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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

12.2 ROVO 10th Album "PHASE" Release TOUR !! /京都磔磔

2日連続のROVO。前日の素晴らしいライブの感覚を引きずりながら観に行ってきました。

去年かな、ROVOのライブに誘ってからはすっかりファンになった友達を誘って行きました。お昼に久しぶりにアンデパンダンでご飯食べて、それからうだうだしたり、LINEで大喜利大会が始まって遊んだりしているうちに開場時間が近づいてきました。やっぱりアンデパンダンのご飯はおいしいわ。


そんなこんなで開場時間を少し過ぎた頃に到着。整理番号もあんまりよくなかったんで、あんまり観れないかな〜と心配でしたが、思いのほか集まりが悪くて勝井さん側の前の方をキープ。昨日のライブにも来ていた友人とも話したりしながら開演を待っていました。開演時間を少し過ぎた頃にメンバーが登場。狭いステージにキュッとつまった感じがとてもよい。

1曲目は『Batis』。やはり、延々と繰り返されるベースのフレーズがグングンと伸びていくような感じで、始まりを感じさせます。そして『Compass』へ。やっぱりこの曲は好きだ。左右に揺られるようなリズムに、勝井さんのバイオリンの音が脳に直接入ってくる。磔磔という会場のせいか、勝井さんの演奏も気合が入っていたように思います。後半にはバイオリンの弦が切れてました。

中盤には怒涛のドラムセッションからの『NA-X』へ。2日連続でこの曲が聴けてとても嬉しい。ねっとりと10分近くかけて徐々に盛り上がっていってからの爆発的な演奏。これで盛り上がれない訳ないじゃないですか。で、本編の最後は昨日と同じ『D.D.E』でした。正直、この頃には自分の身体は音とリズムに合わせて踊るマシーンになっていたと思います。ひたすら音に身を任せて踊ってました。

んで、アンコールで再度メンバーが登場。山本さんが「地元やから僕が喋ります…」と。そして「何喋ろうか忘れた…楽しいですか?」。お客さんが頷く。「じゃぁ」と結局中身のある話は一切なし。山本さんらしいですな。そこから『REZO』をやってふわりと締めくくって終わりました。

結局、セットリストは大阪のときとまったく同じだったんだけど、この日は勝井さんのバイオリンがよく聴こえたためか、ROVOの持つダイナミックさがよく現れたライブだったように思います。2日聴いて改めてROVOの曲のダイナニズムは勝井さんが担っているんだなと感じさせられました。

以前、磔磔で観たときに、床が飛んで宇宙空間に放り出されてそこで観ている幻覚に襲われたんですが、今回もそれはなかった。何度も思うけど、照明やVJが原因なんだと思います。豆電球を中心とした無駄なものはない最低限以下の照明で演奏するメンバー。トリップ感は薄れてしまったけど、音に力強さがあって、ROVOは「バンド」なんだと改めて感じました。

また、何度でも行きたいです。