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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

8.6 PARA presents " Systrum again#1(PARA、DUB MARRONICS、他 VE:MIND BENDING) /京都メトロ

仕事を18時半くらいで切り上げて京阪神宮丸太町構内にあるメトロへ。御所を見ながら丸太町通りを散歩気分で歩いて開場時間ちょうどくらいに到着。サクッと中へ入りました。最初はあまり人がいませんでしたが、最終的には結構な人数。僕は前でPARAを観たい気分だったので、空いてるうちに前をキープ。なんで最前列でじっくり観れました。

■DUB MARRONICS
ギター、ハイハットとスネアにエフェクターとか繋ぎまくったドラム、鉄琴やフルートとかの女性の3人組。ステージ上に並んだエフェクターの数と配線コードの多さにぐっときました。

電子音のエフェクトにギターフレーズをループさせたりして幻想的な雰囲気を作り出してました。基本的には静かな感じなんですが、一瞬、轟音のギターノイズが炸裂したところがあって、ちょっと寝かかってましたが目が覚めました。独特の世界観があって、かなり好みなんですが、もうちょっとリズムがあってくれると自分好みかなと思いました。

■PARA
DUB MARRONICSが終わった片付けしてる途中で山本さんが普通にセッティング。すごいマイペースだな〜と感じました。今回はトレードマークの帽子をかぶってなくて、たぶん初めて見るその姿に少し違和感がありました。山本さんは帽子も含めて山本さんな気がする。そんなこんなしてるうちに他のメンバーもセッティングできて21時前にスタートしました。

●セットリスト(順番はよく覚えてません)
1.pastral(新曲)
2.M/O
3.JACK
4.fret works(新曲)
5.CUBE
6.新曲
7.CORINTO
EN-1-1.EURA
EN-1-2.ARABESQUE
EN-2-1.CRYSTAL CODE

大体の順番はこんな感じだったと思います。本編最初と最後、ENの最後、EN2は確実。セットリスト覚えとこうと意識してましたが、途中からどうでもよくなりました。

いきなり新曲で、これは先日買ったDVD-Rに収録されている曲で、フレーズ前半の休符がすごく気持ちいい。その数曲あとにやった「M/O」ではあそこまで似通ったフレーズをメンバー全員間違えずに演奏できるのは凄いと思いました。僕はこの曲を聴くときはいつも頭でフレーズを鳴らしてるんですが、1回もぴったりと合わせられたことがありません。で、新曲のfret worksですよ。この曲はすごい曲者で、フレーズの拍子がさっぱりとれないし、途中であった輪唱パートでは聴いてる自分がバグッてしまい、混乱してしまいました。そんな感じで本編はサクッと終了。

そこからアンコールも終わりましたが、まだまだ物足りないという感じでお客さんが帰らなかったので、「もう1曲だけやります」ってことで「CRYSTAL CODE」を演奏してくれました。この曲でのYOSHITAKE EXPEさんのギタースラッピングが大好きです。めちゃめちゃグルーヴ感あります。で、曲が終わったら山本さんが速効でギターアンプの電源を落としてエフェクター片づけ出して「もうやらないぞ!」という感じが面白かった。終わったのが22時半くらいで、1時間半という充分過ぎるボリュームで、大満足でした。曲目も新曲もあり、定番曲や最近聴けてない気がする「ARABESQUE」が聴けたりと満足。

ソロがなくて、決まったパターンの曲を演奏しているのに何故かライブ感があって、聴くたびに新鮮なのがすごい。PARAの曲を聴いていると身体のリズムの取り方と頭のリズムの取り方が違っている自分がいて、この感覚が他のバンドでは体感できない独特の感覚だなと思います。