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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

9.22-23 奢音祭 /南紀串本リゾート大島

前回の続きです。

渋さ知らズで大変盛り上がり、興奮してたんだけど、けっこうな雨が降っていてテントへ戻る。戻った辺りでけっこう疲れが出てきたんでそのまま寝ることに。外から聞こえる足音と雨音がやっぱり気持ちいい。

途中、雨音や強風の音に起こされながらも延々と寝て起きての繰り返し。外はけっこうなことになってたみたい。7時くらいに外を歩いてみたら地面がぐじゅぐじゅでありました。何故かタコライス食べてテントに戻ってみた(ここのご飯やさん、夜通し店開けてたらしい。すごしっ!)。あまりの暴風で大きめのテントのいくつかはひっくり返ったりしていました。

また寝て1時間くらい、雨も止んできたんで風呂へ。崖のとこにある露天風呂で絶景でしたわ。受付のお兄さんがびっくりするくらいテキトーで面白かったです。

どうやら、メインステージは暴風で使えなくなってるらしくて、急遽レストランの中でやることになってました。『はち』かな、タイコばっかのバンドがよかったです。生音でドッカンドッカン気持ちよかった。この頃にはメインステージも復活したみたいでした。

お昼前には少しずつ晴れてきて、再び遊歩道を散歩したりしてようやくステージへ。


A Hundred Birds
何年も前から一回観たいと思っていたけど、なかなか予定が合わなくて観れなかったバンド。やっと観れました。

CD聴いてるとスタイリッシュでクールなイメージがあったけど、かなり肉体的な演奏で意外でした。野外だってのもあるかもしれません。DJ YOKUさんもTeNさんもお客さんを煽ってどんどん盛り上げてた。ギターのカッティングとワウペダルのプレイが好みすぎた。

前の方では思いっきり踊りまくっている人がたくさん。自分も『Jaguar』やってくれたときは盛り上がらずにはいられなかったです。

今年のクリスマウイブは休みなんで難波ハッチのオーケストラを観に行こうと思います。絶対に楽しいと思う。


そのままステージ前で『七尾旅人×U-Zhaan』のセッティングを見ながら待っていました。旅人さんは前にいた子どもをイジッたりしながらセッティング。サウンドチェックで『アンパンマンマーチ』を歌って子どもの反応を楽しんだりととにかくゆるい。

肝心のライブはあまり覚えていない。とにかくゆるい。悪く言えばダラダラした感じ。音と声は気持ちよくて、こちらもウトウトしながら観ていました。旅人さんが「最後の曲です」と言って、客席から「え〜!?」と声があがる。そこから延々喋り続けていて、「この間にもう1曲できましたよね」というU-Zhaanさんのツッコミはお客さん全員の心を代弁していた気がします。

そんな感じでなんとなくライブも終わり、17時前くらい。このあとシークレットがあったみたいだけど、時間もあるので観るのは諦めた。他のお客さんのテントもなくなっていき、祭りが終わる瞬間のなんともいえないノスタルジーな感覚。自分らもテントを撤収して車に乗り込み、京都へ戻ることにしました。

帰りもだいたい5時間くらいかな。友だち送って家に着いたら23時くらいで、泥のように眠りました。

このイベント、今年が1回目ってことで直前までタイムテーブルがなかったり、会場内の案内図がなくてどこになにがあるかちょっとわかりにくかったりと残念なところもあった。けど、ロケーションが最高にいいし、無駄に広くなくてどこにいてもステージの音が聴こえてくるのは最高だった。どこにいても音楽に包まれているような感じだった。タイムテーブルも余裕がある流れで、ほとんど押さなかったし。

また、来年もやってほしいです。できれば、規模をそんなに大きくせずに。