この日の京都は異常に暑かった。立ってるだけで汗が吹き出てくる。行く途中に京都のタワレコに寄ってZUINOSINのアルバムを買う。もうヘビーローテーション確定です。
家を出る時間を間違えてしまったので、タワレコ出た時点で1時45分。京大までは30分くらいかかる。開演時間は2時。確実に遅れる。しかも、何故かペンペンズがトップの予感がする。これはヤバイかも。
頑張って走って2時15分くらいに到着。どうやらまだ始まってないみたい。端のほうにモタコさん発見。西部講堂前に広場に木製の簡易ステージがあり、パラパラと人が集まってました。汗ダラダラでタイムテーブルを見るとやっぱりペンペンズがトップでした。危なかった。
この日ステージが西の方角に設置されていて、昼間だったこともあり、かなり眩しかったです。また、おもいっきり日なたなので、ライブが終わるとみんな木陰に避難して、始まったらステージに集まる、というのを繰り返していて、その様子がおもしろかったです。
で、着いてから少したって、おもむろにスタート。
モタコさんいきなり客の間を走り抜けて、広場の入り口の柱の上によじ登ってます。お客さん拍手。この後ろは普通の歩道なので、たまたま通りかかった人は何事かと思ったでしょう。で、演奏が始まり、モタコさんもステージに帰ってきました。やっぱりこの人はすごいです。オーラが出てる。
あと、今回印象的だったのはキララさんのギター。ジャキジャキで、あのフレーズは独特です。かなり激しく演奏してたので、2、3曲やったところで弦が切れてしまいました。その間を埋めるべく、モタコさんは「いいちこ」を頭からかぶったり、鼻歌を歌ってました。この後少しの間、めっちゃ酒臭かったです。
たぶん、30〜40分くらいやっていて、かなり長いことやってくれました。
□music start against young assault
木陰で休んでいると、なにやらうるさい音が聴こえてきたので、ステージに行ってみると、ベースとドラムの2人組がハードコアっぽい曲をやってました。よく見たらドラムの人はチャイナさんでした。全然知らんかったからすごくびっくりした。
全体的には、激しかったな、という印象です。
クラブっぽい感じで趣味じゃないので、端で休んでました。
□ヨガタイランド
アングラな音楽かと思ったら、ディスコ調のポップスでした。この暑いなか、毛皮のコートを着てるメンバーがいて、見てて汗が吹き出てきた。最後のいきなり楽器を破壊しだしたのもよくわかりませんでした。今まで全然そんな気配なかったので。
ボロフェスタとかで、何故か3回くらい観たことのあるリミエキ。歪んだギターに屈折したポップという感じでそこそこ好きです。ベースの女の人が小柄ながらパワフルでした。
□rubyorla
クラブっぽい感じで趣味じゃないので、端で休んでました。
名前はよく聞いていて、なんとなく歪んだギターでアングラな感じかと思ってました。しかし、実際は全然違っていて、打ち込みのリズムに鍵盤ハーモニカの音色が心地いい良質なポップ(?)を聴かせてくれる人たちで、日も沈みかけてきたこの時間に聴くにはぴったりでした。が、なんか酔っ払った人(たぶん)がステージ上のハーモニカのマイクスタンドを振り回したりしちゃうという「それだけはやっちゃいかんだろ!」という行為をしてしまい、がっくり。一応演奏する瞬間は楽器にマイクを向けてたんだけど、酔ってるせいか位置が安定しなくて、音が聴こえにくいし、今にも演奏者に倒れかかりそうで、気になって集中して聴けませんでした。ちょっといただけなかった。
私服で準備をしてたので「NANIさんはこのバンドでは私服で演奏するのかな」を思ってたら、やっぱり着替えて客席から登場しました。で、1曲目が終わったときに上の服は脱いでました。
このバンドほんとすごかったです。基本はパンクなんだけど、原爆みたいなシンプルなのじゃなくて、技巧派がやるパンクといった感じ。ギターの人はエフェクターやワウペダルを多用して幅広い音色を作り出し、ベースはボトムをガッチリキープ。NANIさんのドラムもZUINOSINみたくキメキメじゃなくて、わりかしストレートでした。動きはかなり派手で、左足でハイハット踏むのになんでそんな足上げんねんとか心のなかでつっこんでました。
このあと、トリのゆーきゃんがあったんですが、で満足したので帰りました。