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行ったライブのレポなどが書かれていると思います

12.13 Acid Mothers Temple &The Melting Paraiso U.F.O. / 今池得三

 
何年も前からずっと行きたいと思っていたアシッドマザー祭り。この時期は仕事の繁忙期で土曜出勤と被ってしまうため苦い思いをしたものですが、今年は休みと被ってようやく行くことができました。
 
結局ギリギリまで家にいたため、観光らしいことはなにもせず。新幹線のホームできしめんを食べ、得三近くのラーメン屋でラーメンを食べるだけの名古屋でした。
 
開場時間少し前に今池の駅から得三に向かっていたのですが、目印にしていた目の前の大きな駐車場がなくなっていて、思いっきり通り過ぎてた。開場時間になり、中に入る。フロア中央に喫煙スペースの机があってそれ以外は机も椅子もなし。てっきり座りでご飯食べながら観る感じだと思っていたのでびっくりしました。客足は遅かったですが、気がつけば満員御礼状態。20分遅れくらいでライブはスタートしました。自分は津山さんよりの前の方にいました。舞台袖から出て来るメンバーの強烈なインパクト。普通な見た目の人が誰もいない。田畑さんがまだ一番普通かな。
 
 
 
1曲目はハードなリフが印象的なロックナンバー。いきなり河端さんの超絶ギターソロが炸裂。そして、ブルージーでサイケデリックな展開へとなだれ込み、映像の効果もあってか脳みそがとろけそうな感覚になる。で、もう一回最初のリフに戻った瞬間の快感は凄いものがありました。
 
2曲目はアメリカツアーで突然演奏されたらしい歌謡ロックっぽい曲でした。津山さんの演歌歌手みたいなボーカルにサイケなコーラスが謎過ぎる曲。どこまで本気なのかさっぱりわからない、アシッドマザーらしいナンバーでした。
 
で、津山さんが笛を手に取り、ピ〜ヒョロロ…と演奏しだしたり。そんな謎なパートも含みながら、津山さんと志村さんのグルーヴに乗っかり、そこに河端さんのギターと東さんのシンセサイザーが加わると目の前がどんどんおかしくなっていて、そのままどこかに連れて行かれそうに…。と、ここでトラブルが。津山さんのベースの音が出なくなってしまいました。演奏中も配線の接続を見たり必死で立て直そうとするも、どうにも回復しない。どうやらベース本体がダメになってしまったみたいです…。そのまま曲が終わり、第一部終了。恒例のオークションタイムとなりました。結局、ベースは得三のものを借りてやることになりました。
 
 
オークションタイムでは、メンバーが持って来たレアものポスターやTシャツがどんどん競りにかけられていく。最初は500円とかだったのに、気がつけば2,000円とかどんどん高騰していた。後半では、津山さんのリュックや山の案内板みたいのまで売りに出されて、それが高額で取引されていく様子にびっくりしました。さっきまでとんでもない演奏していたのに、このオークションでは笑いもたくさんの和やかな雰囲気で、みんな楽しそうだったのが印象的だった。オークションの最後にはさっき壊れた津山さんのベースまで出品されるという何でもありな感じでした。このベース、アシッドマザーはもちろん、想い出波止場とかでも何度も見ていたもの。レアにも程がある&さっきまで演奏していた楽器を売りに出す人を見たの2人目で、なんだか笑えてきました(1人目は山本精一さんでした)。そんな感じで終わったオークション。売上げは終演後のふるまい酒に使われるそうです。こういうところの計らいもええですね。
 
 
休憩を挟んでからの第二部では、河端さんのシタールギターなんかも演奏されたりして、民族的なサイケ色が強い演奏が多かったです。細かいことはほとんど覚えてないです。1時間強で2曲くらい?延々と続いていきそうな終わりのない轟音サイケの世界にどっぷりはまってしまい、最後の大団円で脳みそから身体全部が溶けて、輪廻して生まれ変わったみたいでした。気がついたら河端さんのギターが天井にぶら下がっていました。音だ出しができる22時ギリギリまで演奏してくれました。
 
 
 
この日はドラムの志村さんの最後のライブってことで、全部出し切るくらいの勢いで演奏されていたのもよかったです。シンプルなんだけど、ここぞってところで的確に突いてくるようなドラムで、聴いていてとても気持ちよかったです。
 
 
アシッドマザーの皆さんは本当不思議な魅力で溢れてる気がします。風貌もなんだけど、関西っぽい会話のノリやいい意味でのアバウトさ。皆さん凄いテクニックで演奏されているのに、どこか人間味に溢れているところが面白くてたまらないです。ようやく行くことができたアシッドマザー祭りはすべてが大満足のイベントでした。楽しすぎました〜!