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行ったライブのレポなどが書かれていると思います

1.4 neco眠る×片想い(neco眠る、片想い) /難波ベアーズ


今年のライブ初めはこちらでした。場所はよく行く(というか、ほぼ毎月行ってる)ベアーズでneco眠ると片想いのツーマンという「これでもかっ!」というくらいの豪華な組み合わせ。当然チケットは争奪戦となり、即日完売となったようです。幸運にもチケットが取れたので楽しみにして会場に向かいました。

ベアーズのホームページでは開場はいつも通りの18時半。混雑するだろうし、少し早めの15分くらいに着いたのですが、もうばっちり開場していました。アレッ?と思ったけど、そこはベアーズ、開場時間など細かいことは気にせずに中へ。

最前列は既にお客さんで埋まっていたので、自分は向かって左のスピーカー側でのんびり開演を待ちました。それからも途切れることなくお客さんはやってきて、開演時間には客席後方の入り口までびっしりお客さんで埋まっていました。10分遅れ程度で先方のneco眠るが登場です。


neco眠る
ボロフェスタの深夜の部のときに京都メトロで観て以来で2ヶ月ぶりくらい。前回は後ろの方で音だけ聴いていたから、メンバーの姿をはっきり観るのはすごく久しぶりな気がしました。このときは伊藤さんの姿はなく、それ以外のメンバーが出てきました。

最初はマーチソングっぽい楽しい新曲から。この曲の後半で楽屋から伊藤さんが出てきました。以前までは定番だった上下ジャージではなくて黄色いヘッドバンドに丸いグラサン、黄色いシャツに赤のズボンで前よりも胡散臭さが増しています。トレードマークである金色のごっついネックレスは健在で、路上で怪しいアクセサリー売ってそうだなと思いながら観てました。

そのまま「DASI CULTURE」へと続き、客席は飛んだり身体を揺らして踊る人で溢れかえっていました。この勢いは止まること無く「Sun City's Girl」へと続き、前半のピークがやってきました。森さんのほんのりしたMCを挟み、何度かやっているハードコアパンクっぽい短めの曲から「学食のラーメン」とまたしても盛り上がる曲を連続で。その後は「YODOGAWA BOYS」と「プール後の授業」だったかな、順番は忘れたけど、ゆったりした曲とこないだ出たアナログシングルの曲、そしてラストは定番中の定番「ENGAWA DE DANCEHALL」で締めでした。

再活動後のライブで特に感じるのですが、人懐っこいメロディーに音の優しさからくる幸福感が本当に素晴らしいです。ゆる〜い楽曲でゆらゆら身体を揺らしていても、ハードな曲で跳ぶように踊っていても、自然と笑顔になれる楽しくて幸せな空気がライブ中ずっと場内を満たしていました。演奏中にベースのシールドが何度も抜けて音が出なくなり、森さんに怒られる伊藤さんも可笑しかったです。


■片想い
初見でした。昨年、アルバムが発売ときにJETSETで見かけてなんとなく買ってみたら、すっごい良かったので楽しみにしてました。

セッティングが終わり、そのままスタート…と思いきや、伴瀬さんのトイレ待ち。いきなりゆるゆるな雰囲気です。気を取り直して始まったのは「管によせて」でした。語り部分に「探偵ナイトスクープ」や「タージン」、「オリバーソース」、「関西電気保管協会」といった関西人ならニヤッとするフレーズが盛り込まれていて楽しい。やってくれた曲は当然アルバムからが多くて、「tristeza de carnaval」や「スモーキーオモロ」なんかも前半にやってくれました。

大阪では初ライブということで待ち望んでいたファンが多かったのか、会場が壊れてしまいそうなくらい盛り上がっていました。今回、盛り上がりという面ではneco眠るが少し大人しめだったので余計にそう感じたのかも。お客さんが笑顔で飛び跳ねたり手を上げたりしていて、全身でライブを楽しんでいることがはっきりとわかる様子にちょっと感動しました。

楽曲は、ファンクやディスコ、ヒッピホップやちょっと黒人音楽なんかの雑多な音楽を取り込み、それぞれが違った顔を持ちながらどこか親しみのあるとても聴きやすい極上のポップスに仕上げられていて、生で聴いてもやっぱり素晴らしかったです。フロントの3人が楽器をいろいろ変えていて、楽器の枠に捕われない自由なスタイルは現在の東京のバンドなんだな〜と思ってみたり。また、ライブで観るとフロントの方々の楽しそうな様子(おふざけ?)がこちらにも伝わってきて楽しい気持ちになってきて、それがステージにも伝わり…という好循環もあって、楽曲たちがより輝いていた気がしました。アンコールの後も誰も帰ろうとせず、ダブルアンコールが起きていたところからもどれだけいい演奏をしたのか、お客さんを楽しませていたのかがよくわかりました。

個人的に一番嬉しかったのは「踊る理由」が聴けたことでした。この曲の持つ楽しくも少し哀しい空気感、これがライブでは楽しさも加わってホロリときてしまいそうでした。


新年早々から幸せな気持ちにさせてくれたこの組み合わせ。MC.sirafuさんがポロッと「恒例にしたいね」って言っておられましたが、是非そうして欲しいイベントでした。