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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

1.15 WAI WAI CLUB(進行方向別通行区分、ねごと、N'夙川BOYS、司会: 杉作J太郎&劔樹人(男の墓場プロダクション)) /代官山UNIT

今年初めてのライブにして今年一番のハードスケジュールっぽい工程でした。土曜の夜にバスで東京へ向かって、日曜は東京で泊り、月曜朝一の新幹線で京都へ行きそのまま出社。スギムさんがやってるみたいなのでできるかなと思ったけど、ほんとにきつかった。

夜行バスはVIPライナーがお気に入りなので、今回も同じで。ダラダラしてたら発車時間ギリギリでいきなり焦った。バスの中はやっぱり快適で、シートもフルで倒せるし、ブランケットもあったりで熟睡できた。それでもどこかダルさが残ってしまうのはバスの限界かもしれない。

東京に着いてからは新宿のネカフェで仮眠を取るつもりが、『夜王』を読みふけってしまい昼前に。そこからディスクユニオン、高円寺の円盤とCDショップばかり行っていた。ディスクユニオン本館1階の世界のサイケが集まったコーナーがとても気になりました。手持ちに余裕があったら何枚か買ってしまってたな。

そんな感じで時間を過ごして、開場時間少し前に代官山UNITへ。代官山の街は駅前からオシャレな雰囲気を醸し出していてびっくりしつつも感激した。初めて行くライブハウスは迷うのが常ですが、ほとんど迷わずに辿り着けました。会場前は開場待ちの人が山のようにいて「さすがソールドアウトの公演やな〜」と関心した。

地下への階段があって、その途中で進行方向別通行区分の物販を買うためのおそろしい長さの列ができていたので自分も並ぶ。これはなんとかゲット。フロアは地下3階くらいの場所で、ライブハウスというよりホールという感じだった。なかもとても綺麗だし「やっぱ代官山はライブハウスからして違うでぇ」と思った。

開演時間になり、司会の杉作J太郎&劔樹人さんが登場。ステージの上ではなく、客席端のスクリーンのところでお話し。始めは普通の話でも次第に下ネタになっていた。けっこうすべっていたと思う。

■N'夙川BOYS
今年初めのライブがこのバンドでよかった。マーヤさんは言葉、動き全部がロックンロール。リンダさんは可愛い。特に喋ったりすることはないけど、衣装が圧倒的インパクトなシンノスケさん。みんなに華があってそれがうまく溶け合ってキラキラしたバンドマジックが生まれてるのだと思う。

1発目のバンドなのに客席にドラム持ち込んで叩いたり、ダイブしたり(これはいつものこと)、めちゃくちゃで楽しかったー!持ち曲も増えたみたいです。


■ねごと
ファンになって1年越しくらいでようやく観れた。沙田さんの低めに構えたギターから出る青白い音がとても心地よかった。とても冷たい宇宙空間に浮かんでてふわっと自分の周りに暖かさを感じる…うまいこと書けないけどそんな音だった気がします。

蒼山さんの声が少し出てないなと思う瞬間もあったけど、『カロン』、『ループ』を生で聴けてとても満足だった。


ずっと転換のタイミングで司会のトークがあったんですが、この頃にはもうほとんど誰も聞いてなかったように思います。ステージ上じゃないってのがつらいところだと思う。

進行方向別通行区分
ベースのTENGUこと橋本アンソニーさんが今決まっているライブで抜けることになったからか、たくさんの人が前につめかけていたし、ノリもよかった。前の名古屋は最前列真ん中でのんきに観れたのに、今回は真ん中前から3列目くらいでけっこうもみくちゃだった。地元だからか?

このライブは丸々1本ノーカットでYoutubeにあがっているので、それに沿ってチラッと感想書くと。

1曲目でアンソニーさんのベースストラップがとれてスタッフが頑張って修復。でもやっぱりとれたりで、地味にてんやわんや。

3:00〜の『恋泥棒サム』が聴けてよかった。切なげなメロディーなのにアスファルトにビールをあげよう。

9:00〜の『ちょこっと結婚』でいきなり新マベダンスが披露されて、それがダサすぎて爆笑。このカメラアングルだとわからないけど、終始無表情でやってた。

14:30〜の『池袋崩壊』でのギターソロは鳥肌立った。

23:55〜『独身ボクシング』が聴けてよかったわ〜。イントロがとても好きです。

26:15〜『大塚娘』で謎のコマゴメコール。笑顔でコマゴメ!コマゴメ!言うお客の謎さ。曲が終わってからも止まないという…。

28:50〜のハケ。

34:00〜『梅を吸いすぎた男』でのマベダンス。ちょっと大人しめだったかな。このダンスはスタッフ泣かせだよな。

40:35〜『理論武装』ではアンソニーさんのスラップが炸裂しまくりかっこいい。間奏で田中さんがマイクスタンド倒してしまうくらいあがってた。

47:35〜『バイバイ名古屋県』は名古屋のライブではやらずに東京でやるところにニヤリとしてしまう。そらそうですよね。

1:03:30〜ハケでやっぱり扇組んで中盤と同じようにアンソニーさん担いで去って行った。

このバンドは演奏能力もあるし、曲のセンスも素晴らしい、歌詞もクセになる。けど、トータルで見ると何かおかしい。それを確信犯的にやってるところが凄いと思います。東京まで来たかいありました。

アンソニーさんが抜けてどうなっていくのかわからないけど、また観たい。別のベーシストだったらちょっと嫌だなという気持ちもあるけど、進行のライブを観たい気持ちもあって複雑です。

この後泊るホテルに戻った自分はコントみたいな出来事に遭い、ちょっと会社に遅刻しました。そして体力も気力も使い果たし、風邪ひきました。