行ってきました!1年ぶりの透明雑誌ジャパンツアー。なんとなく込みそうな予感がしたので、開場時間ちょっと前に到着。そしたら全然人がいなくて拍子抜け。「こんなに早く来る必要なかったかな」と思いながらも並んでみた。そしたら、あれよあれよという間にどんどん人が増えていったんでびっくりした。15分くらい遅れての開場。
なんとかベース側の最前列を確保できてのんびり待つ。なんだか客層が若くてちょっと焦る…。
■宮武BONES
名前は知ってた。出だしはとにかくスコーン!と気持ちいいパンクサウンド。いつぶりかわからないけど、青野さんのドラムが聴けたのがとても嬉しかった。この人のドラムはパワーもありながらも音が速くて好きです。意外にもダブっぽいものやレゲエっぽい曲があって驚いた。ちょっと内輪感もあったけど、よかったです。
■おとぼけビ〜バ〜
この2ヶ月くらいで3回目かな。今回、メンバーの衣装が変わっていてまずびっくり。これまではサイケ感のあるものでしたが、今回は色使いなどがとてもポップだった。個人的にはこっちの方が似合ってると思う。登場SEの曲は今回も分からずだった…。ちょっと負けた気になりました。悔しいわ〜。ライブ前半は『おとぼけビ〜バ〜のテーマ』や『ちゅっちゅソング』でもともとの曲から。1曲目から客席の盛り上がり具合が半端なくて、手を上げたりモッシュしたりコーラスで歌ったり。みんなすっごい楽しそうだった。自分もめっちゃ楽しくノリまくってました。
中盤は新曲を何曲か。ギターボーカルのあっこさんがハンドマイクで歌う曲が特に好き。ボーカルだけだと客席にも突っ込んでいけるから、楽しいよね。ライブ全体のアクセントにもなるし。
後半は『ぶりっこ撲滅』、『ウルトラミラクルス〜パ〜サイヤサイケフェスティバル』とこれまた大好きな曲。これまた客席も盛り上がっていて楽しすぎた。
これまで何度か観てきたライブの中で、今回のライブが最高によかったです。周りの人やメンバーが盛り上がっているから自分も盛り上がって、それが周りに伝わってまた自分に帰ってくる。お客さんのテンションとメンバーのテンションがとてもうまく混ざり合っていて「楽しさ」に昇華されていた気がしました。
このバンドはドラムがめっちゃ好きです。小さい体をフルに使って、「飛び出るんじゃないか!?」って勢いで叩く姿が本当に好き。
また観に行こう。
■フジロッ久
名前はちらりと知っていた。大人数で、ステージがきゅうきゅう。ライブが始まった瞬間にメンバーが思いっきり前に飛び出してきて、客席まで飛び出してきてはちゃめちゃなカオス状態。ダイブ有りのモッシュ有りで大変なことになってました。それを象徴するかのように、ギターが機材トラブル。たぶんエフェクターがイカれたんだと思う。ボーカルさんがMCで繋ぐもなかなか直らず。それまでのテンションが落ち着いてしまってこれはちょっと残念だった。
そんなトラブルもありましたが、メンバーの衣装やパフォーマンスの魅せ方が上手くて楽しかった。曲もわかりやすくてよかった。
■透明雑誌
トリとはいえ、これまでのインパクト大なバンド達の後でどうなることやらと思ったけど、「自分たちは自分たち」という感じの演奏でした。きちんと演奏を聴こうと思っていたし、楽曲からそれができると思っていたんだけど、それまでの流れを引きずりまくっていた客席は許してくれず、モッシュやらで大変だった。ちょっと端の方へ避難してた。たぶん、8曲くらいの短い時間の演奏だった。耳を劈くようなジャキジャキのギターの音が気持ちいい。ベースももちろんゴリゴリや。フジロッ久でめちゃめちゃぐにゃぐにゃになった空気をいい意味でキュッと締めてくれました。
MCの日本語がたどたどしくて可愛らしいですね。自分がお年頃の女子なら確実に恋に落ちていたでしょう。もうメロメロかも。そこは男でよかったかもしれません。
とにかく「ライブ!」って感じのいいイベントでした。もし、「音楽好きだけど、いままでライブなんて行ったことない」って人を誘ったらライブハウス通いを始めてしまいそうなくらいに楽しかったです。