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行ったライブのレポなどが書かれていると思います

4.1 "数えきれない 1st ALBUM RELEASE & LIVE"(数えきれない、山本精一、jan and naomi ) /木屋町アバンギルド

ライブ 木屋町アバンギルド 数えきれない 山本精一 jan and naomi

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PARAの対バンなんかでだんだんと引き込まれていった数えきれないの1stアルバムリリースイベント。ちょっと迷っていたけど、仙石彬人さんのTIME PAINTINGもあるというので行くことにしました。
 
当日は仕事を早めに切り上げてアバンギルドへ。少し押した開場時間。多くの方が列を作って待っていました。
 
場内に入ると、サイドにはテーブル席、前方は椅子席という配置。フロア中央には仙石さんの機材がどどんと鎮座していました。普段は後方のPA席付近からされていることが多くて、様子を観ることができなかったので、こちらも楽しみなところです。その分、客席スペースが少し狭い感じでしたが…。自分はサイドのテーブル席に座ってお酒とご飯を注文(暗いな…)
 
 

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待っている間もどんどんお客さんはやってきて、気がつけば椅子席もかっつり埋まっていて、フロア後方には立ち見のお客さんもたくさん。大入り満員という状況でした。
 
 
jan and naomi
男性2人のギターデュオ。透き通った音とささやくようなボーカル、お2人のコーラスワークが何とも言えない浮遊感がありました。仙石さんのTIME PAINTINGの効果もあってか、吸い込まれていくような心地よさがあって、ふわふわした気持ちになりながら観ていました。
 
 
 
 
 
今回はMacであらかじめ録音していた素材にエレキギターを重ねるギターインストの演奏(ちょっとだけ歌っていた)でした。1曲目はほとんど真っ暗な中で、アコギの音に合わせての演奏。Macのロゴやディスプレイの光だけがぼんやりと。その中で山本さん独特のギターの音が響く。暗い照明のためか、音がはっきりと入ってきた印象があって、よかったです。
 
曲が終わり、「何でこんなに暗いの?何も見えへん」との発言が。どうやら演出ではなかったみたい。そのまま轟音ノイズ、フィードバックを撒き散らして、そちらに流れるのかと思わせながら、「LIGHTS」から「Thusand Moon」へと。こちらもアコギのループっぽいフレーズに合わせて、様々なテイストのエレキギターの音が重ねなられる…。曲の後半には4つ打ちのビートも加わって少しダンスミュージックっぽくなるのが面白かったです。
 
最後はお客さんとして会場に来ていたPARAの西さんに許可を取って、ある日のPARAのリハーサルの音に合わせての演奏。これは思いもよらないレアな演奏に、ひっそり興奮していました。リハーサルなので、全然いびつだったけど、ワンフレーズで押していく感じの演奏で、がっつり陶酔できました。
 
 
 
 
 
数えきれない
ドラヒップやスズメンバのむうとんさん(Gt、Vo)、あずみさん(Ba、Vo)、やすよさん(Dr、Vo)の女性3人のバンド。むうとんさんはドラヒップとかおやつとか、他のバンドでも何度も観ていて、それらどのバンドもとてもよくて好きなのです。数えきれないもPARAの対バンとかで偶然に知ったけど、やっぱり好きでした。セッティングが終わり、なんとなく演奏が始まりました。
 
1曲目は「おいしい」という曲。なんだか変なんだけど、キャッチーなリフとあっけらかんとした歌い方が独特なポップセンスを感じる面白い曲。ふわふわ聴いていて、サビの
 
「だれかが殺した おいしいいのち
わたしが摘み取った おいしいいのち」
 
って歌詞でハッとさせられたり。
 
多分、この日の曲順はアルバム通りの流れだったと思います。ポップなんだけど、どこかストレンジ、それぞれがマイペースに距離を保っているような、皆くっついているようなバランス。すんなり聴けるんだけど、聴き終わった後にいびつなものが後に残る不思議な楽曲たち。曲間のMCはひたすら緩かったのもよかったです。「マッハの牛車」が終わり、むうとんさんが床に置いたピックが透明で見つからず、次の曲にいけないアクシデントはめちゃ笑いました。「(ピック)どこ〜?」ってメンバーにも手伝ってもらいながら、必死で探す姿が可笑しかった。
 
その「マッハの牛車」でフジタナオキさんのVJ、それ以降の曲では仙石彬人さんのTIME PAINTINGも加わって、そんなバンドの世界観がどんどん拡張されていった印象がありました。特に仙石さんの映像は、本当に幻想的で、今いるところからどんどん切り離されて、別の場所へ連れて行かれているような錯覚に陥る。最後に演奏された「足音バスにのる」の途中、ノイジーな展開になっていくところでは、自分は感覚が完全にぶっ飛んでいました。
 
この日はアンコールなし。持ち曲全部やったみたいで「もう演奏できる曲がありませ〜ん」とのことでした。さっきまでの演奏との落差が…。それが楽しいバンドですね。
 
 
 古い映像しか見つからなかった…。
 
 
 
平日だったのに凄いお客さんで、とても愛されているバンドなんだなって思ったりの夜でした。演奏中に仙石さんの様子もチラ見できたりして、そちらもよかったです。本当にいいイベントでした。
 
 

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