという天晴れな幕引き。当然、アンコールもあり、せっかくセッティングし直したドラムセットもまためちゃくちゃになってました。

楽しいです!


全部で7時間くらいの長丁場のイベントでしたが、感染ライブ特有の高揚感と出演者がよかったせいか、そんなに長いと感じさせないのはさすがだと思いました。やっとneco眠るも観れて本当に嬉しかったです。