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行ったライブのレポなどが書かれていると思います

9.8 Phew×高橋悠治/京都磔磔

phewさんが京都にやってくる、会場内にグランドピアノを入れての演奏というのに惹かれて行って来ました。

前日の東京でのライブ3本ハシゴでゾンビになり、昼前に京都に戻ってきて最低限の家事をやってから昼寝。3時間くらい寝てからノロノロと準備をして磔磔に向かいました。この日の開演時間は19時半で、磔磔は21時までしか音だしできないから1時間くらいのステージになりそう。また、事前に演奏予定曲目が発表されていたりとあまりないパターンのイベントでした。

会場内に入ると、椅子とテーブルが並べられた場内にはかなりの数のお客さんがいました。自分も磔磔のぶっとい柱のすぐ右あたりの椅子に腰掛ける。ステージ向かって左側にはグランドピアノが鎮座しています。その手前には小さいオルガンのようなものも。一方で、ステージ右側にはマイクスタンドが3本。恐ろしくシンプルなステージです。

定刻を少し過ぎてお2人が出てこられました。phewさんは全身黒の衣装。高橋さんは…忘れました。phewさんは水に少し口をつけて、2人でアイコンタクトをとって演奏が始まります。

公開されていた演奏予定曲目(主催者サイトより拝借)

1.自殺について 
2.インディアナ・ソング
3.おやすみなさい
4.秋の雨
5.墓碑銘
6.Klage an das Volk
7.働く母親のための4つの子守唄
8.ミハエル・バクーニン年金生活
9.パレスチナの子どもの神さまへの手紙
10.最後のノート
11.ああファラダー 吊るされたおまえ O Falladah,die du hangest
12.The End
13.名前よ立って歩け
14.こどもの国

正直、1曲も知らないので、これらの曲がこの順番で演奏されたのかはわかりません。はっきりと知っている方がいれば教えて欲しいです。なので、ぼやっとした感想です。

基本的にお2人ともMCはなく、曲が終われば少しの間があって次の曲へ…という流れ。phewさんはノンエフェクト、オープンリール…ではないか、すっごい昔の音源を聴いたときのぼやっとした感じ(?)のエフェクト、テープエコーの3つのマイクを使い分けて歌っていました。高橋さんは基本はグランドピアノ、数曲はオルガンかな。

なんというか、今までのライブでは聴いたことのないような独特の雰囲気が漂っていました。たぶん、この日演奏された歌は自分の知っている範囲での昔の曲の域を超えて、1800年代とかそのくらいの年代の曲だと思われるからかな。一部は高橋さんの曲のようですが。ステージの上のお2人はカラーではなくてモノクロで見えて、場所はロシアっぽい重厚なんだけどどこかくたびれた雰囲気…そんな情景がずっと浮かんでいました。この感覚は本当に今まで感じたことないものでした。

本編は約1時間くらいでしたが、そうとは感じさせないくらいの濃密な演奏でした。今回のライブでも、以前のソロライブのような優しさの裏側に凛とした強さのようなものを感じさせるphewさんの歌は素晴らしかったです。高橋さんのピアノも息遣いすら聴こえてきそうなリアルな演奏、音も澄みきっていて吸い込まれそうでした。

こんな初めての感覚を味わえたライブ、是非CDなどで発売して欲しいです。自分は絶対に買います。録音していたから、可能性はあるか。