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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

9.10 Lomboy Pre-Release Shows Vol.3(Lomboy、SaToA) /下北沢440

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6月に自分が主催したイベントに出ていただいたSaToA。そのときに「レコーディングするからライブはちょっとお休みします」ってことで2ヶ月ほど休んでいて、その後で発表されたこのイベント。経った2ヶ月かもしれないけど、バンド結成から2年経たないバンドの2ヶ月は長い。このお休みを経て、どんな感じになっているか観てみたく、お昼ライブなら行けるなって思ったので、行ってきました。
 
当日はバスで東京まで来て、新宿のディスクユニオンでCD物色してたら開場時間過ぎ。大急ぎで下北沢に向かいました。
 
会場となる下北沢440はちょくちょく前を通ったことはあったけど、中に入るのは初めて。かなりオシャレなカフェ&ライブスペースって感じで、晴れた昼間に気持ちいい空間でした。そんな空間でいきなりビール頼んで飲んでいたけど、それすら気持ちいい感じ。おっさんが昼間からビール飲んでいても何気にサマになる勘違い。開演時間になれば、前方の椅子席はほぼ埋まっていて、後方には立ち見のお客さんもいるくらいの盛況振りでした。
 
 
SaToA
定刻通りにライブはスタート。1曲目は「LONELY PLACE」から。屈託の無いギターの音や美しいコーラスの歌声が晴れた週末のワクワク感とマッチしていつもよりもスッと響いてくるみたいでした。そこから「RIVER SOUL」、「TEGAMI」とメンバー3人のそれぞれの個性的な歌声、それらが混じり合っての独特なコーラスも堪能しながら、ずっとライブを観てました。
 
今回のイベントは2マンということで、尺の関係もあってかMC多めのライブ。1曲演奏して少しお喋りがあって、終始和やかなムードで進行してたのが印象的。メンバー紹介があったり、バンド名の由来(メンバーの名前の頭文字を取ったもの。たまたまみたいだけど、フィンランド語で「収穫」って意味もあるみたい)の話や、最新MV制作に関するものがあったりと、いろいろありました。こういうところ、ちょっと珍しくて面白かったです。
 
その後も6曲くらい?既存曲の演奏があって、最後に演奏されたのが新曲「青草のにおい」でした。小気味良いギターのカッティングを中心に跳ねるようなリズムが新鮮で、楽しげなメロディーラインも素晴らしくて、自分のど真ん中を貫く素晴らしい曲です。MVもいいけど、ライブで聴くと臨場感あって、より良かったです。
 
MCのときに話もあったんだけど、この曲のMVは自分たちだけで撮ったそうで、そういうDIYなところも本当に好きです。ガールズバンドらしいキュートさやセクシーな感じもありながら、一本しっかりと芯の通ったところもあって、そういうところも良い。
 
またライブ観たいバンドです。
 
 
 
 
 
Lomboy
あえて前知識ゼロで観ました。ベルギーの女性シンガーソングライターらしい。今回はサポートで、ベース、キーボード、パーカッション、サックスとギターのメンバーが入ってのバンド形式での演奏でした。後は、打ち込みもあったかな。
 
北欧のミュージシャンならでは?かな、打ち込みの音が柔らかだったのが印象的でした。一見ひんやりした見た目なんだけど、触ってみると暖かい…そんな感じの音でした。どこか懐かしさを感じさせるメロディーが本当に気持ち良くて、だんだんと夢うつつ…。本当にドリーミーやったです。で、気がつけばライブはほとんど終わってました。すんごい和やかで暖かい時間でした。
 
アンコールもあったんだけど、もう曲が無いってことで終わり。そこは残念だったけど、また次の機会ってことで。
 
 
 
 
 
そんな感じで、週末のお昼から本当に楽しいイベントでした。何か知らないけど、街を散歩したくなるような気持ちよくて清々しい気持ちにさせられました。