1989年結成。増子真二 (Vo. Guitar)、松居徹 (Guitar)、吉村由加 (Dr)、渡邊龍一 (Bass)からなる4人組のロックバンド。正式名称はDynamaite Masters Blues Quartetといい、結成当初のメンバーの好きな単語を1つずつ持ち寄って決めたそうです。ただ、最近は長くてめんどくさいので「DMBQ」でいってるみたい。
ライブでは、昔の機材をそのまま使った圧倒的な音圧。客の上を歩いたり、ドラムセットにダイブしたりといった激しくパフォーマンスは必見です。また、ワンマンのときは1時間くらいの長尺曲もやって、サイケな世界に連れて行ってくれます。あと、チカラの抜けたMCがすごく面白いですよ。
リーダーの増子さんは機材やサブカルチャーへの知識がすさまじく、net-flyer等などいくつか連載を持ってます。どれもすごくおもしろく、“こんな世界もあるんだなぁ”と感心させられます。
あと、彼らは変名バンド「トン平&ビショップ」(音源は廃盤。頼むから再発して!)。増子さんとよっちゃんのガレージブルースバンド「ハイドロ・グル」というのをやってます。
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知ったきっかけは「JINNI」を出したころの雑誌の記事でした。
アー写の増子さんを見て「なんじゃ!?このマッシュルームカットでヘンテコな人は!」と驚き、使用機材を見て「なんじゃ!?このリンゴ型のギターは!」と2度驚きました。
みんな知れば知るほどおもしろいキャラで大好きです。
CDとライブではかなり違ったアプローチをしてるし、ライブDVDとか出して欲しいなあ。絶対買うのに。
【ディスコグラフィ+一言コメント】
「FABLE OF THINNERLEMON」
40分1曲のアルバム。トラック数は10くらいありますが、全部つながっていて1曲です。これから入るのはちょっとオススメできません。僕は買ってから、聴けるようになるまで時間がかかりました。
「I Know your sweet」
ライブでおなじみ「shoot me」が収録されています。実は僕、持ってません。
「JINNI」
ライブの定番曲「Equipment」、「Mama Song」、「Boom〓run Rock」収録。ライブ定番曲や20分以上の長い曲があり、バランスとれてます。
「ANNULAR MUSIC」
「グルーヴ」がとても強調されたアルバム。「Halation」めっちゃ重い。最近ライブでここの曲あんまりやらないなぁ。
「Phalanges」
「S.S.S.」のトリップ感がよい。「口笛のバラード」では新しい一面も見れます。
「DMBQ」
エイベックスからのデビューアルバム。「Small Hours」、「Ohh!Baby」といったライブ定番曲収録。E(means Eternal)のワンリフで押す強烈なグルーヴ感はすごいですよ。このころから歌ものへの興味がうかがえます。実際に雑誌でもそう言ってたし。
「THE COLD ONE」
「歌」を強調したアルバム。ライブでは何が起こるかわからない「Milk & Sugar」収録。
「DMBQ vs HYSTERIC GLAMOUR」
感想はこちらを見てください。
あと、リミックスアルバム1枚。オムニパスいろいろ。現在廃盤のものも何枚かあります。