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行ったライブのレポなどが書かれていると思います

10.12 Z-DAY → Your miscellany because tupper レコ発企画 /名村造船上跡地STUDIO PARTITA、扇町para-dice

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この日は北加賀屋にある名村造船上跡地STUDIO PARTITAと扇町para-diceであったイベントに行ってきました。今回はお目当てのバンドだけ書きます。
 
まずはお昼から開催されていたZ−DAYへ。以前はちょくちょく通っていた名村造船上跡地に久しぶりに行きたかったのと、赤犬のライブが観たいというのが主な目的でした。13時オープンで赤犬は最初の出演で14時から。なもんで、早めに家を出て会場へ。
 
久しぶりの名村造船上跡地、STUDIO PARTITAに気持ちが高揚しながら屋外のスペースでスケボーに興じる人たちの様子を観ていたり。開場して間もない時間だからか、お客さんはそれほどおらず、辺りを見回すと関係者や知り合いと思われる人が多かったです。ボーダーが多いからなのか、タトゥーの人が多くてちょっとビビり気味でした。
 
開演時間が近づき、PARTITA内へと移動。メンバーが出てきて準備が完了したというのに、場内にいたのは自分くらい…。久しぶりに感じた強烈な緊張感。これは最高に気まずい…。ですが、イントロが始まったら外にいたお客さんが入ってきてなんとかなりました。それも、400〜500人は入りそうな空間に数十人というくらいでしたが…。
 
 
 

赤犬

下手したら2年振りくらいかも。場末旅館チックな昭和歌謡をやけに高い演奏力で演奏していました。この体制になってから早5年あまり、さすがに受け入れることができました。
 
まずは赤犬ヒットパレードってことで、メドレー形式で何曲か。そして、「アモーレ」という曲ではコーラス隊の3人が順番にレオタード姿で客席で踊り舞うという謎のパフォーマンスが。場内のお客さんからは笑い声が漏れまくっていました。本人たちは真顔で真剣にやっているところが最高に面白いです。曲はムード歌謡という…。
 
そして次に演奏されたのは「アンドロメダ大将軍」。コテコテの昭和歌謡の楽曲。Aメロからサビにかけての盛り上がり、コーラス隊3人の踊りなど見所がたくさんあり、まったく飽きさせない1曲です。で、最後の楽曲は「酔わせてよKOBE」でした。
 
もう何なんでしょうか、この昭和感は。異様に高い完成度でキャバレーや場末旅館のハコバンみたいなチープな空気感が再現されているという不思議さ。間のMC含めてメンバーの登場から退場まで一切の隙がなく、ライブではなくて歌謡ショーを観ている錯覚をもたらしてくれるところにこのバンドの凄さを感じずにはいられませんでした。
 
 
 
 
時間が25分くらいと短かったことだけが心残りでしたが、やっぱり楽しい時間でした。
 
その後は場内をふらふらしながらお酒を飲んだりスケボーの様子を観たりしながらライブを観てました。が、その後に出てきたロマンチック幕府は下ネタ全開だったり(笑える感じでもない)、ざxこxばのハードコアなサウンドを堪能できたのはよかったのですがフロア内のお客さん人数のせいか、自分的にそれほど盛り上がることもできずいまいち消化不良な状況が続きました。そんなときに扇町でCountPhantomがライブするっていうことで、迷った挙げ句そちらに移動することに。DAMAGEやDEATH SURF 2000、トリの1★狂と観たいバンドはあったんだけど、夜まで時間を過ごせる自身がなかった。
 
 

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ここで扇町へ移動して次の会場para-diceへ。初めてのところです。ここは天神橋商店街の一角にあって、大阪感満載な商店街を通り抜け、地下へ。場内に入ってみるとめっちゃ狭い。自分が着いたときは2バンド目の途中だったんですが、既に20〜30人くらいお客さんがいてたんだけど、動きにくいくらいの混みようでした。後、天井が低くて圧迫感が凄かった。ちょっとこれは強烈でした。でも、そんな怪しげな空気感が面白かったです。お目当てのCount Phantomは4番手でした。
 
 

Count Phantom

このバンドを知ったのは1年くらい前かな。Twitterのふとしたきっかけで知りました。元々、ベースの今井さんが前にされていたフレアオッズというバンドが好きすぎて、その繫がりでとても興奮したのを覚えています。
 
ファーストアルバムのゲストでDMBQの増子さんが参加されているらしい。それだけでアルバム買ってみたんだけど、最初の1音でぶっ飛びました。ロックやプログレなどの要素に昭和歌謡のテイストが加わった楽曲、童謡っぽい感じもするメロディーラインが頭にこびりつく。それでいて音はまさに現在の音としかいいようがなくて、自分の好みにジャストで突き刺さってきました。彼らのアルバムは2枚出てますが、今でも両方とも聴き続けています。当時気になっていたアングラポップ界隈とも繫がりがあったのもよかったです。結局、フレアオッズのライブは観れずじまいで実質解散状態みたいです…。一度でいいから観たかった。
 
前置きが長くなりましたが、そんな訳でのCount Phantom。ちょくちょく関西には来てくれているみたいですが、いかんせんタイミングが合わなくて観れなかった。だから、セッティングしてるメンバーの姿を観るだけでこみあげてくるものがありました。
 
セッティングも終わり、最初に演奏されたのは「PANIC」でした。ザラザラしたファズギターの質感にブリンブリンなベースがカッコいい。曲の展開もけっこう目まぐるしく変わって、初めてだとついていくのがやっと。そのまま続けざまに「あ・ぶ・な・い・コンビナート」へ。早めのテンポと曲のリフの疾走感がとても好きだと思いました。
 
その後もMCらしいMCは全くなく、立て続けに曲の演奏を続けてました。ジャキッとしたギターのカッティングに要所要所で現れる凶暴なファズギター。音が早くてシャープなドラム。今井さんのベースはグリッサンドの入れ方やフレーズが独特で、ベースラインがやけに頭に残るところが好きです。ガレージロックのようなサウンドを基本としながらも、プログレやファンク、歌謡曲っぽいテイストなどがところどころに散りばめられていて、面白かったです。出ている音はまさに現在の音なんだけど。あと、ちょっとSFチックな歌詞の世界観も面白かったです。この辺りはフレアオッズと通じるものがあると感じました。
 
 
 
25分くらいの演奏時間でしたが、やっと観れた嬉しさが強くて終始感激しっぱなしでした。全体的な音がとてもシャープで速い印象がありました。今回は初めてで、どうしてもフレアオッズと地続きで聴いていたところもあったので、次回はもっとちゃんと聴きたいです。
 

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ライブ後に買った3曲入りデモCD-R。気がついたら全曲合わせて150回以上聴いてた。早くちゃんとした音源でも聴きたい。
 
で、このイベントには最後までいたんですが、他のバンドはそこまで…。演奏は上手いし、音も大きくて凄いなとは思ったんですが、楽曲がそこまで惹かれなかったのです。混み合った場内の状況に疲れてしまったのもあるかもしれないです…。