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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

10.22 女王蜂単独三カ所公演『孔雀婦人』〜虚栄心の鏡編〜 /味園ユニバース

行ってきました初の女王蜂ライブ。初の味園ユニバース。当日の朝に公式サイトみたらドレスコードに「光りもの」と書いてあって焦る。通ってる講座の昼休みにロフト行ってなんや光るブレスレット買ってみた。「光りもの」じゃなくて「光るもの」のような気もするけど気にしない。実際はそんなに光りものつけてる人いなくてちょっと拍子抜けでもありました。

日本橋の駅着いたらものすごい大雨で、駅内の売店で傘買って雨の中味園ユニバースを探しました。漠然とした場所しか把握してなかった。けっこう迷うかなと思ったけど、行列を発見してすぐに見つけられた。

初めて来た味園ユニバースは1歩足を踏み入れた瞬間にワクワクが止まらなくなった。元キャバレーですっごい広い。ケバくて怪しくて最高だった。

http://cavaret-universe.com/index.html

んで、19時ちょっと過ぎに開演。生で観たアヴちゃんはスラッと背が高くてボディコンみたいな衣装でモデルみたいだった。

セトリはもう忘れた。前半は『火の鳥』、『待つ女』、『デスコ』といった盛り上がる曲中心だった。アレンジも少し変えていて、後半テンポアップしていった『待つ女』が特によかったです。とにかくステージから放たれるパワーというか熱量が半端なかった。ソファーで作られた花道をアヴちゃんが通ってきて、前に押し寄せる人の流れに乗って前へ。気が付いたら自分も汗だくになってた。この前半パートは照明もとても凝っていて、味園ユニバースの半日常空間から完全な非日常空間に連れて行かれた気がしました。ユニバースのサイトトップページにあるような照明を効果的に使っての演出でした。

中盤、アヴちゃん以外のメンバーは衣装チェンジのために一旦楽屋へ。アヴちゃんはピアノの弾き語り。ここでクールダウンというかじっくり歌を聴く。そこから『フランス人形の呪い』に繋がり今度はアヴちゃんが衣装チェンジで楽屋へ。

そこからは比較的聴かせる歌を中心に。さっきの盛り上がりが嘘のよう人聴き入ってしまった。もう、ここがどことか今何時とかまったくわからなくなっていた。ハッと気がついたら最後の曲でした。曲順構成から曲のつなぎ、衣装チェンジのタイミング、照明演出と完璧なショウだったと思う。あまりの完成度にうっとりするくらい。

で、アンコールではアヴちゃんも自分たちのTシャツで比較的ラフなスタイルだった。こういう格好してもサマになってるところがすごい。アンコールは『砂姫様』からだった。さっきまでの本編とは対照的にちょっと緩いというかラフな空気感でした。アヴちゃんのMCあって、その言葉が人柄というか、想いを感じさせるもので泣きそうなくらい感動した。

噂ですごいすごいと聴いていた女王蜂ですが、ライブはCDで聴くよりも何十倍も凄かった。まったく喋ることなくバシッ演奏しているやしちゃん、ルリちゃん、ギギちゃん。クールでした。ルリちゃんのコーラスもよかったです。アヴちゃんは圧倒的なオーラがあった。様々な声色の歌、ステージ上での艶っぽくしなやかな動き、MCでの人柄、とにかく素晴らしいのひとことだった。とにかく感動した。ほんまに感動したわ。なんでこんなに感動するのかと考えてたら、ステージ上のアヴちゃんの姿を見てるとアヴちゃんの人生そのものを見せられてるような気がして、いろいろ泣きそうになった。上手く書けないけど。

またライブ行きたいな。


YouTubeはPVとか消したんや…残念。PVも素晴らしいから公式サイトでぜひ。

http://www.ziyoou-vachi.com/index2.html

※追記 2ちゃんねるにセットリストあったので追加

1.火の鳥ロング
2.鬼百合※アヴちゃん着替え
3.待つ女
4.人魚姫
5.九十年代リミックス
6.デスコ
7.八十年代 ※メンバー3人着替え
8.フランス人形の呪い ※アヴちゃん着替え
9.溺れて
10.ジプシー
11.告げ口※アヴちゃん着替え
12.夜曲
13.口裂け女
14.コスモ
15.棘の海

―アンコール―
16.砂姫様
17.頂戴
18.泡姫
19.バブル
20.燃える海