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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

1.4 buoy、山本精一+須原敬三、indian no echo sign bine no!(guest:半野田拓/wonjiksoo/山本信記)、池永正二(from あらかじめ決められた恋人たちへ) /難波ベアーズ

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今年最初のライブはこちらとなりました。今年のライブ初めで山本さん初めでベアーズ初め。去年の今日もベアーズでした。この組み合わせは結構並んでるかな?と開場時間ちょっと前に行ったんだけど、いつものお知り合いしかおらず、相変わらずだなと思ったり。
 
サラッと中に入って、キンメさんのお茶を堪能しながら開演を待っていると、どんどんやって来る知り合いたち。他の組もそういう方が多かったみたいで、「明けましておめでとうございます」と新年の挨拶をしている人がチラホラ。そんな和やかな空気にちょっと笑ってしまいました。
 
次第にお客さんも集まってきて、キャパの6割くらいかな。やっぱり15分押しくらいで始まりました。
 
 
後半に少しだけピアニアを吹いたりされいていましたが、基本はPCでの打ち込みのインストでした。
 
これは本当によかったです。あら恋独特の都会的でありながらも温かみのある音の質感。池永さんはステージ上でPCに向かっているだけ。なのに、スピーカーから出てくる音だけでひとつの物語を観ているかのような錯覚に陥ってしまいました。街の中で2人の男女が出会って恋に落ちて、共に生き、そして別れる…みたいな。同じ部屋で安らかな時間を過ごす様子や、何かがあって別々の道を歩んでいくのか…って画が音を聴きながらぼんやりと浮かんでいました。新年最初から凄いものを観てしまった感じです。
 
 
 
 
 
buoy
男性のギターとギターボーカルの女性と男性のドラムの3人組。退廃的な音の雰囲気は好きなんですが、曲の展開があまりなかったのと、テンポやリズムの変化が少なくて何度も落ちそうになっていました。全体的にはちょっと苦手なタイプでした。
 
 
 
 
 
須原さんは座って演奏。山本さんは立って演奏されていました。山本さんのギターがいつものストラトじゃなくって、ストラトのボディにテレキャスのネックを付けたギターだったような…あまり見ないギターを使っていました。
 
その山本さんですが、立って演奏するのにストラップを忘れたみたいで、須原さんのストラップを半ば強引に(?)借りてました。「須原君は座ってるなら、ストラップなくても大丈夫やろ」みたいな。ストラップを貸した須原さんは少し演奏しにくそう…。
 
ライブは「EVER GRAY」から。久しぶりに聴く山本さんの歌を嬉しく思いながら聴いていました。曲が終わると、譜面台にある譜面をビャッと捨てて次の曲へ…。MCもほとんどなくって淡々とした演奏でした。轟音のディストーション、幻想的なディレイの音、深くかかったリバーブの音が本当に気持ちよかったです。ちょっとずつ目の焦点が合わなくなってくる。30分くらいでしたが、満足できました。
 
あと、須原さんもよかったです。歌とギターの演奏を紡ぐような感じで曲に溶け込んでいるベースで、本当に凄いと思いました。なんか、安心感がある。須原さんがいるからか、山本さんのギターもいつもの歌もののときよりもなんとなく自由な演奏だったような気がしました。山本さんの指示に瞬間的に反応できているのも、長年の付き合いがあってのことなんだろうなと思ったり。
 
 
 
indian no echo sign bine no!(guest:半野田拓/wonjiksoo/山本信記)
ライブの開始前にAkamar22さんだったかな、お客さんに座るように指示していて、前列は座って観ていました。
 
このバンドは数回観ていますが、中尾さんのヴァイオリンと歌が凄い好きです。音と動きが見事なくらいに一致していて、楽器ではなく身体から音が出ているようでした。
 
肝心のライブの内容なのですが、あんまり覚えていません…。座って観てたときに正月の疲れが一気に出てきたのか、すんごい眠くなってしまって、半分夢見心地で観ていました。それはそれで気持ちよくって楽しかったですが。
 
 
 
 
 
という感じの今年のライブ初め。睡魔に襲われる場面も多かったのですが、素晴らしいイベントでした。全体的には最初の池永さんがもっていった感じはありました。ベアーズは今年もお世話になると思うので、よろしくお願いしますです。