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行ったライブのレポなどが書かれていると思います

5.30 NOISE MAY-DAY 2015(MASONNA、SOLMANIA、JOJO広重+山本精一、蒸発都市) /難波ベアーズ

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年に一度のノイズの祭典、今年も行ってきました。
 
出演者のメンツとしては、毎度おなじみの顔ぶれという感も否めないですが、こんな機会でもなければノイズまみれになることはないので、本当に貴重なイベントです。
 
開場時間くらいに着いたのですが、少し押してました。入り口ドアの向こうから漏れ聴こえてくるノイズの轟音に期待感がどんどん膨らんでいきました。気がつけば、入り口への階段には開場待ちのお客さんで長蛇の列が…。やはり、海外の方も多かったです。
 
20分くらい押しで開場し、ステージを見ると後方にはアンプの壁が。この雰囲気はノイズっぽくて赴き深いものがありました。で、どんどんお客さんが入ってきて、気がつけばほぼ満員のベアーズ。やはりベアーズの名物イベント&客層にマッチしているでしょう。開演時間から20分押し(ベアーズではいつものこと)で最初の出演者、蒸発都市の演奏が始まりました。
 
 
蒸発都市
ここ何年か毎年のように出演しています。自分はノイズメーデーでしか観ないです…。前まではギターのお兄さん1人だったんだけど、今回はもうひとり男の方が。ステージ左端でツマミをいじっていました。
 
ふっと出てきて、ギターを繋げ、ジャンキーなギターノイズが場内に撒き散らされました。2人でアンプ4台くらい。隙間のない音の粒子が広がり、ときおり聴こえる高音域のキンキンした音がこめかみに突き刺さります。なんか、断末魔の叫びみたいだった。異様なテンションでギターの掻きむしり、エフェクターのスイッチを踏みつける。
 
今回はそれだけではなくて、ディレイを使った比較的静かな展開や、マイクでの叫び声なんかもあったりで表現の幅が広がっていた気がしました。
 
毎回、開始直後にトラブルが起きて、無理くり演奏している印象だったので、今回はトラブルも少なく(途中で音が出なくなる瞬間はあったけど、すぐに持ち直していた)、音もパフォーマンスも素晴らしかったです。
 
 
 
 
 
SOLMANIA
蒸発都市が終わり、次はSOLMANIA。ノイズのイベントなのに(?)楽しく談笑しながらセッティングを始めるところが可笑しい。
 
今回も大量のエフェクター(40個くらい?)がステージ床には置かれており、ワクワクしかなかったです。そのエフェクター群が繋がれるギターもやっぱりかっこいい。こういうデザイン的なセンスや、見た目のインパクトもやっぱりSOLMANIAの魅力。セッティングの途中で、カツミさんの機材を落っことすトラブルもあったけど、大事には至らす、無事ライブスタート。
 
さっきの蒸発都市はジャキジャキした感じだったんだけど、こちらはずっしり重たいイメージ。最初は乗り切れてないような印象だったんだけど、中盤あたりからカツミさんは頭を振り回し、大野さんは前に近づいてきてモニターに足を乗せ出す。このあたりから音も一気にハードになってきて、さすがの演奏でした。
 
このお2人のノイズは、濃厚なんだけど、どこかに大阪のおっちゃんみたいな人懐こい感じがあって好きです。
 
 
 
 
 
たぶん、1年振り。久々のマゾさん。
 
ゆっくり丁寧にセッティングを行う姿が緊張感を醸し出している。床に置いた機材をガムテープでしっかり固定し、マイクスタンドはコンクリートブロックで固定。サウンドチェックが終わり、一度楽屋へ戻る。アンプから漏れるシューシューした音がめっちゃ怖い。もう、この瞬間からライブは始まっているよう…。
 
そして、楽屋のドアから出てきたマゾさんの目は完全に据わっていました。絶叫とともにエフェクターのスイッチを踏むと超高速のノイズの嵐。ステージ上で、そして凄い勢いで客席に飛び込んでくるマゾさん。気がついたらもうステージにはおらず、倒れたマイクスタンドと床に散らばった機材だけが残されていました…。
 
音的には機材トラブルがあったみたいで、本調子ではなかったかもですが、それ以上にパフォーマンスがヤバかったです。血管切れそうなくらい緊張しっぱなしでした。
 
素晴らしすぎました。
 
 
 
 
 
ノイズの大御所2人の演奏。JOJO広重さんはさっとセッティング終了。山本さんは床と譜面台の上にエフェクターをセットし、ギターアンプとベースアンプ使用でした。シールドの調子が悪かったのか、ちょっと準備に時間がかかっていました。最後、接点復活剤かな、無造作に吹きつけてて笑った。
 
演奏自体は、よくも悪くも2人の音という感じでした。山本さんはいつものストラトを掻きむしり、途中で切れた弦をネックにこすりつけたりしながら、ほぼ隙間なくノイズを撒き散らす。広重さんは緩急つけた安定の演奏だった印象です。
 
約20分の演奏だったけど、やっぱり自分のノイズスタンダードはこの2人にあるということが再確認できました。
 
 
 
そんな感じで、ノイズまみれな夜。心地いい耳鳴りを残して、イベントは終了しました。また来年も行けたらいいな〜。