最近、大学のときの友だちがバンドをやっていることを知って、観に行ってきました。大学以来全然会ってなかったし、連絡も取ってなかったんだけど、Facebook見てたら偶然見つけて「おお〜!」ってなりました。リールードって名前で活動してた。
開演時間近くに到着。入り口前で再開であった訳ですが、全然変わってなくて一瞬でわかった。10年ぶりくらいやったけど一瞬でわかった。その後、場内へ。陰陽はそれほど広くはないけど、椅子と机があってご飯やお酒のメニューもたくさんあって居心地がいい。場内の雰囲気はほぼ居酒屋です。
枝豆とビールを頼んでつまみながら観ていました。
しの山百人祭バンド
ギター、ベース、ドラムにボーカルギターというオーソドックスな編成。やってる曲はロックンロール寄りなロックが多かった。こういう会場で、聴くロックンロールは本当に楽しい。ボーカルがドンと前に出ていてわかりやすく、時折パンキッシュなところやファンクなところが顔を出すところもいい。シンプルな中にもちょっとフックを効かせたサウンドはいい意味で京都らしいバンドだな〜と感じました。久しくこういう音を聴いてなかったこともあったけど、そんなの抜きにしてもめちゃめちゃよかったです。
リールードバンド
ベースの音出しで、「コロンとしたいい音やな〜」と思ったらThe Lilliesの人でした。2年くらい前に知ってめっちゃ好きで、CDも持ってるバンドやからびっくりしました…。ドラムも「身体のバネを活かしてめっちゃパワフルに叩くな〜」と思ったらこちらもそうでした。
こちらも曲はロックンロール寄りなロックが中心。安定感あるリズム隊にときおり挟まれるギターのフレーズ、音程はちょっと…やけど、やぼったい感じのボーカルは聴いていてかなり楽しかったです。中盤にはハープを使ったスローテンポでブルージーなものがあったりとかして、しの山百人祭バンドよりも土臭いロックンロールで普通に好みでした。
ライブの終盤では突然、野球のユニフォーム着てパンクな曲に合わせてトランペット吹いたり、地味に謎な場面もあったり。こちらもいい意味で京都の空気をたくさん吸い込んだような音でした。アンコールでやったちょっとカントリーチックなギターが入った曲も好みでした。
メンバーは違うけど。
リリィズ - Long Goodbye live at ハードレイン (The Lillies - Long Goodbye) - YouTube
で、こちらはThe Lillies。めっちゃいい曲や。
そんな訳で、どちらも京都らしいとてもいいバンドでした。陰陽というそれまた京都独特の会場で聴くこういう音は「京都に住んでいて本当によかったな」と思わせてくれるには十分でした。
にしても、リールードは10年前から好きな音楽も全然変わってない。ライブを観ていて、曲を聴いていて、それがよく伝わってきた。それがとても嬉しかったです。人生やってると、本当にいろいろな巡り合わせや偶然があって面白いな〜と思えた夜でした。