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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

10.18  ChcolateFireball(ばけばけばー、おとぼけビ〜バ〜、わなた、PUBLICS.) /京都陰陽

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本年末で移転が決まったネガポジ。一時は閉店かって話もあったみたいだから、ひと安心。メンツもよいので行ってきました。
 
開場してからしばらくした頃に到着。中に入ると鎮座するドラムセットやアンプ。今回はフロアライブのようです。今回はって書いたけど、自分がネガポジに来るとフロアライブの確率が高い。隅っこの椅子でビール飲みながらヘラヘラ待ってました。お客さんはけっこう人が入ってました。
 
 
PUBLICS.
ドラムとシンセ打ち込みの男性2人。ぶっ壊れたようなシンセサイザーの音と加工されたボーカルが凄い好みでした。曲はループものがほとんどだったんだけど、フレーズが聴きやすくて乗りやすかったです。暴れすぎて機材トラブルがちょくちょくあったのも音と合ってて面白かった。
 
 
 
おとぼけビ〜バ〜
冒頭にも書いたとおり、今回はフロアライブ。メンバーが向かい合って演奏する感じが珍しくて面白いです。やし、各楽器がほぼ生音で音の定位とかが普段と違って、セッティングの音出しも新鮮でした。
 
セッティングが終わり、定番の「おとぼけビ~バ~のテ~マ」からスタート。ステージとフロアの境がなく、密着した感じでの演奏は演奏がグイグイ前に出てくるこのバンドととてもマッチしていてよかったです。この日はリズム隊2人がよく見える位置で観てました。位置関係もあってか、リズムがグッと前に出てきて、その向こうで聴こえるギターとボーカルって感じで、曲の強度が増して聴こえてきた印象がありました。で、普段は観えにくいドラムに注目して観てると、想像以上にいろいろやってるな〜、と思えたりで新鮮でした。
 
ライブ中盤は新曲3連発。「シルブプレ」、「いまさらわたしに話ってなんえ」、「愛の暴露本(bakuro book)」。こうして書いてみるとタイトルが凄いな…。全曲これまでの流れもありながら、ちょっとずつ違う側面もあって面白いです。特に一番新しい曲かな「いまさらわたしに話ってなんえ」は展開が目まぐるしく変わっていくところが、ヒステリックな女性の感情っぽくて面白かったです。中盤の歌詞も怒ってそうで可愛らしさもあってよかった。
 
後半はカオティックなお時間でした。よしえさんはドリンクカウンターあたりまで突撃していくし、あっこさんもギターを置いてステージ中央でかなり激しかった。全部なぎ倒す感じで20分くらいのライブはおしまい。
 
ブログに新曲の歌詞が載っていますね。
 
 
 
 
 
ばけばけばー
3ヶ月ぶりかな。フロアライブで観るのは初めて。前半に演奏された新曲が本当に好きです。ちょっと奇妙だけど脳みその奥にこびりつくリフ。ロックの楽曲はこういうフックがないと面白くない。「毎日が夢オチ」ってタイトルも可笑しい。そんな人生だったら楽しいですよね。
 
ペラペラしたギターの音や、独特のリフや歌詞が面白いバンドですが、パフォーマンスも面白いのがこのバンド。見た目とは裏腹にテンション振り切れ過ぎの竹村さんの動き。アンプの上に乗ったりは普通だし、他にもやり過ぎて訳分からんくらい。ベースの徐さんも激しさと艶かしさがあるパフォーマンスがよかったです。音も女性ならではの温かみや色気、跳ねるような軽やかさがあって好みでした。
 
30分弱の演奏でしたが、観れば観るほどハマっていく自分がいます。気がついたらズブズブハマっていた…って感じで。
 
 
 
 
 
わなた
渚のベートーベンズやモルグモルマルの人のバンドなのね。3曲くらいで、最後の長尺曲が凄い印象に残っています。基本、オルタナ中心の音楽なんだけど、そういうジャンル的なものを超えた音楽だった気がします。自分でも何かいてるか分からないけど、音が耳ではなくて感情に聴こえてくるような感じがしました。何か、大きかった。音が大きかったです。
 
凄いよかったです。
 
 
と、いう感じで真ん中2組がお目当てだったけど、他の2組もよかったです。ライブ後に飲んでてしたお話も面白くて、気がつけば終電近くまでいてたし。演奏もその後も楽しくて、満足な日でした。