θ

企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

4.9 チャイナ追悼イヴェント −FROG MEETING−(少年ナイフ / DMBQ / PARA / limited express (has gone?) / ゆーきゃん / のん / 山本精一 / ほか) /京都大学西部講堂

昨年の11月、DMBQのアメリカツアーの途中で交通事故で亡くなったチャイナさんの追悼イベント。

このサイトでも事前にタイムテーブルを載せたりしてたくせに、よく確認せずに「西部講堂は近隣の住人とかの関係で21時までが限界だろう」と思い込んでいて、会場で確認したら23時近くまでやるみたいでびっくりしました。最後まで観てたら電車が危なそうなので、DMBQが終わった20時過ぎに帰ってしまいました。できれば山本精一さんが観たかった。

ステージは西部講堂の中のみだったので、転換がちょっと辛かったです。1バンド30分くらいしかないから、しょっちゅう転換してる気がしました。でも、1回15分くらいだったので、かなりスムーズにいってたと思いますけど。講堂の外の広場はイスや売店があったりして、ダラダラできました。何バンドか終わって講堂の外に出てみたら、NANIさんがいたりしてびっくりしました。普通に増子さんと喋ってた。そんな感じで目当てだったULTRA BIDE、少年ナイフDMBQの感想でも。時間が短かったからあっさりと。

ULTRA BIDE
やっぱカッコいいです。曲はすごいプリミティブで、「デデデデデデデデ…」ってルートが多かったりするんですが、だからこそ、音が動くとかなり気持ちいい。あとは、パフォーマンスがなんというか長年やってきたからこそでる堂々としたオーラみたいなのがあって、さすがだと思いました。このバンドはまた観たい。

少年ナイフ
普通にいい曲が多くて好きです。「モニターに足を乗せる動きや演奏がどこかぎこちないところが魅力的だなぁ」と勝手に思ってました。歌の題材も「スパムメール」とか「輪ゴム」とか、小さいことを歌ってるのもいい。前の方で若い人たちがめっちゃ盛り上がっていてホントに楽しそうにしてたのを見て「音楽っていいなあ」とか思ってみたり。

DMBQ
まずはセットリスト

1.She Walks
2.Mama Song
3.Nowhere
4.Small Hours(間にGo Go Evilのリフ)
5.Are You Satisfide?

セットシェンジの時間の問題かフルセットではなく、会場備え付けの機材でやってました。

増子さんはサイケななんとも形容しがたい服で、いったいどこで買ったの?指数が高かったです。松居さん、龍一さんは普段通り。龍一さんのライト付きメガネも健在でした。で、もう1人の「シンジ」、和田シンジさんは貴族とかが着てそうな手首とかがフリフリになってる服にほぼビキニに近いパンツというある意味おなじみの格好。

ライブ自体は、やはり和田シンジさん加入でメチャメチャ度がアップしてた。なんか曲がグニャグニャしてました。なんかリズムがよれてるような感じでいてキメではきっちり合わせてきたり、というかドラムがリズムを刻んでない?刻んでる?よくわかりませんでした。まあ、グニャグニャって感じ。

最後「Are You Satisfide?」の後でドラム解体とかが始まるのかとちょっと期待したけど、なし。ノイズマスクもなしでかなりあっさり終わりました。ちょっと「Go Go Evil」のリフで即興的にやったくらい。やはり時間がもう少しあれば…というところでしょうか。

チャイナさんの追悼イベントってことだけど、どのバンドもそれほどそのことには触れなくて、普通にライブしてたのはよかったと思います。あんまり言うと……ね。