このツアーの初日に行ってとても面白かったので、また行ってきました。対バンがVOLA & THE ORIENTAL MACHINEということもあってか、とにかくすごい客入りだった。どうやらソールドアウトだったようです。
仕事で遅れていったので最初のPILLS EMPIREはほとんど観れず。基本的に外の喫煙所でお酒飲みながらタバコ吸って音漏れで楽しんでました。けっこう面白そうだったな〜。
■VOLA & THE ORIENTAL MACHINE
元ナンバーガール、ZAZEN BOYSのアヒト・イナザワさんが結成したバンド。自分の中では完全「ドラマー」なアヒトさんがボーカルギターになったってことで「つまらんだろなー」と全然期待してなかったし、聴こうともしなかった。実際ライブ観てると硬質なギターとゴリゴリのベースの音がとても気持ちよかった。音もデカかったし。ただ、それ以上にくる何かはなかったかな。普通にいいバンドって感じだった。曲も好きなものが多かったけど、そこまで止まりだった。
ステージ端にスタッフがずっといてて、事あるごとに出てくるのはいただけなかったな〜。気になってステージに集中できなかった。
■キュウソネコカミ
ツアーファイナルってこともあってか、物凄い盛り上がりっぷりやった。最初から『キュソネコカミ』から『DQNなりたい、40代で死にたい』あたりでテンション上げていって、そのまま最後まで突っ走ってました。緩いバラードなんか一切なしで突っ切ってた。特に中盤の「ネコ踊る」はホンマによかった。お客さんのエネルギーが爆発しきったように踊り狂っていたな。本編最後の「お願いシェンロン」ではほぼ全員が両手を上げて元気玉作った。ライブ全編通してメンバーのエネルギーと客席のエネルギーが渦巻いてひとつになってるような感覚がしました。これは単純にすごかった。前回はキレ気味なMCやフロントマン2人の掛け合いが面白かったけど、今回はそういうのはあまりなし。お客さんの数や雰囲気に普通に感動してた。それでも嬉しそうにキレてたのには好感もてました。ファン暦全然浅いけど、単純に「よかったね」って思える。
キュウソネコカミの曲は聴きやすい。何も考えずに楽しめる。歌詞はちょっとひねくれててニヤリとする。MCは楽しいし、盛り上げるのうまいで行った後に「おもろかった〜!」って満足できるのがいいです。
新曲もよかったし、これからどうなっていくのか楽しみです。