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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

12.23 渚にて 〜ワンマン・コンサート /難波ベアーズ

行ってきました、渚にてのワンマンコンサート。

この日のライブは12時開場の12時半スタートという昼間のライブ。ベアーズでは少し前からこういったお昼間のライブがちょこちょこと行われていますね。「経営がヤバイから本数こなさないと」ってことなのか、単純に「いろいろやってみよう」ってことかはよくわからないけど、いい流れだと思います。

お昼ごはんを食べてから、ベアーズへ向かう。空が明るく、人通りも多い感じがいつもと違って新鮮でした。で、会場へ到着すると入り口の階段からはみ出るくらいの人が待っていました。明るい空の下で暗いベアーズに入るために並んでいる人という画がちょっぴり可笑しかった。

そんな状況だから、中に入ってもぎゅうぎゅう。身動きとることもつらいくらいでした。自分は前から3〜4列目くらいだったので、ステージがほとんど見えずです。

開演時間を20分ほど過ぎた13時前、いつもの鉄扉が「ゴウン!」と音をたてて柴山さんが登場。落ち着かない様子でセッティングをされています。少し後でドラムの竹田さん、ベースの山田さんが出てきました。演奏が始まるも、メンバーはチラチラしか見えないし、ちょっと窮屈な感じがあって、いまいち入り込めない。

3曲ほど演奏した後でしょうか、柴山さんからの提案で、前列のお客さんは座ることに。「どこまで座るかはお任せします」という柴山さんの言葉にニヤリとしてしまった。自分も床に座ってライブを観ました。メンバーがよく見えるし、集中できそう。

より音に集中して聴くようになると、なんだかとってもき気持ちのいい音で、どんどんと自分のいる場所がわからなくなってくる。誰もいない浜辺で海の向こうをじっと見ている…そんな映像がぼんやりと浮かんでいた。そして気が付けば本編が終わっていました。アンコールももちろんかかり、1曲されていました。

1時間強のワンマンライブが終わり、暗いベアーズの店内から外に出てまぶしい太陽の光りを浴びたとき、「この中で体験したことは本当だったんだろうか。白昼夢でも見ていたんじゃないだろうか」と妙な感覚に陥りました。

新曲もたくさん(半分以上)やってくれたようだし、活発とは言わないまでも、それなりに活動してくれることを期待したいです。そして、またライブに行きたいです。