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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

3.24 TONES vol.6「“うた”のある週末」〜うそつきミシオ レコ発 at 京都〜

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先週末の話ですが、企画したイベントが終わりました。出演して下さった皆さま、アバンギルドのスタッフの皆さま、何よりお越し下さったお客様、本当にありがとうございました。簡単に感想でも。


黒岩あすか
バンドでは2回程観たことがあったんですが、ソロで観るのは実は初めてでした。スルッと始まり、ピアノのインストからスタートでした。拙い感じなんだけど、大切に音を紡いでいる様子が素晴らしかったです。

で、クラシックギターを持って2曲目。もうね、客席を一気に黒岩さんの世界に持っていってました。10年くらいアバンギルド通ってるけど、今までで一番静かなアバンギルドだったんじゃないかってくらい。少しの物音もないくらい、みんな固唾を飲んでステージに釘付けになってた気がします。詞の世界、触れたら消えてしまいそうな歌声に涙腺が刺激されっぱなしで、何度も泣きそうになってました…。

 

 

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ミラーボールズ
やっぱり素晴らしかった。真二さんの滲みよってくるような、それでいて泣けてくるギターや、恵子さんのちょいヒステリックで、泣ける歌声。残酷なようで、切なくて泣けてくる。泣けてくるって何回使うのかって感じだけど、泣けてくるからしょうがない。

新曲も凄く好みで「嘘の幸せでよければあげる」って歌い出しのフレーズが好みすぎて…。すっごい落ち込んだ後で、やっぱり前向きに何かやってみようと思える良さがありました。

この日の演奏は、ちょっと荒いところもあったけど、そういうところも良かったです。演奏が走り過ぎてた真二さんを恵子さんが「落ち着きたまえ」ってたしなめる様子。そんな関係性の2人が本当に好き。

 

 

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見汐麻衣
ライブ観るのは何年振りだろう。数年前に東京でMANNERSは観たけど、ソロはとても久しぶり。

そんな久しぶりな見汐さんの歌は、芯があって伸びやかで凛としていた。聴いていて清々しい気持ちにさせてくれる。ピアノとギター、ベースという編成も、歌の良さを際立たせてくれている気がして、聴き入ってしまいました。んでもって、後半は野田さんのピアノに合わせて見汐さんが歌う流れやって、ピアノと歌というシンプルに、歌の良さが一層際立って、自分の心に沁み入ってきて、素晴らしいという気持ちが溢れてしまいそうでした。

個人的には、埋火の曲もいくつか聴けたのが嬉しかったです。解散してしまって、このバンドでは聴くことはできないけど、こうやって違うかたちでも好きな歌を聴き続けることができるのはとても幸せなことです。

 

 

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てな感じで、三者三様の「うた」があって、表現の違いはあるけど、共通する何かもあって、楽しい夜でございました。