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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

8.19『ムジカジャポニカ6周年爆スペシャル・後の祭り〜そとやなとふちふな』(そとやな(柳原陽一郎+外山 明)、ふちがみとふなと) /梅田ムジカジャポニカ

外山さんが来るってことで観に行ってきました。お久しぶりなふちがみとふなとも楽しみだった。

正直、そんなにお客さん埋まらなくてゆっくり座ってご飯食べながら観ようと思ってた。開場時間くらいに着いたら既に何人も並んでいてびっくりした。これは座れないかもと焦った。

ちょっとしたやり取りでも楽しい気分にさせてくれる店のお姉さんの受付を済ませて店内へ。端っこの方にスペースを見つけてなんとか座る。


ふちがみとふなと
ボーカルとウッドベースという編成なのにとにかく歌が染み入るように入ってくる。純子さんのアカペラだけでも形にはなるんだけど、船戸さんのベースが入ることで独特の暖かさが出るような気がする。会場が小さいからもあってか、マイクなしで歌う場面も多くて、息遣いまで生々しく聴こえてくるようでした。

後半で2曲ほど外山さんも参加しての演奏があった。1曲目は打ち合わせしていたみたいだけど、2曲目は突然のことで困惑しながらも曲を知っているような感じで、自然に合わせる外山さんに感激でした。そして、外山さんのドラムが入ることでええ感じになってたな〜。楽しい。

にしても、純子さんはホントに面白いです。曲間の小物の扱い方とか(何かの拍子で壊れてしまって焦る様子とか)、MCのテンパり具合とか。観ていて自然と笑顔になってしまう。ちょっとした魔法のようやった。


■そとやな(柳原陽一郎+外山 明)
今日は基本的に外山さん目当てで来たので、共演者について意識せず。あえての予習もしない派なので何も聴かず。直前で「たま」の人だったと知って驚いたのと同時にこの客入りの理由がわかった。

セッティングに出てきた柳原さんは「いい歳のとり方をしたおじさん」という印象だった。外山さんはシンバルが客席にはみ出るくらい前のほうにドラムセットを組んでいました。ブルーノートで観たときに匹敵するくらいの近さで、観ている方が緊張する。もちろんドラムセットにマイクなんてセッティングせず。

ライブは終始穏やかに、やさしく聴こえてくる音と歌がとても心地いい素晴らしいものでした。柳原さんの声は好みだったです。外山さんのドラムも歌っていた。外山さん自身も歌っていた。かなり楽しそうに歌っていた。

ライブ最後にはふちがみとふなととのセッションコーナーもあって盛り上がりましたな。当たり前だけど「大集合!」という感じで。

今回は全然分量書けんかったな。わかりやすい見所はそんなになかったかもしれないけど、ライブが終わった後で「ああ、歌ってええな〜」としみじみと思うことができて、家に着いたあたりで「来てよかったな〜」と思えたイベントでした。