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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

12.1 CROWN OF FUZZY GROOVE 再現LIVE(山本精一 & THE CROWN OF FUZZY GROOVERS) /梅田シャングリラ

CD発売から9年経ってのレコ発ライブ。これは行くしかないだろうってことで行ってきました。

職場を定時で出て、京都から阪急でシャングリラへ。会場時間直前のシャングリラ前はけっこうな人でした。正直、ほとんど誰もいないと予想してたのでびっくりしました。急いで行ったので、暑いな〜と思っていたけど、会場が遅れてどんどん寒くなってた。最終的には凍えそうな感じで「早く開いてくれ〜」と切望してました。

約30分会場が遅れて中へ。前回のPLAY GROUNDと同じく、椅子に座って観るスタイルでした。開演待ちはよくライブ行ったらお会いする名前も知らない方と久々にお会いして喋ってるうちに始まりました。

幕が開いてステージの上には西さん、千住さん、家口さん、山本さんというほぼPARAのメンツでちょっと笑う。山本さんも同じようなこと言ってました。山本さんはギターとMTRらしきもの、水の入ったワイングラスなど小物が少しという感じ。

9年越しのレコ発で、山本さんも「発売当時はできる人がいなかったけど、やっとメンバーが見つかりました」と言ってて、自分はその当時を知らないけど、そこまでの時間をかけてのレコ発ライブに感慨深いものを感じました。

ライブが始まってからは目を開けて聴いてたんだけど、これは音に集中したいと思って目を閉じたら落ちて、フッと我に帰るの繰り返し。基本的にずっと陶酔してました。シンセサイザーの音が気持ち良すぎた。気が付けば最後の曲『Mantral』で、繰り返されるメロディーが頭を何度も駆け巡って本気でこの状態が永遠に続いて欲しいと思った。

そんなで約1時間半ぶっとおしのライブだったけど、体感時間は数分のようでもあり数時間のようでもある不思議な満足感に満たされたライブでした。

演奏が終わってからアンコールを求める拍手が起きたけど、もちろんアンコールはなし。さらりと終わりました。

感想にもレポにもならない文章になってしまいましたが、この感覚を言葉で表すのは無理なような気がします。そういうものを超えた素晴らしいライブだったと思う。山本精一という人間の脳内宇宙を垣間見た感じなのか。

また機会があればやってほしいライブです。