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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

2.22 THEロック大臣ズ 「KIDS ONLY」レコ発企画 "友達でいようね!"(THEロック大臣ズ、THE VOTTONES、おとぼけビ~バ~、B玉etc) /二条GROWLY

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この日はTHEロック大臣ズのレコ発に行ってきました。同じ日に蒼月書房で山本精一さんの弾き語りライブもあって、気にはなっていたけど、開演が遅めなのと大阪で次の日考えてこちらにしました。
 
イベント自体はお昼からやっていたんだけど、前日遅くまで仕事をしていたので夕方まで爆睡。お目当てだったおとぼけビ〜バ〜のちょっと前に着く感じで起きて支度してました。ホントにギリギリまで寝てて、起きてから1時間後にはライブハウスでライブを観ている…な状況でした。
 
会場のGROWLYは初めての場所。仕事で近くはよく通っていたけど、こんなところにライブハウスがあるなんて知らなんだ。今回のイベントは1階のライブハウスと2階にあるスタジオの2ヶ所で交互に行われる形式でした。最初にフロアでピアノガールをチラ見してから、上のスタジオへ移動です。
 
感想は観たバンドをちょこっとだけ。
 
 
おとぼけビ〜バ〜
ほぼ生音でのスタジオライブ。狭いスタジオに集まってくる人。演者から15cmくらいの異様に近い距離で観るライブ。音はめちゃめちゃで、環境としてはかなりきついものがありましたが、狭い空間にメンバーの熱量とお客さんの熱量が渦巻いていました。後半、よしえさんは客席突入からお客さんに担がれながらギターを弾いていたりと、半ばヤケクソ気味なテンションで面白かったです。
 
セットリストもちょっと変化球で、いつも最後にやっていた「ウルトラミラクルス~パ~サイヤサイケフェスティバル」をちょっと前に持ってきたりしていて、珍しい流れでした。その後にやった「新曲(あきまへんか?)」も聴くたびに洗練されていってとてもよかったです。独特の言葉遣いと途中のキメがいちいちカッコよくて好き。
 
みんなの熱気が濃縮された楽しいライブでした。毎回こういうのはキツいですが、たまにはこういうめっちゃかめっちゃかなライブもいいですね。
 
 
ソンソン弁当箱
名前はずっと知っていましたが、初めて観ました。
 
音の作りがニューウェーブやポストパンクっぽい感じ。下のライブハウスでの演奏だったのですが、ここの壁はコンクリート打ちっぱなしみたいで、ギターの高音がぼやけ気味に聴こえたのは少し残念でした。けど、曲はわかりやすくてノリもよかったので楽しめました。
 
 
 
 
 
この後は上のスタジオでガリザベンさんを観ようと思ったけど、いっぱいで断念してぼんやりとしてた。
 
 
B玉
名前はしつこいくらいに何度も見ていました。タイミングが合わなくて観れなかったけど、ようやく観れた。
 
予想はしていたけど、もの凄いテンションでした。音もめっちゃ重たかったし、スピード感もある。この辺はボトムを支えるセイヤさんのドラムが大きいかな、と思いました。曲もハードコアで暴れ回るようなものから、心を締めつけるようなものまで多彩で飽きなかった。何より、メンバーがめっちゃ楽しそうだったのが伝わってくるところがよかったです。
 
 
 
 
 
全然知らなかったけど、凄い好みのバンドでした。ビザールギターにベースが印象的なガレージロック。どこか泥臭さを感じさせるような演奏で、ライブが終わる頃には完全に引き込まれていました。
 
 
 
 
 
その次の笹口騒音ハーモニカは、お客さんが座ってまったり観るスタイルでした。前半はかなり上滑り。大体いつもこんなスタイルなんやろか。とても生温い空気がずっと流れてました。が、最後にやってた曲は素晴らしかったです。
 
 
THE VOTTONES
ずっと観てみたかったバンドのひとつ。上のスタジオのトリでした。
 
汗臭さを感じる演奏に…実際に汗臭かったですが。すし詰めのスタジオ内で繰り広げられるしっちゃかめっちゃかな30分くらい。音とかではなくて、生き様を見せつけられるようなライブに一気に心持って行かれました。本当に楽しそうにライブを観ているお客さんの姿も印象的で、愛されてるバンドなんだろうな。ライブの面白さや楽しさが詰まった素晴らしいパフォーマンスでした。
 
 
 
 
 
THEロック大臣ズ
去年、ベアーズで観て以来2回目かな。
 
ストレートで真っすぐに突き刺さってくる歌詞と演奏が気持ちよかったです。観ていても全然嫌みやひねくれたものがなくて、純粋に「いい音楽だな〜」と思えるところがいいなと思いました。会場に着いてからずっと飲んでいた自分は大分酔っていて、ほわ〜と観ていたので、細かい事は頭に入って来なくて、ほわ〜といい音楽に触れられた喜びに浸りながら観ていました。
 
 
 
 
 
長丁場のイベントだったんだけど、ほぼオンタイムで押す事なく進んでいたし、交互に演奏だったから、観たいものがちゃんと観れたのはよかったです。何より、各アクトそれぞれ魅力的で楽しいイベントでした。