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行ったライブのレポなどが書かれていると思います

7.29 LIVEHOUSE N.O.W!(進行方向別通行区分、Baby&CIDER、赤い公園) /下北沢GARDEN

7月も中盤を迎えたある日、猫背先輩のツイートでなされた告知。自分のTLは大騒ぎになり、自分も予定のチェック。「日曜やけど行ける!」と予約しましたよ。

当日はお昼ごろまでお勉強をして新幹線で東京へ。朝から何も食べてない&旅行気分を味わってやるかとやたら高い弁当とお酒を買って乗り込む。お腹が空いてたんだろう、意外に混んでいた車内でさらさらと30分かからずに完食してしまった。旅行気分など全くないですわ。寝たり酔ったりしながら過ごして品川へ。そしてそのまま下北沢へ。

初めて来た下北沢は若者の街という感じで、いい意味でのごちゃごちゃ感がよかった。初めてアメリカ村来たときのワクワク感に似た感覚がよぎりました。さっきまでお店がたくさん並んでいたのに、少しはずれるといきなり住宅街になるカオスさも好きや。

で、会場の下北沢GARDENはさっくりと見つかり、チケットの引き換えも終わった。開場までは若者の気持ちを思い出して近くのゲームセンターで格闘ゲームに興じてました。

番号が結構よかったからか、物販で新譜もスムーズに買えたし真ん中1列目もキープできて満足です。オシャレで綺麗な店内でかかるギターウルフコントラストに乾杯!でした。

赤い公園
前に観たときはドロドロしたような曲やパフォーマンスのライブをしてた印象があったから、前半の明るい曲とはちゃけたボーカルに驚いた。その驚きと違和感は1曲くらいで取れました。

表現の幅が広くて、飽きないですね。前も思ったけど、ベースの娘の笑顔と音の極悪さとのギャップが好きすぎる!


■Baby&CIDER
前知識ゼロ。サンバイザーで顔を隠した学ラン(?)の男2人。ギターボーカルとボーカル。椅子の上の機材をいじってオケを鳴らして歌う。2〜3曲ほど歌ってメンバー紹介。ワタナベイビーかせきさいだぁでした。

メンバー紹介で盛り上がって、そこからはひたすらにゆる〜いテンションでライブが進行していきました。

かせき「今までオケはMD鳴らしてたけど、今がこれ!iPodなんです」とか

かせき「さっきからずっと女の子からの視線を感じるんだ…」
ベイビー「もしかして…」
かせき「あれ、親戚のおじさんじゃない!?って視線」
ベイビー「いやいやいや」

(1曲やって)

ベイビー「もう、見なくなりましたね」

というようなゆるゆるなMCにショパンコンピに提供したロックナンバー『ショパンにありったけ』とかゆるゆるな曲。ギターソロなのにソロを弾かず、ひたすらお客さんと握手して回るワタナベイビー

とにかく笑いで溢れた時間が過ごせました。


進行方向別通行区分
いつもは向かって右側にいたボーカルギターの田中が真ん中へ。真ん中の真部さんが右側へと立ち位置が変わってました。そのせいもあって自分は田中を中心に観てました。猫背先輩は赤のショートパンツが輝いておりました。ベースは年明けに脱退した人に背格好の似た天狗でした。天狗なので、天狗のお面を被っていたよ。

1曲目は新譜から『脱東京』。せつなくもあり、旅立ちをイメージさせる曲。新境地かもしれません。そのまま新譜から数曲演奏。『寝台特急寝太郎』の語り(?)はいつ聴いても失笑にもならない失笑で笑える。

で、既存曲から『戦国幼稚園』、『タイフーン17』、『リンとして電話』あたりの古めでめずらしい曲が多かった印象。その後に個人的前半のハイライト『課長になった風鈴』がきました。ずっと聴きたくてたまらなかった曲。「風鈴食べるパーティー」のサビを「風鈴壊すパーティー」に変えてたような気がする。ほんとに素晴らしい言葉のセンスやで。

そして『梅を吸いすぎた男』。真部ダンスはもうやらないかと思った1コーラス目。しかし、2コーラス目で真部氏はおもむろにギターを床に置き、大暴走。ステージ逆の端まで行き、天狗にぶつかりそのままステージ横のカーテンに突入。柵があって「ぐえっ!?」ってなってた気がする。そのまま暴走を重ねるも最後のセリフはきちんと言ってました。何事もなかったように普通に次の曲を弾いてるし、この人は一体何なんや?

前半ラストは『You say ? 民営化』。今度は田中が暴走してギターを振り回す。そのままの勢いでマイクスタンド倒すも、さりげなく真部さんが起こしてあげるやさしさ。で、歌い終わって前のお客さんにマイクを渡す無茶振り。

曲が終わり、真部さんがみんなを舞台袖へぐりり〜んと投げ飛ばす。そして「あーーーーーっっっ!!!!」と悲痛な叫びが2分ほど。こんな大声で叫ぶ真部さんは初めてや。途中で天狗のお面が投げ入れられてた。

んで、SEが鳴ってメンバー再登場。天狗はお面をはずしてました。脱退した人にとてもよく似た方といった印象。『UFOバックオーライ』とか新曲を数曲はさみ、『池袋崩壊』、『理論武装』、『独身ボクシング』、『自治会長鬼山』といった盛り上がれる曲が多かった。特に『池袋崩壊』のギターソロは圧巻でした。あと、『理論武装』のサビでの真部さんのギター。ありえない指の動きをしながらのコーラスでいつも驚愕する。

ラストは『ダイナマイト・卒業式』でした。最後はGWにあった「ムーンライトの夜だから〜♪」の繰り返し。田中が延々歌い、やっぱり前のお客さんにマイクを渡してまだまだ歌う。そんで、お客さんほったらかしで退場。その後しばらくお客さんの「ムーンライトの夜だから〜」コーラスが続いていた。ずっと続くから録音したの流してるのか?と思ったけど、どうやら違うみたいでした。そんな感じの感動できる系な終わり方でした。

今回は田中を観る率が多く、エフェクターをいじる田中、チューニングをする田中、イントロを弾く田中といろいろな田中を堪能しました。で、思ったのが「意外にちゃんとギター弾いてるな〜」だった。なんかチューニングが狂おうがなんでもいいやん!というキャラやと思ってたのでびっくりした。

進行方向別通行区分のライブは「ライブ」というものの価値観をいい意味で崩してくれるので面白いです。何でもいいやんと思える。そして、演奏テクニックはちゃんとしてる(むしろ凄く上手い)人たちがこんなとぼけた曲を歌うところがたまらなく好きです。

MCも意味不明だしね。今回は「昔、東京都心はパラレルワールドとか言った人がいましたが…」とあのバンドを皮肉る瞬間もあって衝撃的でした。

また行くよ!