オシリペンペンズのレコ発ライブに行ってきました。場所もよく行くベアーズだし、オシリペンペンズも何度も観ている。新鮮味はそんなにないんだけど、ペンペンズのライブってだけでワクワクする感はある。
■オニジャガデルカ
元あふりらんぽのオニさんのバンド。他のメンバーも青野さん(Dr)、稲田さん(Ba)のサスペリアの2人で「おおっ!」となった。SHU鈴木さん(Gt)は全然知らなかったけど、よかったです。
曲はロックンロールっぽいのやブルースっぽいものもあって幅広い感じ。そんなに奇をてらったような曲はなかった気がします。だからといってありきたりな印象はまったくなくて、他にはない独特なものを感じました。たぶん、オニさんの動きや言葉が音とリンクして自然に出てくるようなところがあったからだと思う。それは大きくて自由でよくわからんけど「ええな〜」と思えるものでした。
■オシリペンペンズ
いつもと同じでモタコさん側の前の方で観てました。
Twitterでなんとなく知ってたんだけど、モタコさんが金髪になっていってびっくりした。変なメガネもかけていてちょぴりケバかったです。何故かひょうたんとヌンチャク、ギターフリークス用のギターをひっかけて出てきました。ギターは2曲目くらいで投げ捨ててました。「邪魔じゃいっ!」って感じで捨てていて、あまりの潔さに笑った。ヌンチャクは気がつけば落ちてました。ひょうたんは蓋を開けて何かを飲み干して捨てていた…ひょうたんの底に大きな穴が開いていて「中身なしかいっ!」と心のなかで突っ込んだりと。
このバンドのメンバー間のシンクロ具合というか、極限まで研ぎ澄まされたようなバランスの上に音楽が成り立っている感じがとても好きです。で、アドリブなんやろうけど、アレンジやフレーズが観るたびにちょこっと変わっていて自由な感じも好きです。もう、他のメンバーが参加したりすることは想像できないな〜。
また観に行こう。