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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

天幕 宙を駆ける /渋さ知らズ

渋さ知らズが2003年7月に行った「天幕渋さ」の模様を収録したDVDと、今年のライブを収録したCDという組み合わせ。

CDは2トラック収録で、1トラック目が50分強もあって正直聴くのがつらい。なかなか50分もまとまった時間ってとれないです。

まあ、CDはオマケ的なあつかいかと思うのでこのくらいにするとして、DVDですよ。「天幕渋さ」っていうのは、広場に巨大なテントを張って、そこでライブをするというサーカスみたいなことをするものらしく、実際の様子を見たことはありませんでした。

実際見てみると、すごかったです。骨組みからきちんと作ってあって、それでいて手作り感ただよう仕上がり。なんか簡易プールもあります。その上にひしめきあう人、人、人。舞台の上では身動きとれないくらいの出演者が楽器を演奏します。さらに、全身白塗りの暗黒舞踏家(っていうの?)や、なんかよくわからん人もいて、合計50人以上はステージの上にいます。

これこそが渋さ知らズの魅力だよなと冒頭部分から感激しました。渋さ知らズは楽曲もそうですが、舞踏家さんとか舞台セットなど、演奏者以外の部分も含めたところがいいのであって、この「天幕」ではその渋さ知らズの世界観がガッツリ表現されてます。

と、感激しながら2トラック目の「火男3」を聴いてたら、突然次の曲へ。「なんで?」と思って次の曲を聴きます。また曲の途中で次の曲へ。どうやら、そういう編集みたいです。この編集の仕方は正直いただけなかった。渋さの曲は基本的にメインテーマ〜アドリブ〜メインテーマという構成で、アドリブ部分で時間をかけてゆっくりと曲を盛り上げ、もう一度メインテーマに返ってきたときに、それはすごいカタルシスがあって終わっていくのに、最後のメインテーマをカットするって…。収録曲を減らしてもいいから、フルバージョンで入れてほしかったです。

あと、どうでもいいことですが、クレジット見てたらギターにイマイアキノブっていたんですが、この人ROSSOの人ですかね?人数が多すぎて一瞬しか見れなくてよくわからなかったんですが。たぶん、そうだと思うんですが。