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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

雑記12.29

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恐らく、今年最後の更新でございます。
明日、明後日は東京行くので。
 
ここ数年、ライブに行く本数が増えたことに反比例してブログの更新頻度が落ちるというわかりやすい状況になっています。単純に時間がありません。時間はあるはずなのですが、大体寝ています。
 
ということで、例年恒例になりつつありますが、今年行ったライブの本数を数えてみました。明日あさってもカウントしてます。
 
1月:9本
2月:5本
3月:6本
4月:10本
5月:6本
6月:6本
7月:14本
8月:10本
9月:12本
10月:4本
11月:9本
12月:12本
 
の合計103本でした。6月に自分が企画したイベントも入れてます。9月後半に交通事故で1ヶ月入院していた割にはけっこう行ってますな。前半は控えめ、夏に荒ぶって、秋に事故って、冬に取り戻す…という感じなのか。今年は遠征も多かったので、お金は去年以上にかかっているかもしれません。
 
誰のライブにどれだけ行ったかはカウントしてないけど、今年も山本精一さんとおとぼけビ〜バ〜が多かったと思います。おとぼけビ〜バ〜は、彼女たちがやったライブの9割くらいは行ってるかもしれません。正直自分でも「キモいな〜」というくらい行ってる。会場は今年もベアーズとアバンギルドが多かったやろなー。こちらもカウントしてないけど。
 
来年は本数減らし気味でいきたいと思っています。その分、遠出する回数を増やしたいなー、と思ったり。いろんな地方に行ってみたいのと、その土地のバンドというものを観てみたいのです。その一環というか、1月は初めて福岡行きます。こちらのバンドを観るために。
 
 
 
 
 
今年も1本だけど、企画イベントができて良かったです。アバンギルドという大好きな場所でミラーボールズ、SaToA、数えきれない、仙石彬人さんという組み合わせでできたというのも手前味噌ですが、面白かったと思います。特にミラーボールズは、復活後初めての関西が自分の企画で本当に嬉しかった。
 
で、来年も4月中旬にすることが決まっているはずです。勢いで2本。しかも2週連続で。片方は詳細もほぼ決まってる。もう片方はぼちぼち。決まってる方は「1月の下旬にでも告知できたらなー」と思ってます。自分らしくてめちゃんこレアで面白い組み合わせだと思っているので、よかったら来て欲しい。
 
ということで、今年も絡んでくださったりした方、そうでない方もありがとうございました。また来年って感じで!

11.27 「ようこの夢は夜ひらく〜20周年リサイタル名古屋篇」(渚ようこ、ミラーボールズ、DJレコゲバ) /新栄Vio

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ふわふわとTwitterなどを見ていると、渚ようこさんのライブがあるとの情報が流れてきました。ほんでもって、オープニングアクトミラーボールズという素晴らしさにより行くことを決めたのでした。場所は名古屋だったけど、そういうことは気にせずに行くことを決めたのでした。
 
当日は雨、これでもかというくらいに雨。骨折により、杖を持つ生活をしている自分は、右手に杖、左手に傘という感じで名古屋へ向かいます。この恰好はかなり恥ずかしい&邪魔だったので、折り畳み傘を買おうかとけっこう思ってます。
 
会場となるLive Lounge Vioは新栄駅から徒歩数分のところ。何度か行ったこともあったので、そんなに詳しく調べてなかったのでした。そしたら、めっちゃ迷った。ちゃんとした出口で駅を出れば大したことないのに、なんとなく選んだ出口は逆やって、そこから「多分こっちや!」と向かった方向は明後日の方向。結局、Google先生の力を借りて開演10分ほど前に到着しました。
 
少し暗く、落ち着いたバーカウンターがあったり大人っぽい空間。今回は椅子席あり。場内ではDJレコゲバさんのかける歌謡曲が流れ、比較的年齢層高めでオシャレなお客さん。すごくいい雰囲気でした。開演時間ちょうどでオープニングアクトであるミラーボールズのライブが始まりました。
 
 
真二さんは白のワイシャツに黒のズボン。恵子さんは黒のドレス。いつもの衣装でした。演奏が始まると場内の空気がギュッと締まる感覚があって、ミラーボールズの世界に吸いこまれていく感覚があります。新しい曲や昔からの曲など、幅広くセレクトされた曲目だった気がします。最新レコードにも収録されている「東京の子供たち」も良かった。今回のライブの中では特に「スピカ」で心えぐられました。
 
けっこう前半で真二さんのジャンプが飛び出したりして、けっこうテンションも高めだったかも。途中のMCで恵子さんが「いつもライブ前に元気ドリンクを飲むんだけど、今回は安めの飲んじゃって、吐きそう」って言ってたけど、そんなの全然感じさせない素晴らしい演奏だったと思いました。
 
ミラーボールズは、曲も歌も素晴らしくて、CDやレコードなんかで聴いてもいいんだけど、やっぱりライブで観ておきたい。ステージ上でのお2人の関係がわかる絶妙な距離感、その姿の美しさが本当に好きすぎて、観てていつも泣きそうになってしまいます。
 
また観にいかなければ。
 
 
 
 
 
10年ちょっとくらい前にアングラポップにハマってしまったときに存在を知って、ずっと観たい観たいと思っていながら過ごすこと何年も。ようやくライブを観ることができました。しかも、バックバンドは松石ゲルグループで文句のつけようがなかったです。
 
今回のライブは2部構成で、第1部が30分ちょっと。第2部とアンコールで1時間くらいだったかな。最初に松石ゲルさんからライブの構成や諸注意の説明があって、そのまま演奏スタート。少したってから渚ようこさんが登場しました。初めてみた渚ようこさんは、スラリと背が高く、スタイルも良し。黒めな衣装に身を包んでステージに立つ姿は、本当にカッコよくて艶っぽかったです。そんなようこさんの歌は、艶めかしいというよりもパワフルな印象で、感激しまくりでした。
 
曲目はオリジナル曲とカバー曲が6:4くらいかな。カバー曲といってもアレンジが変わったりもしていることもあって、自分には全部オリジナルのように新鮮な感激をもって聴くことができました。第1部で特に印象に残っているのは2曲目に演奏された「新宿マドモアゼル」かな。ずっと聴きたいと思っていた曲だったから、ライブで聴くことができて本当に嬉しかったです。そして、曲ごとに歌の表情を変えるようこさんと、必要以上に目立つことなく、でも変幻自在の演奏でしっかりと歌を支える松石ゲルグループの演奏に圧倒されているうちに第1部は終了。あっという間でした。
 
少しの休憩を挟んで、第2部が始まりました。松石ゲルグループの演奏が始まり、ステージ端のドアに目をやって、ようこさんが出てくるのを待つお客さん。そうしていたら、逆サイドのバーカウンターに照明が当たり、そちらを見てみると、バーカウンターの中で水色の衣装に着替えて歌うようこさんの姿がありました。びっくりしたし、うん、バーカウンターがめっちゃ似合っていた。ちょっとオシャレなVioのバーカウンターも、この瞬間は場末のスナック感が出てました。そのまま2曲くらい演奏されたのかな。そして、客席を通りながら歌を歌い、ステージへと戻っていくようこさん。ちゃんとお客さんとも握手を交わしながら。こういう歌謡曲ならではのマナーみたいのを目の前で体験できて、そういうところも本当に面白い。そんな感じで始まった第2部ですが、こちらも濃厚で幅広い楽曲たちに魅せられっぱなしでした。ゲバゲバ歌謡曲や、ドローンとしたサイケ、ヤクザ映画みたいな世界、大学生当時の自分が本当にハマって、観てみたい体験したい音楽の世界がこれでもかというくらいに散りばめられていて感動しまくっておりました。
 
アンコールも2回ありました。2回目のアンコールで、ようこさんがメンバー紹介をし、それに拍手で応えるお客さん。そのままの流れで歌い上げた最後の楽曲は、歌謡ショー独特のカタルシスがあって、そっと自分の気持ちが高ぶっていくのがわかりました。
 
 
 
 
 
ようやく、ようやく観ることができた渚ようこさんのライブ。会場の雰囲気、演奏、歌とすべてがマッチしていて、最高の時間が過ごせました。ほんで、時間も迫っていたので、あんまりゆっくりできずに京都にとんぼ返りとなりました。

10.30 TRANSPARENTZ×坂田明 vs skillkills /秋葉原GOODMAN

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TRANSPARENTZのライブがある。週末にある。秋葉原グッドマン。でも行ける!ということで、行ってきました。
 
かなり早い段階から行くことは決めていて、翌日の仕事も午前休を確保。準備万端というところでしたが、ライブの日の1ヶ月前に事故で両足骨折してしまい、一瞬「行けないかも」と思ったりだったのですが、気合いで治し(ちゃんとリハビリ担当の方の言うことを聞き、着実に治し)、体力的にも「退院翌日に十三でSxOxB観たし、東京くらい行けるやろ」と深く考えずに行きました。お昼に京都出てそのまま秋葉原へ。ちょっとは遊ぼうかとも思ったのですが、眠かったので、ホテルでダラダラしてました。そのまま開場時間くらいに場内へ。
 
グッドマンはステージも広く、高いので、とても観やすくていいハコ。客席もほどよい広さで、好きなところのひとつです。この日は何か他のイベントと被ってしまっていたのか、お客さんの入りは少し悪かったかな。そんなことも少し思いながら、物販コーナーで山本さんのCDとTRANSPARENTZのTシャツを購入。Tシャツは正直、かなり高価でしたが、入院生活でお金を使ってなかったことや、特典で山本さんや坂田さん直筆イラストが描かれた色紙が付くということで、思い切って買いました。自分は坂田さんのミジンコの絵でした。できたてホヤホヤのものを頂きました。そんなことをしていたら、5分押しくらいで最初のskillkillsのライブが始まりました。
 
 
skillkills
数年前に梅田のシャングリラで観て以来かな。多分、その時と編成が変わっていて、ベース、ドラム、ボーカル(というか、ラップ)+エレクトロニクスの3人でした。異様にぶっとい音のベースとドラムが圧巻としか言いようがなかったです。足のこともあったので、後ろの方の椅子に座って観ていたのですが、椅子のしたの戸棚みたいな空間の戸が音の振動で何度も開いてきて、何回も戻す作業をするという状態でした。凄く身体に悪い音圧でした。また、このリズム隊の間の取り方が独特で、普通のビートが突然止まったり、微妙にズラしたりと気持ちよく乗せてくれない。でも、ボーカルのリリックのおかげか、全体で聴くと不愉快ということもなく、乗れるんですよね。ドラムやベースのタイミングとは違うんだけど、乗りながら聴いていて、たまにドラムのスネアとバスドラに「うっ!」ってさせられる。この辺の感覚がとても面白かったです。そして、中毒のようにまた聴きたくなってしまいます。
 
そんな感じなので、音については凄いストイックに追及しているんだろなと思わせられるんだけど、合間のMCでTRANSPARENTZのCDを出して宣伝してたりするお茶目な場面もあって、肩ひじ張らずに観ることができました。前回観たときは、生演奏のヒップホップユニットという印象が強かったんですが、今回はそういう枠組みではくくれないような独自の音楽に行きついているという印象を受けました。むちゃくちゃ凄かったです。
 
 
 
 
 
TRANSPARENTZ×坂田明
skillkillsの演奏が終わり、一旦、幕が閉まってセッティングへ。20分くらいかな、幕が開くとステージ上で準備が整ったメンバーが立っていました。
 
最初に印象的だったのは、メンバーの機材がシンプルになっているということでした。日野さんはピンクのノイズマシーンがなくて、その代わりにテルミンが。山本さんも今回は机なしで、足元にエフェクターが並ぶのみ。そのためか、使用アンプも1台少なかったような…。
 
そんなことをゆっくり思うかどうかのあたりで、いきなりテンション振り切れたような演奏が始まりました。徐々に盛り上げるとか、そんなことは一切ない文字通り振り切れた演奏です。いきなり沸点からのスタート。HIKOさんのブラストビート、いつものストラトをかき鳴らす山本さん。日野さんは冷静だけど、極悪極まりないノイズを。エフェクターとか一切なしで、ノイズの海を突き抜けてくる坂田さんのサックス。まさに「全面照射」という言葉の通りの音でした。そんな各パートの音をしっかりつなぎ留めるようなissheeさんのベース。これがないと、収拾がつかないのではないかと思います。
 
メンバーから発せられる音が会場内を満たしていき、それがうねり出す絵が見えてきて、抜け出せないTRANSPARENTZの世界に嵌っていきました。山本さんはマイクでスライド奏法を繰り出していたりとパフォーマンスでもテンションの上がり具合はよくわかりました。そのテンションが頂点に達したのが、中盤での坂田さんの絶叫でした。水を飲み、マイクの前に立ってからの恐ろしいまでのテンションの絶叫。耳ではなく、心臓をえぐり取られそうな勢い。自分もだけど、坂田さんが死なないかなとちょっと不安になるくらいの尋常じゃないくらい。ブチ切れた絶叫に反応するようにバンドの音のうねりは渦になり、場内を侵食していくよう。
 
後半に差し掛かると、前回のライブでも感じた違った側面からのアプローチもありました。HIKOさんのリズムパターンが変わっていき、それに呼応するように他メンバーの音も少しずつ表情を変えていく。沸点を迎えたままの状態でメンバーが反応していくのが面白かったです。なんか、アフロビートっぽい瞬間もあったりで、新鮮でした。あくまでノイズというところを軸に、こういう瞬間が出てくるというのは「バンド」ならではのことなのかな。
 
そして、終盤。メーター振り切れたままで、どうやって終わるのか…。これまでは、徐々にメンバーがはけて行ったりやHIKOさんだけが残って終わったりなど、終わり際もいろいろでした。今回はバンッと全員が同時に終わりました。何度かタイミングを図っていたり、終わったと思ったらHIKOさんがドラムを叩きだしたりで、この辺はちょっと笑みがこぼれてしまう瞬間でした。
 
そんな感じで50分くらい?終わった瞬間は「それほどでもないかな」と思っていましたが、ホテルに戻ってからの耳鳴りで「相当やられていた」ことを自覚し、このバンドのライブはまだ終わっていないのだなー、と思いながら、クタクタになって寝てしまいました。メンバーがみなさん多忙なので、なかなかできないだろうけど、定期的に続いて欲しいバンドのひとつです。東京まで来て本当に良かったなー!

10.23 SxOxB、RISE FROM THE DEAD /十三ファンダンゴ

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SxOxBのライブがある。RISE FROM THE DEADも出る。場所は十三ファンダンゴ。これだけで行かない理由はないですね。行ってきました。
 
当日は、自分の身体的事情(骨折)により、会場後方の椅子に座って観てました。お酒は止められているので、コーラ飲みながら「酒飲みてー!!」と思いながら開演を待ちます。最初はまばらだったお客さんも、開演時間には7割くらい埋まっていて、程よいくらいの客入りとなっていました。10分くらい遅れてRFDからスタートです。
 
 
RISE FROM THE DEAD
今回は、ゲストにオリジナルメンバーのMOTSUさんがギターで参加。激しいギターを弾くMOTSUさんは久しぶりです。自分の中ではやっぱりサスペリアの印象が強いから嬉しかった。
 
ダブルヘッドライナーということで、1時間くらいのロングセット。前半はハードコアな曲、後半はサイケな要素も感じさせたり、ダブっぽい楽曲中心で、メリハリの効いた構成だったように思いました。正直、RFDはこれまでも何度か観ていますが、イマイチ乗り切れないところがありました。なんだか中途半端な印象があったんですよね。今回はそんな印象が全然なかったです。多分、ファンダンゴっていう会場の雰囲気、お客さんの暴れっぷりなんかが上手く作用してということや、自分が後ろで冷静に観れていたからかな。
 
本当に良かったです。
 
 
 
SxOxB
多分、半年ぶりくらいのSxOxB。前半は気持ち重めの曲が多かった印象です。あくまで気持ち。重くて早いブラストビートとザクザクしたギター、ぶっといベース。ずっと浸っていたいくらい気持ちよかった。
 
このバンドは、むちゃむちゃハードな音質なんだけど、各パートの音の分離もよく、メロディーもしっかりしてて聴きやすいところが好きです。こういう音楽だと、何やってるかわからないことも多々あるんですけど、SxOxBは本当にわかりやすくて、だから気持ちよく暴れられる。今回は無理やって、後ろからお客さん越しに観ていたけど、前列のお客さんは思い思いに暴れてたりダイブしたりモッシュしたりしてて本当に楽しそう。メンバーもどんどん煽って、それに反応して…っていう非常にいい循環ができていて、どんどん収集がつかなくなるフロアの様子が最高でした。
 
本編最後の方、数秒の楽曲「SxOxB」で、お客さんをステージに上げるも、降りるタイミングを見失ってしまう場面があったり、なんだか憎めないコミカルな場面があったりと、関西ならではの魅力にも溢れたライブだった気がします。むちゃくちゃに暴れながらも、メンバーもお客さんも本当に楽しそうな顔をしてるんですよね。煽りもそんな感じやったし。で、本編ラスト定番曲の「LET’S GO BEACH」の待ってましたという感じとこれで終わりかという感じが入り混じった盛り上がりが素晴らしかったです。で、そのままアンコールに突入して3曲ほど。全部で50分くらいだったけど、濃密過ぎる時間でした。
 
 
 
 
 
という感じで、後ろで座りながらだったのが本当に悔しくなるくらいのいいライブでした。上半身は乗っていて、何度もそのまま突っ込みたい気持ちを抑えながら観てた。SxOxBは来月に出町柳ソクラテスで今年最後のライブのようです。行きたいけど、怪我の治り具合次第かな。あそこは逃げ場がないから、今のままだったら絶対また骨がバキバキになってしまう。
 
 

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退院ですよ

先月の末頃、東京帰りに家の近所でタクシーにはね飛ばされてから約1ヶ月、なんとか入院生活に終止符を打って、退院となりました。かなり雨が降る中、「あっ!」と思ったら、地面が頭の上にある感覚があって、次の瞬間、地面に倒れているという。全然意識がハッキリしていて、足の痛みや肘を擦りむいたくらい。タクシーの運転手さんは飛び出して来てくれて、自分の心配をしてくれたけど、とりあえず心配だったのは、背負ってたカバンに入れてたPCが雨でダメにならないかでした。そのくらいの感じでした。結局、そのまま救急車で運ばれて、そのまま入院1ヶ月。

 

入院生活はとにかく暇でした。朝起きて、予定が全くない。週に1回、レントゲン(15分くらい)と後半はリハビリ30分〜1時間のみ。あとはひたすらダラダラとベッドの上という生活。自分は両足骨折だったので、気軽に外に出ることもできず、自分のベッドの上、トイレと洗面台、自販機コーナーが世界のすべてでございました。ありがたいことに、カバンのPCは無傷やったし(立ち上げたら、セーフモードで一瞬焦ったけど)、ポケットの携帯も傷ひとつつかずやったので、偶然持って出てたWiMAX機器で延々ネットしたり、動画観たりしてた。あとは友だちが持ってきてくれた漫画。

 

改めて思ったけど、インターネットって素晴らしいですね。いろんな記事読んだり、動画観たり、入院生活前半はアマゾンプライムビデオ、後半はhuluに加入してみて延々ドラマや映画、バラエティ観てた。これ、ネットなかったら、とんでもない量の本やDVDやったろうし、全部レンタルしてたらけっこうお金かかってたよ。でも、プライムビデオは追加ではかからないし、huluは1,000円/月くらいやもんね。全然安い。しかも、加入も「しようー!」と思ったらそのまますぐにできるし、ホンマにありがたかったです。あとは、ネットバンキングでカード引き落とし口座にお金移すのも、ベッドの上からそのままできたし。これ、ネットがなかったら絶対発狂してた。

 

観てた動画で面白かったのは、「有吉反省会」と「今夜くらべてみました」でした。最後3日くらいは、最初から順にずっと観てました。ずっと観てて、HKT48の指原さまがかなり好きになるというとこまできています。ずっと「頭いいな〜」って観てた。

 

という訳で、退院し、これからは通院生活で慣らしていくことになりますな。気をつけて暮らせば、そんなに痛みもないので(痛みは手術の日の夜が地獄だった…。マジで寝れなかったです)、ライブ生活が再開されるでしょう。

 

というお話しです。

雑記10.12

入院生活も2週間くらい。大部屋だが、隣のスペースは、3日くらい入院から退院。その日の夕方には次の患者が入院して…、というサイクルが続いておる。自分は勝手に車椅子だが、生活している。

 

1日のスケジュールがほとんどなくて、いつの間にか加入していた「アマゾンプライムビデオ」で延々動画を観まくる日々である。困ったことに、サイコパスやサイコホラー系が好きで、午前中に目星をつけて、夜の病院で寝る前に観ている。あとは、クッキングパパスラムダンクを観ていたが、多すぎて途中で止めた。

 

あとは、車椅子で効率よくスピードを出すにはどうすればよいかなどの研究も行っているが、あまり成果はない。もう少しコーナリングが楽になればいいんだけど。

 

最近は、延々数学者のエピソードなどをずっと漁っていたり。

 

world-fusigi.net

 

 

布袋寅泰さんの「Merry-Go-Round」の動画の中でどのアレンジが一番好きかとずっと観てたりしてた。結局これが一番好きだった。

 

 

www.youtube.com

 

という生活であります。

 

決まった時間に3食出るし、規則正しい生活ではあるが、単調である。できそうなことでちょくちょく動きつつあるが、どうなるかな。あと半月くらいはこの生活かなー!

雑記10.1

入院生活6日目くらい。隣の人も大体いなくなってしまった。

 

一昨日に左足の手術を受け、なんやかんやで2日程が経過。手術は局部麻酔で、腰に注射するんだけど、注射の痛さよりも、薬が脊椎か血管にグッと押し込められる感触がわかって、それが気持ち悪かったです。麻酔の効きが悪かったようで、手術代でグリングリン身体の角度を変えられたり、酔いそうでした。そのあとは、何かの薬で意識飛ばされて、起きたら終わってました。

 

手術の最初は音楽聴いててもよいとのことだったので、適当に選んだのがSxOxBでした。看護師さんに「何聴いているんですか?」と聞かれて、非常に説明しにくかった。ひとりべビメタ好きな方がいたので「もっとうるさいかも…」とだけ。結局は自分の脈拍がピッピッて鳴るのをテクノっぽく聴いてました。

 

術後は足が腫れて地獄みたいに痛かった。その日の夜は鎮痛剤入れてもらって、多少はマシなときもあったけど、ずっと足中を針で刺されれるみたいでした。今は、痛みもほとんどなってます。で、暇つぶしにアマゾンプライムビデオで観だした「クッキングパパ」が全然終わる気配がないです。既に80話を超え、もう意地と惰性のみで観ている感じ。あとはネットしてるか、スマホロマサガ2してるかです。

 

 

www.youtube.com

 

動画は偶然何かのきっかけでしった、変態ジャンクハードコアなバンド「An Albatross」です。複雑すぎる曲展開と、アホ丸出しのボーカルさんのパフォーマンス、意外にキャッチーなところもある自分好みのバンド。今は活動してるんやろか。