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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

1月ももう終わる

1月がもう終わる。1月が終わるってことは、今年の1/12が終わるということか。あっという間だったな。あっという間だったけど、中々濃厚な1カ月だった気がします。イベントもやったし。

 

そいや、TRANSPARENTZが解散しましたね。

 

https://natalie.mu/music/news/364846

 

いつやったか、ミングルに行ったときに山本さんから唐突に教えてもらったのでした。残念だけど、何となく分からないでもなかったです。あれ以上の発展というのは難しそうだったので。世にも珍しい、山本さん所属バンドの解散ライブをできたというのは、ある種いい経験だったかもしれません。

 

日野さんの解散ツイートから直ぐにナタリーの記事になっていたのはびっくりしました。んが、ナタリーよ、解散のニュースでなくて「ライブやる」ってニュースを伝えてくれ。一応、情報送ったんですけどねー。そんなもんですよねー。

 

 

昨日はnanoにおとぼけビ~バ~を観に行った。チケット買ったときは「チケ番いいけど、どうせ残業でギリギリやろ」と思っいた。んが、今年から残業制限がかかり、19時以降の残業が基本NGになったから、開場時間に行き、前の方の椅子の上で観ていた。サウナみたいなnanoで、ゴリゴリの演奏。仕上がっている感じがとてもあって、これまでで一番いい演奏だったなと思いました。

 

ファンになってから何年になるのか。7年くらい?「面白いバンドだなー若いなー」と思いつつ、ライブに通い、西川ちの脱退や、就職でライブがなかなかできずに大変だった時期、また動き出してぽっぷさまの脱退など、色々見てきた。気が付けば海外に飛び立つような凄いバンドになっている。センスはもちろんなんだけど、普通に6時間とは8時間練習しているみたいで、そんなストイックなところは演奏力で垣間見える感じがとても好きです。

 

「昔から知ってるんだぜ!」とか「もっともっと頑張ってほしい!」とか、そんなことを思ったり言ったりするのはおこがましいので、これからも若干だたの太客のひとりとしてライブに行こうかと思います。これまで同様に、これからもお金分は楽しませてもらおうと思います。多分、そういう関係性が一番健全で綺麗だと思うので。

 


おとぼけビ~バ~Otoboke Beaver - Don't Light My Fire ハートに火をつけたならばちゃんと消して帰って [Official Music Video]

20200128

特に何がある訳でもないけど、SNSでリンク貼る訳でもないから、ネットの海の中に藻屑を放り込む気持ちで書いてみるのも良い。

 

お金に関する欲求はそこそこ強いと思っている。会計事務所の正社員であるが、何とかもっと稼げないかなー、と思っている。そして、独身で親戚付き合いもないし、家事なんかは最低限しかしないし、趣味が音楽と銭湯くらいしかないから、休みの日の昼は暇だったりしている。んなもんで、去年から基本情報処理技術者と中小企業診断士の勉強をしている。

 

会計事務所なんで、税理士試験が王道なのだが、10年くらいは試験を受けていたが、何年も前に止めた。暗記が嫌いな自分は本一冊丸暗記するレベルの税法理論がどれだけやってもダメだったからだ。実務では、何かあればその都度調べれば良い。そうやって実務をやってきたが、ある時、他人が決めたルール(税法)に沿って仕事をしていることが窮屈になった。だもんで、もうちょい自由度がありそうな中小企業診断士でもやるかと思ったのである。経営って人間味があって面白いし。ドラスティックなところも。

 

前はTACとかに通っていたが、e-ラーニングにしている。これだと何時にでもできるから便利だ。朝5時起きマンにも便利だ。

 

お金は楽しいことするチケットなので、何とかお金を稼いで、もっと面白いイベントなんかに使えたらなーと思ったりしている。高級な服もスーツも靴もいらん。心置きなく好きなライブに行き、音源を買い漁り、イベントができればそれでいい。明日、すべてに飽きるかもしれないけど。そうなったらそうなったでもいい。

 

…というレベルの藻屑を誰も読んでいないであろうことをいいことに散らしていこうと思ってます。

 

週末、Oi-SKALLNATES観れるのとても嬉しいです。

 


Oi-SKALL MATES - BRING ON NUTTY STOMPER FUN~ENJOY YOURSELF~NISHIOGI TOKIO

 

 


No Sleep 'Till Mexico / Oi Skall Mates

 

たぶん、はっちゃけます。

20200127

あまりにも放置するのもどうかと思うので、ライブレポではなく、適当なことを適当に書くのもいいかなと思ってます。

 

年が明けてから、何かわからんけど、自分の細胞が書き換わった感覚がある。年明けに喉が痛くなって少し止めたことをきっかけに、〇〇歳からずっと吸ってた煙草を止めた。「何で?」と聞かれても「何となく」としか答えられないけど、止めた。家に吸いかけの煙草もライターも転がっているけど、火をつけるのが面倒くさい。ものぐさなのだ。会社員なのに。家のポストも開けるのが面倒くさくて1か月くらい放置していて、昨日、ようやく開けてみた。年賀状が入っていた。煙草もポストもそういうものだ。何となくスイッチが入るか入らないかのみだ。

 

ところで、先週末は今年初めての企画でした。TRANSPARENTZの6年ぶりの関西ツアー。数年前から何回かオファーしていたんだけど、色々合わなくて何度かバラシを経ての実現だったので嬉しかったです。対バンも、これ以上ない組み合わせだったと思うので、本当に満足でした。来月は、PANICSMILEのレコ発があります。

 

2020/2/21(金)@難波BEARS
PANICSMILE LIVE 2020 WINTER」PANICSMILE新作の会場先行発売あり!!

PANICSMILE
山本精一 + 吉田ヤスシ + senoo ricky
◆CARD
◆o’summer vacation
前売り:2,300円、当日:2,500円
予約→

namba-bears.main.jp

 

その先は、6/13(土)に京都nanoで、翌週6/20(土)に名古屋ハポンであります。20日はメンツは決まりました。ツーマンのはずです。名古屋は、お店の人も「やばい!」って言っていただけたので、やばいんちゃかな。13日はまだほとんど決まっていません。こちらも「やばい!」って言ってもらえるようなものにしたいです。

 

企画は飽きないから、続けたいなと思ったりです。年内でできたらいいな案件も上手く進むといいよねー。

 

 


Kyohei Tsutsumi And His 585Band - Sexy Bus Stop

 


kyohei tsutsumi & his 585band - hit machine.

 

ここ数日はこればっかり聴いている。たまたまK2で借りてみて、聴いたら夢中だ。ライブで演奏されていてもステージを無視して音に浸って踊ってしまいそうな質感がとても心地良くて、延々聴いている。これは、普通に盤も買うつもり。サブスクの海から音楽を求めるのもいいけど、自分は波にさらわれそうなので、自分の目の届く範囲で面白い音楽を求めていきたいなと思ったりするのです。

 

 

2019年が終わる

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今年も残すところ今日のみとなりました。


今年のブログ更新は3回で、去年の年末に「今年はライブレポ書きたい」みたいなことを書いたんですが、見事なくらいの3日坊主でした。昔はライブから帰ってきて、夜遅くてもレポを書き上げてから寝なくてはいけない…!みたいな強迫観念があって書いてましたけど、今はTwitterとかで殴り書きして満足してしまうのでなかなか書けません…。

 

年末恒例となった今年行ったライブの本数ですが、下記の通りのようです(Googleカレンダーに登録されているものを拾ったので、抜けてたりはあるかもしれません。フェス的なものは1日1カウント、自分で企画したものも1カウントです)

 

1月…9本
2月…5本
3月…6本
4月…9本
5月…9本
6月…7本
7月…11本
8月…9本
9月…9本
10月…11本
11月…9本
12月…11本
年間…105本

 

のようです。そして、自分で企画したりしたイベントが4本でした。

 

ライブ行った本数をカウントしだしてからの遍歴を見てみると、

 

2013年…88本
2014年…89本
2015年…111本
2016年…103本
2017年…103本
2018年…111本

 

みたいなんで、ここ5年くらいは100本アベレージくらいですね。仕事の状況とか考えるとこれくらいが限界かなと思ったりです。企画も結構面白いものができたなと自画自賛しております。企画では、ずっと出てもらいたかった山本精一さんに出てもらえたのはホントに嬉しい気持ちでした(また来年も出ていただきます)。

 

人生の先なんて分からないし、いつできなくなるかも分からないので、やりたいことはやろうと思った今年でした。楽しい体験がしたいから社畜やってお金稼いでいるし(お金はもっと稼げるようになりたい。まだまだ足りない)。

 

ただ、仕事・仕事とかのお勉強・ライブ行く・企画するのバランスが少し崩れてきている気もするので、全体的なバランスを再構築しないとなー、と思ったりしてます。言うてる間に40歳という自分の年齢なんかも考えると、徐々に体力も無くなっていくだろうから、ライブ行く本数も減ってくるでしょう。

 

正直、「音楽なんて飽きたら触れなくなればいいや」と思ってますが、同時に、いつか死ぬとき「結局、音楽は飽きなかったなー悔しいなー」と思いながら死ねたら良いなとも思ってます。昨日、一昨日と東京でアホみたいにCD買ってニヤニヤしているので(上の写真参照)、当面は大丈夫でしょう。

 

何が書きたいかよく分からなくなりましたが、そんな感じです。書きなぐりで推敲するつもりもありません。

 

今年お世話になった方、絡んでくれた方、色々な方、本当にありがとうございました。こんなのですが、懲りずにお付き合いいただけると嬉しいです。

 

ではまた来年!!

七円体、DMBQ / 難波ベアーズ

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この日はDMBQと七円体を観るために難波ベアーズへ。開場、開演時間が早かったり、前売りがソールドしたという情報があったので、行列だろうと予想して早めにベアーズへ行きました。んが、思ったほど並んではおらず。ベアーズのお客さんは相変わらずなのですね。

 

受付を済ませて会場内へ。フロアの中心には、七円体のセットが組まれていて、お客さんは囲うようにして観るスタイル。ステージ上も客席として解放されていたので、自分はステージの上から観ることにしました。場内BGMは無く、エアコンも切った室内、無音の中で徐々に増えていくお客さん。ワイワイした雰囲気ではなく、静かに演奏が始まるのを待っていた様子が印象的でした。定刻を5分ほど過ぎたところで七円体のお2人が出てきて演奏スタートとなりました。

 

 

七円体
去年やったか、一度、本拠地ンチチビルで観て以来の2回目。7枚のシンバルを2人が向かい合わせで木琴のバチを使って演奏するスタイル。

 

波のように、炎のように、森のざわめきのように、具体的な景色が見える瞬間があったり、音が波紋のように広がったり粒子のように見えたりととても色々な音像が浮かんでくる演奏でした。最初は静かに始まり、前に出した音が徐々に広がっていって、中盤から後半にかけて幾重にも重ねあわされた倍音が豊かに広がっていく感じが快感でした。また、生音だったので、会場の中心から音が広がっていく感覚がこれまた良かったです。じっと集中して聴き入っていたお客さんの様子も素晴らしかった。

 

言葉で説明すると陳腐になってしまいそうなので、実際に体験したほうが良い。そんな感じ。

 

 

DMBQ
今回もヤバヤバなライブでした。七円体の演奏が終わり、機材の撤収とDMBQのセッティング。予想よりも早く終わって、定刻(18時)の15分前くらいにすべての準備が完了しました。一応、18時からということで、無音のベアーズで瞑想しながら開演を待つ謎の時間が発生しました。そして、定刻となり、DMBQのメンバーが登場しました。

 

増子さんの長いギターフィードバック。MAKIさんの腹にくる地獄のようなベース。ゆっくりとタメながら、爆発する瞬間を伺う和田さん。そして、1曲目「Blue Bird」が始まりました。重く、ゆっくりとのしかかってくるようなリフと轟音が響く場内。これがDMBQサウンドなのだと見せつけられます。ゆらりゆらりとステージ上でギターを鳴らす増子さん。合間のギターソロでは、過剰なまでに身体を仰け反らせたりしてて「ギターソロはこれだ!」と言わんばかりのパフォーマンスでした。この「過剰な動きが音のうねりを増幅させる感じ」が最高に好きです。そのまま轟音のノイズを撒き散らし、お客さんの鼓膜を破壊していく感じ。最高です。5曲ほどやって、ラストの定番曲「Are You Satisfied?」へ。「あれ?短いな?」と思いつつも、いつまでも聴いていられる印象的なリフと中盤の和田さんのドラムソロ。そこからまたリフに帰っていく快感を覚えながらステージに目をやると和田さんのドラムセットが半壊してました。そして、曲が終わり、空中ドラムへと移行したのですが、ここでアクシデントが。ドラムをセットし終え、和田さんがお客さんの上に登ったあたりでベアーズの電源が落ちた。それまでの流れが最高で、これから突き抜けて行くぞというその瞬間に落ちた。それはそれはコントみたいな展開でした。真っ暗な会場で一瞬唖然とする場内でしたが、すぐにお客さんがスマホの光で照明を作ったりで元の盛り上がりを取り戻す。ヤケクソ感に溢れていて、めっちゃ盛り上がりました。そのままの勢いで空中ドラム終了。ライブも終わりかと思いきや、増子さんから「今日は2ステージやります」とのことで沸く場内。自分も15年はDMBQ観てきているけど、こんなことは初めてです。

 

新たなドラムセットの組みなおし、その他ステージ修復を終えての第2セット。定番の「She walks」から始まり、次はまさかの「Mama Song」。個人的にも思い入れの強いこの曲がこのタイミングで演奏されることの感激で、ちょっと泣きそうでした。んでもって「Nowhere」とかリフが最高な曲が続いて第2部も終わりな感じ。増子さんの「最後何やると思いますか?」で始まったのが「Are You Satisfied?」という馬鹿馬鹿しいけど最高な展開でした。2回目は空中ドラムも増子さんのガスマスクもしっかり炸裂し、最後の最後のドラムタワー破壊へ。お客さんのキャップを取り上げて、和田さんが被り、バッター振りかぶって…何故かドロップキック!!無残にもバラバラになったドラムセットがステージに転がる中、大団円にて終了となりました。客席からは惜しみない拍手の嵐。でも、これ以上は無理ってことで、おしまいです。

 


DMBQ - LIVE @ 全感覚祭2018

 

 

ということで、最高な春のイベントでした。全然色々なところで出てますが、このイベントは17歳の女子高生が組んだんですよね。千種さんという可愛らしい女子高生。出演した2組に対する思い入れや、開催に向けた真摯な気持ちが出演者やお客さんにもしっかりと伝わっていて、それが演者の素晴らしいパフォーマンスや、盛り上がりつつも暖かい雰囲気に包まれたお客さんの反応に繋がった様子がありありと見て取れて、感動でした。自分もイベントやったりだけど「これは敵わないなー」と思ったりでした。何と戦っている訳でもないけど。DMBQ観ながらボロボロ泣いてる姿見て、自分も泣けてきました。こうやってイベント組むのは大変だったと思いますが、最後までやり切っていて…本当に尊敬しかありません。

 

高校生のイベントと言えば、自分的には10年近く前にやってたまめぴよちゃんという娘がやってたshingingというイベントが印象に残っています。

otakebi.hatenablog.com

 

 

自分がイベントやろうと思ったときに意識の中にあって「最初は絶対メトロ」と思ったりしたイベントなので、このイベントに行った人とかが「自分もやりたいな」と思って何かが起きたら、そんな素晴らしいことはありませんよね。

20190105 kesäkuuta market presents “新春 silhouette release party”(SaToA、やなぎさわまちことまちこの恐竜、1983) /下北沢シェルター

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新春ライブ2日目はSaToAの7インチレコ発でした。これまでSaToAのライブはTHREEでやってるイメージがあったけど、今回はシェルターということで、ちょいと新鮮み(何年か前におとぼけビ〜バ〜企画で出てたけど)。

開場時間に間に合わず、けっこうギリギリで到着。めちゃ狭い入り口ドアを通り場内へ。そのときは6割くらいの入りだったんだけど、最終7〜8割くらいは埋まってた感じだったのかな。10分くらい押しでの開演となりました。

 


やなぎさままちことまちこの恐竜
去年のSaToA企画のちきにayU tokiOさんのサポート(?)で出てたことが縁で今回の運びとなったようです。ayU tokiOさんもバンドメンバーとしてギターで参加されてました。

 

可愛らしさもありながら、伸びやかなまちこさんのボーカルと、鍵盤2人という編成だからか、音がとても彩鮮やかで楽しい気持ちになってくる演奏でした。ayUさんがちょいちょいノイジーなギターを弾く瞬間もあって、そういうところが個人的にはツボでした。

 

サポートベースでSaToAのTomokoさんが入っていて、普段とは違って、語弊あるかもやけど「ベーシストらしい」ベースで、こちらも新鮮な感じがありました。

 

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1983
ずっと気になっていて、ようやっと観ることができました。ボーカルの優しい歌い方が少しノスタルジックな気分にさせてくれて、ホッとさせられる。こちらは、トランペットとフルートと管楽器が入ることの鮮やかさがありました。モノトーンの情景の中で、管楽器が入った瞬間にサッと情景に彩りが加えられるような。こういう景色が見えるバンドって好きなので、観れて良かったです。

 

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SaToA
初期の曲、スリーショットの曲、新曲とバランス良く配置されたセットでした。先の2組がけっこう大所帯だったこともあって、3人というシンプルな編成での演奏の良さも感じられたステージでした。

 

相変わらず、3人のコーラスワークの美しさと絡みが面白かったです。それぞれの声が個性的なこともあって、ソロ、デュオ、全員と各々の重なり方で全然違った印象になるのも面白いところでした。演奏も、ドラムとベースで楽曲の芯を作って、ギターが程よいスパイスとなってるところが良かった。全部のパートが等価値に絡んでいるから、いろんな魅せ方ができるのだなと思ったりでした。何となくやけど、Sachikoさんのギターの音色が少し変わった印象があったり。ほんの少しだけど歪み成分が増したような気がしました。気のせいかもしれんけど。演奏自体もどこか垢抜けた印象があって、徐々に次のフェーズに入りつつあるのかなと思ったりでした。

 

アンコールで披露された新曲もとても良かったです。春頃にミニアルバムをリリース予定らしくて、そこに参加されてたayU tokiOさん、やなぎさわまちこさんを迎えての演奏でした。

 

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イベント全体通して、3組とも「東京のバンド」ってことが色濃く出ていた印象がありました。みんな上手いし、大阪や京都だとこういったカラーのバンドっていないし出にくいんだろうなと思いました。やっぱりその土地土地の空気感というものがあるのだなと改めて感じるイベントでもありました。

20190104 久土N茶谷 / 小岩BUSH BASH

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2019年ライブ初めは、何年も前から行きたいと思っていた久人N茶谷のワンマンでした。今年は暦が良かったのと、たまたま東京で観たいライブが続いたので行くことができました。

 

当日、昼間に京都から新幹線で向かった訳ですが、家でダラダラし過ぎて発車2分前にホームに滑り込むギリギリ進行。東京着いたら着いたで、ホテルでだらけ放題してた。そんな感じでゆるっと会場のBUSH BASHへ。

 

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ここも前から気になっているハコで、エントランスのバースペースがとても広く落ち着ける雰囲気。ライブスペースはステージ低めだったけど、程よい広さで、こういったライブ観るにはとてもマッチしたいいところでした。

 

着いてハイボールでも飲んで、開演待ち。開演10分前あたりでライブスペース行ったら、前方はがっちりファンの皆さまがキープしていて、ちょっとカルチャーショックでした。こういうライブはギリギリに何となく人が集まってくることが多かったので…。

 

10分くらい押しで久人さんと茶谷さんがステージに上がってきました。チューニングとかしてそのままライブに突入。こういった緩い始まりはソロやデュオならではですね。で、とにかく2人なのに音がデカイデカイ。久人さんはギターをベースアンプにも繋いでいることもあって、低音の出力も申し分ないし、茶谷さんの全身バネみたいなスナップ効かせて叩くドラムは速くて重たかった。

 

久茶の楽曲はカバーがほとんどで、この日も「STOP JAP(スターリン)」、「B1のシャケ(山本精一)」、「JOHNNY(MOST)」、「まさおの夢(山本精一&Phew)」、「マリリンモンローノーリターン(野坂昭如)」、「解剖室(スターリン)」、「青年は荒野をめざす(ザ・フォーク・クルセダーズ)」など。他にも「SITTING ON THE FENCE」もやってたかも。あと、ちあきなおみさんの曲。そして、「職質やめて!」などECDさんの楽曲も多めでした。どれも原曲の雰囲気も残しながらも、2人のオリジナルかってくらいのものでした。

 

エレアコとめちゃシンプルなドラムセット(エレアコエフェクター沢山繋いでたけど)で凄い幅のある演奏で素晴らしかったです。そして、全体に溢れるやさぐれた空気感や色気。何となくセッションになだれ込んでそのまま次の曲にいったりと自由なステージも本当に良かったです。第1部、第2部とアンコール込みで2時間半くらい。冬の夜に全身汗だくになるようなとんでもない演奏で、濃厚な夜となりました。

 

お客さんもみんな楽しそうだったし、こんなこと書いてる間にもまた観たくなってきた。関西にも来て欲しいと本当に思うばかりです。

 

www.youtube.com

 

 

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