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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

8.28 山本精一 ワンマン(電子的アプローチを中心に) /難波ベアーズ

山本精一さんのワンマンライブ。「電子的アプローチを中心に」という文言に惹かれて平日だけど行ってきました。

ベアーズのいつもの時間だと開場に間に合わないため、仕事を半休取ってしまいました。いつものようにK2へ寄ってから会場へ。そしたら開場時間が7時と書いてあるチラシが。近所のLABIで時間を潰そうと立ち寄るも冷蔵庫、洗濯機とかの白物家電祭りでゲンナリした。

時間になり、会場へ戻るもまだ開かず。「遅れてるな…」と思っていたら、HPベアーズのサイトには7時半となっていたらしい。もう、何が本物かさっぱりわからん。それでも何故か許せてしまうベアーズクオリティ。不思議や。

やっと(?)開場して中で待ってると少しずつ人が増えてくる。やってきたお客さんが端っこにあるパイプ椅子を自然と置いて座りだしたのがなんだか面白い。とても慣れている感じがしてました。

ステージの上左側にはゲストの家口さんのキーボード一式。普段ドラムセットが置いてある場所に椅子と机が。机の上にはMTRかミキサーのようなものが。今回はギターなしかと思ってステージを見回してみると、なんとかギターもあるみたいで一安心。定刻を少し過ぎて「ゴオン…」と楽屋のドアは開きおもむろに山本さんが登場。

ギターを肩に掛け、キンキンとした音を出す。そこからディレイをかけてふわりと空間に浮かべるように音を紡いでました。とにかく気持ちよくてふわーっとしてた。ループを使ったりしながら、少しずつ音を重ねていってトリップ感が増していく…。自然と目を閉じてしまい、いつのまにか寝ていました。そのままずっと続くのかと思いきや、子供の声が聞こえたりとコラージュっぽい展開へ、そこから打ち込みのリズムトラックがなって目を覚ます。その感じが少し続いたかと思ったら、聖歌っぽい女性のコーラスパートへ流れていく。また、浮遊感たっぷりのギターにトリップさせられました。そのまま音が止んで第一部終了。

15分ほどの休憩を挟み、第二部へ。

家口さんも出てきての第二部は、ふわふわとやさしく暖かいキーボードの音に耳を横たわらせ、ギターの音や、時おり聴こえてくる日常生活で聞こえてきそうな子供の声に意識をやってました。あまりの気持ちよさに意識が遠のいていき、寝ました。数分経って意識が戻り、また気持ちよくて寝る…の繰り返し。40分かくらいだったけど、終わった瞬間の自分がふわふわフラフラしていて不思議でした。みんなも同じ感じだったのか、アンコールも起きずになんとなく終了したような気がします。

以前にやっていた「スイミンSHOW」がこんな感じかなぁ、と思いながら家路につきました。


全然感じは違うけど…。