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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

9.17 ベッド・イン、赤犬、UNDERHAIRZ、佐伯誠之助 /味園ユニバース

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赤犬の久々ライブ。ベッド・インも出るのか。場所は…味園ユニバース!?行くやろ!ということで行ってきました。
 
家でノンビリしていたので、着いたのは開演20分前くらいか。中に入ると、フロア後方は椅子がびっちり並んでいて、キャバレー感満載。ケバケバしい照明も、ここでしかないような独特の雰囲気で最高でした。で、オンタイムでイベントスタートです。
 
 
ステージでのスタンバイが完了し、ちょっと待ちの時間が。会場でかかってる明菜の歌を口ずさんでるグッチさんがおもろい。ほんで、演奏スタート。いつものジングルから、ナイトサパーズの面々が登場してきて一気にボルテージがあがる会場のお客さんたち。このジングルはライブが始まるワクワク感があって、気持ち分かりすぎる。そして、キラキラ衣装のタカ・タカアキさんも出てきて1曲目スタート。昭和のミドルエイジアイドルっぽい楽曲でした。演奏のクオリティが無駄なくらい高いから、ノリノリになれてしまうのですよ。
 
2曲目はおなじみ「タカアキのズンドコ節」。キレキレのホーン隊の演奏にチョッピーさんのカッティングが冴え渡り、踊りまくりのフロア。3曲目は「デラノーチェ北浜」。こちらも定番なんだけど、ナイトサパーズの面々がフロアにやってきて、お客さんとチークダンスって展開へ。「キャー!」って感じにもなりながら、しっかり一緒に踊ってるお客さんもさすがです。見えなかったけど、ロビンさんお相手はやっぱり男性だったんでしょうか。
 
ここでタカアキさんは衣装チェンジのために一旦舞台袖へ。その間はナイトサパーズの3人が場を盛り上げていました。「サパーズの部屋」ってことで、お便りコーナーとテッペイさんのカクテルを楽しむコーナー。うん、ジングルも最後の歌もエセ臭くて最高。場内も笑いが起きまくりで、本当に楽しい。
 
ここからは後半戦へ。次はナイトサパーズの衣装チェンジで、その間に赤犬の楽器隊(キーボード、ベース、ギター、パーカッション)で1曲。BOOWYとか、そういう頃のバンドサウンドを再現したようなサウンド。無駄に高い完成度がいろいろ最高です。そこから、壮大な3分ロックオペラ「ア・モーレ」、そして「アンドロメダ大将軍」と続き。「酔わせてよ神戸」で大団円。この曲の盛り上がりは感動的ですらありました。
 
そんな感じの60分。たっぷり演奏で大満足でした。このバンドは曲間のちょっとしたMCも凄く楽しいので、ライブ観たことない人は是非観て欲しいです。ちょっとでも波長が合えば、どんどん惹き込まれて行くこと間違いないです…と書きながらも、次のライブが観たくなってきてる。
 
 
 
 
 
UNDERHAIRZ
初めて観ました。2MCにDJの3人組。凄かったです。めっちゃノリのいいトラック、盛り上げ方も上手い。が、歌詞のほとんどが下ネタ。ヒップホップを中心としたトラックに合わせて放たれるゲスい言葉の嵐。こういうのも女性ならではよな。男性がやってたら、ただの変質者や。
 
言葉のインパクトにびっくりしたけど、トラックはかなり凝ってて、面白かったです。
 
 
 
 
 
佐伯誠之助
すっごい久しぶりに観ました。こちらも下ネタ多め…ってか下ネタしかない。ギターのボディくり抜いて、そこに突っ込んだリズムマシーンやサンプラー。出て来る言葉はほぼすべて「チ○ポ」や「マ○コ」といったもの。めっちゃノリのいいトラックに合わせて繰り出されるそういう言葉。これを笑顔で観ながら踊ってるお客さん。最高でしょう。前観たときよりも、トラックメイキングが凝っていて、テクノミュージックとして聴けたところは面白かったです。
 
 
 
 
 
2ヶ月くらい前に西浦ナイトで観て以来か。セッティングでちゃんまいさんが出てきて歓声があったり、人気度の高さに驚かされる。
 
1曲目は「GOLDの快感」から。メンバーの凄い華のあるパフォーマンス。演奏も歌もむちゃくちゃ上手くて、のっけから盛り上がりが凄かったです。そのあとも「GIVE ME! ~哀・してる~」とか、それっぽい楽曲が続いて、踊りながら扇子振ってるお客さんの楽しそうなことよ。そして、MCの上品な下ネタやバブルジョークね。声のトーンや言葉選びのセンスが最高で、笑いが絶えない素晴らしさでした。このバンドではこれが欠かせません。ちょっとギターにトラブルがあって、復旧に頑張ってたスタッフを「便利クン」って言ってたり、アドリブも面白かったです。
 
後半は生着替えタイムもあったりで、ナイトサパーズとタカアキさんが目隠し持ってたり。ちゃんとスケベな男子を演じながら、それぞれのキャラを出してた皆さんに関心したり。ビキニに着替えた後は、ラストスパートって感じで「C調び~なす!」ともう1曲。「C調び~なす!」はめっちゃ好きな曲なんで、このタイミングでやってくれて嬉しかったです。
 
ほんで、アンコールならぬ「マ○コール」にも応えてくれて「♂ x ♀ x ポーカーゲーム」を演奏してくれました。
 
ベッド・インの曲って、AメロBメロサビの構成が分かりやすくて、メロディーもキャッチー。ちゃんまいさんのギターもめっちゃヘビィで芯の通った音で、楽曲の強度が凄いです。MCや世界観もまったく隙がなくて、変に恥ずかしがることもなく、突き抜けた魅力がありました。そういうところも人を惹き付けるところなんかなー、と思ったり。全部が感動的なくらい素晴らしかったです。
 
 
 
 
 
という感じで、イベント終了。地味に終始ずっとオンタイムで進行していたところもありがたかったです。他では違和感しかないようなメンツだけど、全体的に凄くバランスの取れてたメンツで、新しく知った人たちもいたりで、本当に楽しいイベントでした。