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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

5.29NOISE MAY-DAY2010(MASONNA、SOLMANIA、JOJO広重、蒸発都市、Sarry)

たまにはノイズで耳をきれいにしないとということで、急遽行くことにしました。MASONNAJOJO広重さんといった何回も観た方も楽しみでしたが、なんか凄いとの噂のSOLMANIAが一番楽しみでした。

過去2回ほど行った限り、ほぼ満員状態が予想されたので開場時間ちょっと過ぎに到着。この時点ではあまり人もおらず、無事最前列を確保。ステージに7台ほどのアンプがひしめきあっていて期待が高まります。物販付近にJOJO広重さんがいらっしゃって、広重さんの本を直接買いたいなと思ったりしましたが、勇気がなくできなかったです。本自体は帰りに買いました。

ベアーズのイベントは20分〜30分押しが当たり前ですが(もうなんとも思わなくなった。むしろこれがベアーズの魅力のような気がする)、
この日はほぼ定刻にスタート。

■蒸発都市
若い男の人のギターソロ。とにかく荒々しいノイズで、本人も暴れまくってた。開始5分ほどでギターの弦を切ってしまったり、初めてマイク向かって叫んだときにマイクのコードが抜けっちゃったりとトラブルが多かった気がしますが、とてもよかったです。

■Sarry
女性ボーカルと男性ベースの2人組。初めて観た時は、持ち時間が長すぎたせいか、あまりいい印象がなかったけど、この日はよかったです。前半はドローンとしたノンビートな展開で、けっこうツボに入って目をつぶって浸っていたら、後半のノイジーな展開で目が覚めました。

こういう音楽は自分のテンションに大きく左右されますが、こういうのが聴きたい気分になることはあるので、たまに観たいかも。

JOJO広重
さっとセッティングしてふらりと始まりました。もうのっけから大変な音でした。この人の音が自分のノイズスタンダートです。ギターの弦が切れてしまったり鬼気迫るパフォーマンスでした。


■SOLMANIA
ときかく機材の量が半端ないです。2人でエフェクター30個くらい使ってた?2人ともなんとも形容しがたい改造ギターを使っていて、5台のアンプからありえないノイズが放出されてました。高音、低音どちらも音圧が凄くてブラックアウトしそうになった。30分ほどのライブでしたが、あと3倍くらいは観たかった。

MASONNA
目の前で準備してる様子を見ながらわくわくしてた。準備が終わり、マゾさんは一旦楽屋へ退がり、数分後出てきました。じっと客席をにらみ、叫び、轟音ノイズが放出されたと思ったらステージの上で暴れまわり、モニターの上へ。「うわー!」っと思ってたら、暴れまくるマゾさんの体当たりをくらい「うっ」となってる内に去って行きました。時間にすると40秒くらいだと思います。今までで一番短かった。

時間は短かったけど、ずっと気を張っていたから終わったあと心臓バクバクしてめっちゃ疲れました。また必ず観ないといけないなと感じた。


こんなコアなイベントを毎年やってるベアーズに乾杯!って感じ。関西に住んでてほんとよかったって思える。

ノイズミュージックは最初はとっつきにくかったけど、聴き出すと面白いし、ずっと轟音聴いてると体中の細胞が掃除されてく感覚がして軽やかな気分になる気がします。