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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命、DOOR /銀杏ボーイズ

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GOING STEADYの峯田さんが中心になって結成されたバンド。ゴイステは高校のとき初めて聴いて衝撃を受けたんだけど、聴けば聴けほどブルーハーツっぽさが見えてきてけっこうすぐに飽きてしまったんですね。でも、マザーホールであった怒髪天企画「ナニワブロッサム(だったと思う。このときにメンツが怒髪天オイスカ、ゴイステ、ビークルという4バンドで、今思えばすごいいいメンツだった。)」の対バンとして出たライブを観て、獣のようなハチャメチャ感がおもしろくて「このままどんどん獣のような感じでいけばいいぞ」と思ってたら、本当にそんな感じになったので、僕的には大注目の存在でした。

で、獣のようにギャーギャーいってるアルバムを期待してアルバムを買ったわけですが、ちょっと「・・・」な感じ。どちらも始めはもう「音程って何?」ってくらいメチャメチャな感じで「よしよし、いいぞ」とか思ってたんですが、後半にゆったりとしたフォークな曲があってちょっと意外でした。いい曲なんだけど、ちょっと肩すかしくらった感じ。あと、ゴイステ時代の曲が6曲くらい収録されてるんですが、その中で「もしも君が泣くならば」がまた収録されてるのはどうかと。曲順見たとき「アンタ。この曲今まで出した全部のアルバムに収録してるやんか・・・」と軽いツッコミが瞬間的に出てきました。「駆け抜けて青春」はライブで聴いてすごい聴きたかったんだけど、CD持ってなかったので単純にうれしかった。YUKIさんのコーラスもハマッてたし。

とはいえ、このむき出し具合はすごい。僕が中学、高校のときにこれを聴いていたら大変なことになってただろうなと思います。今の中高生とかに人気があるのがよくわかる。もう、ほんとに青春。「あの娘が好きだ!」とか「現実なんか見るもんか!」ってなところが青春。

アルバム2枚全編に渡って青春を感じることができます。