もう1週間か。先週末の土曜日、自分が主催したイベント「TONES vol.2」が終了しました。出演いただいたSaToAの皆さま、ミラーボールズのお2人、数えきれないの皆さまに仙石彬人さん、そして素敵なBGMを用意していただきましたDJクリオネさん、ありがとうございました。そして、いろんなイベントがある中でこのイベントを選んでいただいたお客様、本当にありがとうございます。
SaToA
SaToAはやっぱり素晴らしかった。眩しい程にキラキラと輝いた音と個性的な3人のコーラスワークの美しさといったらなかったです。そして、メロディーが身体に沁み渡るようにスッと入ってくるところも大好きです。女性特有の可愛らしさや優しさ、その向こうにある1本しっかりと芯の通った強さのようなものも感じられて本当にいいバンドだなと思いました。初めて生で聴けた「ためいき」はしっとりと会場の雰囲気にとてもマッチしていて良かったです。後半の「TEGAMI」から「TREES」は鳥肌ものでした。
これからは、しばらくバンドでのライブはお休みして、音源制作に入るみたいで、そんなタイミングのライブに出ていただけて感激でした。
そんなSaToAの次に出演されたミラーボールズ。京都では4年振りのライブ。アコギ2本とボーカルというシンプルな編成ですが、1曲目のイントロからそれまでの空気が一変してミラーボールズの世界ができていたところで震えました。ここから演奏が終了するまで、ずっとステージに釘付けでした。
恵子さんの歌声と真二さんの淡々としながらも熱いパフォーマンス。ステージのお2人を観ていると、一緒にデュオを組んでいた2人が夫婦になり、お父さんとお母さんになった…。そんな変化を経たからこその関係性が見えてきました。演奏中の近いような遠いような何とも言えない距離感。でも、ステージから聴こえてくるのは2人でひとつのようなばっちり息のあった演奏。そんな姿がとても綺麗でした。自分の人生でこんな素敵な関係になれる人はいるんだろうか…。そんなことをふいに思ってしまったり。じっと聴き入ってくれたお客さんが多かったように見えて、そこも嬉しかったです。
MCでの「北斗の拳」のくだりは最高でした。そんなところも含めて素晴らしくて、けっこう泣きそうになっていたりしました。感情をぐわんぐわんに掻き乱されてしまいました。「ジミー」が生で聴けて感激したな〜。
数えきれない+仙石彬人
そして、最後に演奏していただいた数えきれない。今回はTIME PAINTINGで仙石彬人さんも一緒のステージでした。数えきれないのちょっとストレンジでいて、とびきりポップな楽曲と仙石さんのまるで生きているような映像。幻想的でいながら、どこか無邪気な感覚があるのは、この2組が混ざったときならでは。ライブ中、ずっと心奪われていました。こちらもSaToA同様、メンバー3人の美しいコーラスワークが魅力ですが、別の魅力がありました。ちょっと可愛らしさが多めにあったかも。で、順番に歌っていったりするところなんかは、やっぱり面白いです。「数」とか歌詞もちょっと変わっていたり、聴いているとサイケな気分になったりと引き出しがとても多い。「足音バスにのる」のトリップ感と切ない感じとか本当に素晴らしかったです。
(映像がちょっと古いのしかないね…)
で、外してはいけないのが、DJクリオネさんこと、じゅんじゅんさんによるBGM。MAHOΩやya-to-iのボーカルやいろんな展示やモデルと様々な活動をされていますが、クリオネ名義の音源もすごく可愛らしくて大好きです。
そんな感じでやってみたこのイベント、思っていたよりもたくさんの方にお越し頂けて本当に嬉しかったです。惜しむべくは、ついつい飲み過ぎて、自分がずっとフワフワしていたしていたことかな。だから、せっかく来てくれたお知り合いともあまりお話できず…。適度に酔って、もっともっと気持ちよく観ていたかったかもしれません。何はともあれ、なんとか無事にできて良かったです。
ここから先は自分の話を書きたいだけなので、読みたい人だけ…。