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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

雑記10.12

入院生活も2週間くらい。大部屋だが、隣のスペースは、3日くらい入院から退院。その日の夕方には次の患者が入院して…、というサイクルが続いておる。自分は勝手に車椅子だが、生活している。

 

1日のスケジュールがほとんどなくて、いつの間にか加入していた「アマゾンプライムビデオ」で延々動画を観まくる日々である。困ったことに、サイコパスやサイコホラー系が好きで、午前中に目星をつけて、夜の病院で寝る前に観ている。あとは、クッキングパパスラムダンクを観ていたが、多すぎて途中で止めた。

 

あとは、車椅子で効率よくスピードを出すにはどうすればよいかなどの研究も行っているが、あまり成果はない。もう少しコーナリングが楽になればいいんだけど。

 

最近は、延々数学者のエピソードなどをずっと漁っていたり。

 

world-fusigi.net

 

 

布袋寅泰さんの「Merry-Go-Round」の動画の中でどのアレンジが一番好きかとずっと観てたりしてた。結局これが一番好きだった。

 

 

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という生活であります。

 

決まった時間に3食出るし、規則正しい生活ではあるが、単調である。できそうなことでちょくちょく動きつつあるが、どうなるかな。あと半月くらいはこの生活かなー!

雑記10.1

入院生活6日目くらい。隣の人も大体いなくなってしまった。

 

一昨日に左足の手術を受け、なんやかんやで2日程が経過。手術は局部麻酔で、腰に注射するんだけど、注射の痛さよりも、薬が脊椎か血管にグッと押し込められる感触がわかって、それが気持ち悪かったです。麻酔の効きが悪かったようで、手術代でグリングリン身体の角度を変えられたり、酔いそうでした。そのあとは、何かの薬で意識飛ばされて、起きたら終わってました。

 

手術の最初は音楽聴いててもよいとのことだったので、適当に選んだのがSxOxBでした。看護師さんに「何聴いているんですか?」と聞かれて、非常に説明しにくかった。ひとりべビメタ好きな方がいたので「もっとうるさいかも…」とだけ。結局は自分の脈拍がピッピッて鳴るのをテクノっぽく聴いてました。

 

術後は足が腫れて地獄みたいに痛かった。その日の夜は鎮痛剤入れてもらって、多少はマシなときもあったけど、ずっと足中を針で刺されれるみたいでした。今は、痛みもほとんどなってます。で、暇つぶしにアマゾンプライムビデオで観だした「クッキングパパ」が全然終わる気配がないです。既に80話を超え、もう意地と惰性のみで観ている感じ。あとはネットしてるか、スマホロマサガ2してるかです。

 

 

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動画は偶然何かのきっかけでしった、変態ジャンクハードコアなバンド「An Albatross」です。複雑すぎる曲展開と、アホ丸出しのボーカルさんのパフォーマンス、意外にキャッチーなところもある自分好みのバンド。今は活動してるんやろか。

雑記9.28

入院生活3日目。曜日や天候の感覚がさっぱりなくなっておる。

 

今日やったことも、「明日の手術に関する説明を聞いて、同意書にサインをする」。だけであった。それ以外の時間は昨日に引き続き延々アマゾンプライムビデオでクッキングパパの動画を観ていた。10話分くらいかと思いながら観ていたら、すでにエピソード41だ。いつまで続くのか…。止めればよいのだが、ついつい観続けてしまっている。あとは、お見舞いに来てくれた友達2人、友達子ども(3歳手前)と遊んだりしていた。このお子様に「ほらほら!骨折した足の包帯を取り換える瞬間やで!これは珍しいで!!」と興味を惹こうしたのに、じゃがりこに夢中でほぼ無視だったのが今日のハイライトでした。

 

そんな入院生活ですが、両足骨折につき、最初、自分ではトイレにも行けない状況でした。が、上半身無事ゆえの車椅子アスレチックで自分ひとりでトイレくらいは行けるようになったり、包帯巻かれる範囲が少しだけど少なくなったり、自分のベッド回りを工夫して快適に過ごせるようにしたりと、いろいろ進歩や楽しみもあるので、ほどほどは面白かったりします(基本、ヒマですが)。

 

明日は、手術らしいので、可能なら轟音でノイズ聴きながら手術台で寝たいかな。

 

 

soundcloud.com

 

ボディペイントで有名なチョーヒカルさんと、お友達のセキグチさんでやってるネットラジオ番組。話のテンポや内容が面白くて、めっちゃ聴いています。

雑記9.27

入院2日目。

 

入院生活があまりにも暇なんで、記録がてら雑記でも書こうかない、と。

にしても、お事故はびっくりでしたな。左が光ったと思ったら、世界がスローモーションで、身体が宙に舞って「頭が溝にでも突っ込むのかな?」とか思ったら道に倒れていたね。タクシーに吹っ飛ばされていたよね。

 

意識ははっきりしていて、起き上がって運転手さんが「大丈夫ですか!?」と声をかけてきて、自分が吹っ飛んだことを認識したり。左ひじが擦ってるな~、とか左足が痛いな~、とか思ったけど、大したことないかなと思ったり。一応、救急車で運ばれて(俺の救急車バージンはここで失われた)、病院へ。CTとレントゲン撮って、「頭や内臓は何もない。でも、左足骨折してると思うよ」とのこと。右足はジンジンするくらいだったから、とりあえず、応急処置はしてもらい、松葉杖借りてその日は家に帰ることに。が、右足痛くて松葉着杖つくことができなかったのでそのまま入院へ。改めてレントゲンみたら「右足も折れてるかも。ゴメンゴメン」とのこと。「おお!マジっすか!?」とそのまま病室運ばれて寝ました。

 

というのが、週末(25日)の深夜。自分の救急車バージンと入院バージンがここで使われるとは…。主治医の先生の話では、手術して経過見てで3週間は入院だろうとのこと「タバコは吸っていいですか?」、「止めといたほうがいいよ」という喫煙者にとっての死刑宣告も受けながら、2日目にしてヒマしています。

 

ぶっ飛ばされたときに、たまたまノートパソコンやWi-Fi機器、充電器系を持っており、全部無事だったので、大分暇つぶしはできているのですが、ヒマです。職場の方が来てくれたり、初日に友達が来てくれたりで、とても嬉しいのです。が、それ以外はすることがなく、今日はアマゾンプライムビデオで延々「クッキング・パパ」を観ていました。というか、今も観ています。

 

そして、もうすぐ消灯らしいですよ。

 

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動画と本文は全く関係ないです。

ただ好きな曲です。

9.24 JUKE JOINT TOUR2016(KING BROTHERS、TADZIO、COUNT PHANTOM、folk enough) /栄Partyz

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西宮の狂犬、キングブラザーズが主催する極力音響のチカラを頼らずに開催されるライブイベント「JUKE JOINT」。今回も各所のメンツもとても良くて、非常に興味深いものでした。その中でも、名古屋のメンツが個人的に飛び抜けていたのと、週末だったことから名古屋公演に参加してみました。
 
会場となるParty'zは初めての場所。GoogleMap先生の案内が微妙で、かなり迷ってしまいましたが、なんとか到着。地下への階段を下りて、受付を済ませる。手前側はロビーみたいな感じで、物販があったり、お客さんたちが楽しそうにお話ししたり。で、ガラス張りの壁の向こうがライブフロア。かなり狭い&天井が低くて圧迫感がある。けど、それがライブハウスっぽくて好印象でした。ステージ上にはカウントファントムの機材があり、フロア端の区切られたスペースにはfolk enoughの機材が並べられています。フロアライブなのか、これは期待感しかないです。と、そんなこと思っているうちに開演となりました。
 
 
folk enough
観るのは昔のボロフェスタ西部講堂時代)以来なので、何年ぶりになるのか…。メンバーはかなり替わったのかな。どうしてもドラムの女性の印象が強くて、そこは替わってなくて、ちょっと安心だったり。
 
なんというか、このバンドは緩さと緊張感のバランスが本当に素晴らしい。そして、各パートの間みたいなものも独特で、カッコいいな~ってずっと観てました。今回は生音だってこともあって、ドラムのちょっとした音の強弱なんかもリアルに伝わってきたし、さっき書いたような間やアイコンタクト、そういった生々しいものがこのバンドのヤバさをストレートに伝えてくれた気がしました。
 
ライブの後半で、ベースの方が手を振り回したときに照明の目隠しがぶっ飛んで、すっごく明るくなったアクシデントも、もともとあった演習のように楽しめたし、そこでテンション上がるお客さんも間違いないなって思える瞬間でした。
 
 
 
 
COUNT PHANTOM
なんか聴き慣れないイントロからのスタート。新曲でした。複雑な楽曲展開や、休符の挟み込み方にプログレっぽいものを感じながらも、全体で聴くと非常にポップでキャッチーな楽曲になっているところがやっぱり凄い。ロックミュージックが持ってるキラキラしたものがすべて詰まってるようで、のっけから「最高やな!」と再確認させられました。3曲目にも新曲があって、こちらはポップ要素強めで、むっちゃキャッチーでやっぱり最高でした。サビの歌詞やメロディーが反則的。
 
そして、既存曲もアンプやドラムの音そのままで、各パートの音がぼやけることなく、くっきりと聴こえてきた印象です。イマイさんのベースのうねり方が半端なかったし、ミズウチさんのファズも恐ろしいくらい。アツミさんのドラムも切れ味抜群で、良かったな。いつもは楽器の音に埋もれがちなメンバーのボーカルもしっかり聴こえ、前に出てきていて、そこも良かったです。このバンドは歌詞が面白いものが多いからしっかり聴きたかったりします。
 
相変わらず、MCなしの25分くらいのライブでしたが、観るたびに確実に良くなっているバンドってやっぱりいいですね。
 
 
 
 
 
TADZIO
突然の活動休止発表があって、個人的にはすんごい残念すぎる女性2人組のハードコア・ポップデュオ。今回はフロア中央に2人向かい合うかたちで機材をセットしてのフロアライブでした。ベアーズでもこの形式のライブを観たことがありますが、このバンドはこういうジャンキーなシチュエーションが非常に良く合います。
 
セッティングに時間がかかったみたいだったけど、いつもの仮面をつけたお2人が登場し、爆音のギター・ドラムが場内に鳴り響く。「もっと前来いよー!」という煽りに反応してお客さんもジワジワと前のほうへ。気が付けば自分はドラムギリギリのところまで来ていました。
 
多分、40分くらいだったかな。いつも通り、MCなんてなしでひたすらに曲を演奏し続ける。「Pig」で仮面をふっ飛ばす。後半でパート入れ替えがあったりと、大枠の流れは同じなんだけど、やっぱり興奮してしまう。長めではあったんだけど、あっという間に終わった印象でした。活動休止するというのに、いつも通りのライブで、なんだか安心しました。休止は残念だけど、TADZIOらしいなって。
 
美しい女性2人が「ビッチ!!」や「ファッキュー!!」連呼しながら強烈なガレージサウンド演奏してる姿は本当にヤバい。また、どぎついことを言ってるんだけど、声が可愛らしいから、そこまでどぎつく聞こえないところも、とても好きです。曲もそれぞれしっかりしたリフがあって、非常に聴きやすくてかっこいいんですよね。
 
また、ほどほどの時期に活動再開して欲しいです。
 
 
 
 
 
入口あたりで談笑していたら、ライブが始まりました。前半は新曲があったり、後半に「Big Boss」、「マッハクラブ」で締めだったかな。時間の関係か、トリだけど本編30分くらいのライブでした。
 
会場の天井がめっちゃ低いことを逆手にとって、「天井まで届かせろ」って感じの煽りでお客さんの上を泳ぐマーヤさん。生音やし、正直デカさという意味での迫力はあんまりなのですが、アンプから出てる音は何だか音に芯がある気がして、その音を聞いていると、ステージからまき散らされるギターやドラムの音が何倍の大きさにもなって聴こえてくる不思議。これは面白い体験でした。
 
短い時間だからこその嵐のようなライブ、最高でした!アンコールでは、ドラムもフロアに持ってきて、ガチのフロアライブ。こちらも最高やったです!
 
 
 
 
 
どのバンドもマイクを使ったのはボーカルくらいで、他の楽器はアンプ直の音で展開されたこのイベント。だからこそのフロアライブとか、自由度の高さもあって、むちゃくちゃ臨場感ある凄いイベントでした。是非とも定期的に実施して欲しいな~!今回ので、一気にはまってしまいました。

9.22 Phew /京都「外」

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京都に活動拠点を移した空間現代が、その京都にオープンしたスペース「外」。8月にメトロで行われたプレイベントで空間現代を初めて観てとても衝撃的だったこともあり、どんな場所かなという気持ちと、Phewさんのライブってことで行ってみました。
 
 
 
開場時間を少し過ぎた頃に到着。とてもシックで落ち着いた外観。受付を済ませ、少し長めの通路を抜けると、物販やドリンクが販売してあるコーナー、そして右手は客席フロアとステージ。中の壁はコンクリート打ちっぱなし。天井は低く、フロアもそんなに広くなく(キャパ50人くらい?)、1階だけど、地下の秘密基地感がとてもありました。凄く面白い空間だな、というのが第一印象でした。
 
椅子に座ってのんびりと開演待ち。時間になると、たくさんの人が訪れていて、ここの注目度の高さも感じたり。5分押しでライブスタートでした。
 
 
第1部
ステージ後ろの扉からPhewさんが出てきて、そのまま始まりました。30分くらいの演奏で、ノイズ成分多め。リズムがなく、発信音みたいな音がずっと鳴りながら、後半にリバーブかかった声のパフォーマンス。前半は本当にダークなノイズっぽいアプローチで、どんどん暗闇の中に閉じ込められてたような感覚になっていたのですが、後半は少し明るいところも。でも、Phewさんの声がかなり怖くて、内から出る狂気を感じるような演奏でした。
 
 
 
第2部
休憩を挟んでだいたい50分くらいのパフォーマンス。こちらはこれまでのライブでも観た事あるような電子音やリズムマシンのトラックに少し歌が入る構成でした。新譜の曲がメインなんだろうけど、ぶっ続けでされているから、全体でひとつの曲のように聴こえる。いろんな音がコラージュされたように折り重なり、くっついては離れる…。そんな感じでした。
 
Phewさんのソロでは、そういったコラージュされた音の浮き沈みを聴きながら、最後の「子供のように」へと流れて終わる…というのが定番だったかなと思っていたのですが、今回はそこから新曲へと繋がっていく新しい構成で新鮮でした。最初、演奏前に「できたばかりの新曲やります。多分失敗します」というようなことをおっしゃっていたけど、多分、失敗してた。そこでちょっとはにかむような仕草が可愛らしくて良かったです。そんな感じでライブは終了。アンコールはなしでした。アンコールは必要ない。
 
ノイズ、ちょっとチープでシンプルなリズムトラック、温かな鍵盤の音、それらが組合わさり、どこにもないこの方だけの音楽になっているところが素晴らしいです。狂気や優しさ、いろんな感情が入り混じった素晴らしい演奏でした。Phewさんの歌声は、とても芯の通っていて、Phewさんが歌うと、どんなトラックでも「Phewさんの歌」になるところが本当に好きです。
 
 
 
 
 
そんなこんなで終わってみれば22時前。時間も時間だったので、足早に会場をあとにして、家路につきました。
 
というような、とても面白いライブがあった空間「外」。場所は京都市左京区の錦林車庫前すぐ。この辺りはホホホ座なんかも近くで、面白い場所ではあると思うんだけど、いかんせん、京都の中心部からはかなり離れています。しかも、電車だと、最寄り駅(京阪の神宮丸太町)から徒歩だとたぶん20〜30分くらいはかかるから、遠方からの人はバスになるでしょう。
 
自分は京都の西の方に住んでいて、最初、自転車で行こうかと思ったのですが、見事に雨。なんでバスで行きました。阪急で河原町まで出て、四条河原町のバス停から5系統で。
 
 
 
夜だし、そんなに道も混んでなくてバスで20分くらいだったかな。他にも錦林車庫前に行くバスはあるみたいです。阪急の人はこの流れで行くのがよいのかも。バス代230円やったし。京阪の人は神宮丸太町からバスがあるのでしょう、調べてないけどあるのでしょう、多分。んで、京都のバスは渋滞多めで時間が読めないから、ちょっと早めに行くのがいいかも。
 
帰りも、思ったより遅くまでバスは出ているので、なんとか大丈夫でした。バス停まで1分かからないので、22時終わりだったら何本かあります。
 
 
でも、京都在住としては自転車で行きたいところ。西京区の自分の家からだと、1時間くらいはかかるだろうけど…。いつかフラフラしがてら実現しよかと思ったりです。
 

9.17 ベッド・イン、赤犬、UNDERHAIRZ、佐伯誠之助 /味園ユニバース

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赤犬の久々ライブ。ベッド・インも出るのか。場所は…味園ユニバース!?行くやろ!ということで行ってきました。
 
家でノンビリしていたので、着いたのは開演20分前くらいか。中に入ると、フロア後方は椅子がびっちり並んでいて、キャバレー感満載。ケバケバしい照明も、ここでしかないような独特の雰囲気で最高でした。で、オンタイムでイベントスタートです。
 
 
ステージでのスタンバイが完了し、ちょっと待ちの時間が。会場でかかってる明菜の歌を口ずさんでるグッチさんがおもろい。ほんで、演奏スタート。いつものジングルから、ナイトサパーズの面々が登場してきて一気にボルテージがあがる会場のお客さんたち。このジングルはライブが始まるワクワク感があって、気持ち分かりすぎる。そして、キラキラ衣装のタカ・タカアキさんも出てきて1曲目スタート。昭和のミドルエイジアイドルっぽい楽曲でした。演奏のクオリティが無駄なくらい高いから、ノリノリになれてしまうのですよ。
 
2曲目はおなじみ「タカアキのズンドコ節」。キレキレのホーン隊の演奏にチョッピーさんのカッティングが冴え渡り、踊りまくりのフロア。3曲目は「デラノーチェ北浜」。こちらも定番なんだけど、ナイトサパーズの面々がフロアにやってきて、お客さんとチークダンスって展開へ。「キャー!」って感じにもなりながら、しっかり一緒に踊ってるお客さんもさすがです。見えなかったけど、ロビンさんお相手はやっぱり男性だったんでしょうか。
 
ここでタカアキさんは衣装チェンジのために一旦舞台袖へ。その間はナイトサパーズの3人が場を盛り上げていました。「サパーズの部屋」ってことで、お便りコーナーとテッペイさんのカクテルを楽しむコーナー。うん、ジングルも最後の歌もエセ臭くて最高。場内も笑いが起きまくりで、本当に楽しい。
 
ここからは後半戦へ。次はナイトサパーズの衣装チェンジで、その間に赤犬の楽器隊(キーボード、ベース、ギター、パーカッション)で1曲。BOOWYとか、そういう頃のバンドサウンドを再現したようなサウンド。無駄に高い完成度がいろいろ最高です。そこから、壮大な3分ロックオペラ「ア・モーレ」、そして「アンドロメダ大将軍」と続き。「酔わせてよ神戸」で大団円。この曲の盛り上がりは感動的ですらありました。
 
そんな感じの60分。たっぷり演奏で大満足でした。このバンドは曲間のちょっとしたMCも凄く楽しいので、ライブ観たことない人は是非観て欲しいです。ちょっとでも波長が合えば、どんどん惹き込まれて行くこと間違いないです…と書きながらも、次のライブが観たくなってきてる。
 
 
 
 
 
UNDERHAIRZ
初めて観ました。2MCにDJの3人組。凄かったです。めっちゃノリのいいトラック、盛り上げ方も上手い。が、歌詞のほとんどが下ネタ。ヒップホップを中心としたトラックに合わせて放たれるゲスい言葉の嵐。こういうのも女性ならではよな。男性がやってたら、ただの変質者や。
 
言葉のインパクトにびっくりしたけど、トラックはかなり凝ってて、面白かったです。
 
 
 
 
 
佐伯誠之助
すっごい久しぶりに観ました。こちらも下ネタ多め…ってか下ネタしかない。ギターのボディくり抜いて、そこに突っ込んだリズムマシーンやサンプラー。出て来る言葉はほぼすべて「チ○ポ」や「マ○コ」といったもの。めっちゃノリのいいトラックに合わせて繰り出されるそういう言葉。これを笑顔で観ながら踊ってるお客さん。最高でしょう。前観たときよりも、トラックメイキングが凝っていて、テクノミュージックとして聴けたところは面白かったです。
 
 
 
 
 
2ヶ月くらい前に西浦ナイトで観て以来か。セッティングでちゃんまいさんが出てきて歓声があったり、人気度の高さに驚かされる。
 
1曲目は「GOLDの快感」から。メンバーの凄い華のあるパフォーマンス。演奏も歌もむちゃくちゃ上手くて、のっけから盛り上がりが凄かったです。そのあとも「GIVE ME! ~哀・してる~」とか、それっぽい楽曲が続いて、踊りながら扇子振ってるお客さんの楽しそうなことよ。そして、MCの上品な下ネタやバブルジョークね。声のトーンや言葉選びのセンスが最高で、笑いが絶えない素晴らしさでした。このバンドではこれが欠かせません。ちょっとギターにトラブルがあって、復旧に頑張ってたスタッフを「便利クン」って言ってたり、アドリブも面白かったです。
 
後半は生着替えタイムもあったりで、ナイトサパーズとタカアキさんが目隠し持ってたり。ちゃんとスケベな男子を演じながら、それぞれのキャラを出してた皆さんに関心したり。ビキニに着替えた後は、ラストスパートって感じで「C調び~なす!」ともう1曲。「C調び~なす!」はめっちゃ好きな曲なんで、このタイミングでやってくれて嬉しかったです。
 
ほんで、アンコールならぬ「マ○コール」にも応えてくれて「♂ x ♀ x ポーカーゲーム」を演奏してくれました。
 
ベッド・インの曲って、AメロBメロサビの構成が分かりやすくて、メロディーもキャッチー。ちゃんまいさんのギターもめっちゃヘビィで芯の通った音で、楽曲の強度が凄いです。MCや世界観もまったく隙がなくて、変に恥ずかしがることもなく、突き抜けた魅力がありました。そういうところも人を惹き付けるところなんかなー、と思ったり。全部が感動的なくらい素晴らしかったです。
 
 
 
 
 
という感じで、イベント終了。地味に終始ずっとオンタイムで進行していたところもありがたかったです。他では違和感しかないようなメンツだけど、全体的に凄くバランスの取れてたメンツで、新しく知った人たちもいたりで、本当に楽しいイベントでした。