すごい久しぶりのアバンギルドでのライブ。巨人ゆえにデカイのツアーが祝日にあるってことで、行こうか迷ってたけど、やっぱり行くことにしました。
会場に入ると椅子と机があって座っても観れる形式で、晩御飯ここで食べたらよかったと少し後悔。ま、いいかと前の方の椅子に座って開演を待ちました。
■Harp On Mouth Sextet
去年のMTDフェスに出てたときが初見だと思います。全員白装束でビジュアルインパクトがすごくてワクワクする。こういうビジュアルも凝った人たちは好きです。まずはルビオラさんのテノリオンとアートハンドさんの電子パーカッションで空気を作ってました。その後、女性ハーモニカ隊が出てきて一気にダンスムードに。僕もついついリズム取って楽しんでました。
ダンスミュージックと雅楽を組み合わせるという発想はとてつもなく面白くて好きなんですが、ビートが似たようなものが多くて後半は飽きてしまうのが厳しいかなと思いました。
■巨人ゆえにデカイ
高くそびえたつマイクスタンド、ガムテープだらけのみっこさんのギターを見てるとワクワクせずにはいられない。和田さんもハイハットの音をトリガーで歪ませてこれからとんでもないことが起こりそうな予感。しばらく待ってると、楽屋から和田さんが登場。少し遅れてみっこさんも登場。やはり竹馬に乗っての移動は大変なのか、よろよろしながらマイクスタンドの前へ。ここで客席からクスリと笑い声が漏れました。「京都のお客さんは笑ってくれるなぁ。大阪は笑わへん」という和田さん言っていてけっこう和やかな雰囲気でスタート。スタートした瞬間、さっきまでの空気はなくなり、強烈にジャンキーでノイジーなギターが鳴り響きました。このギターはどういう仕組みになってるんでしょうか。なんかガラクタっぽい音が独特だった。
和田さんのドラムもとてもよくてDMBQのときよりもいろんなことをして緩急つけたプレイをしてるように思いました。和田さんのドラムは1音1音がとても重くてずっしり体にくる。このドラムの音はほんとに好きだ。獣というか、本能のままに叩いてるよう。このライブでスティック何本折っただろう。それくらい激しく叩いてました。しまいには手でスネアやタム叩きながら足でハイハット蹴りあげてた。これには笑った。
ラストにやった『春夏秋冬1才』のフリーセッションは圧巻やった。みっこさんも落ちるんちゃうんか?ってくらい激しかったし、和田さんもタムを蹴っ飛ばしてました。
アバンギルドは京阪や阪急からのアクセスがよくて便利ですね。ライブ終わって家帰るまで30分くらいしかかからなかった。家着いてもしばらくふわふわしてました。