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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

8.6 DMBQ、MASONNA /心斎橋クラブクアトロ

とても濃すぎるメンツのライブです。朝、Twitter見てたら和田シンジさんが「東京から時速5kmで向かってる…遅れます」ってことだったんで心配だったんだけど、特に問題なく開場してました。

この組み合わせなら一番前っきゃないでと思って前に行きました。エフェクターとアンプのみでガランとしたステージ、BGMがなくて静かな空間がこれからとんでもないことが起きそうだという期待感を膨らませますな。

MASONNA
開演時間から20分くらいか…マゾさんが普通に出てきてアンプのスイッチを入れてました。「自分でやるんかい!」と心の中で突っ込んだ頃に一旦楽屋へ戻ってました。

少し間をおいて、再度登場。叫び声から客席前の柵に乗ったり、滑り込みながらのエフェクタースイッチ切り替えなど広めのステージを存分に使ったアクションでした。ラストはエフェクター群に向かってフライングボディプレスになってて痺れた!約1分強でしょうか。


DMBQ
おそらくセットは…

1.She walks
2.Turtledove
3.Falling Down
4.Exchange Blues
5.Small Hours
6.Taste
7.Tell Me
8.Mama Song
9.Are You Satisfied?

だったと思う。抜けがあるかもわからないけど。

MASONNAが終わってから普通にメンバーが登場。自分たちで準備してました。にこやかに準備してて、なんか可笑しい。松居さんがちょっと太ったかもしれない。顔がむくんでたような…。

準備も終わって、しばらくしたらメンバー登場。演出がまったくなくて、「あっ!出てきた…」というようなお客さんの反応が面白かったです。めっちゃさりげなく出てきてた。

前回観た地下一階は100人入れないくらいのところで、メンバーも「狭いな」というような状態でした。今回はクアトロなので、ステージも広く、みんなノビノビと動きながら演奏してました。増子さんのキメのときに足を蹴り上げるアクションがとてつもなくカッコイイです。観てる方も前みたく後ろから押されながら観るのもよいですが、そんなこともなく自分のペースで観れて楽でした。

演奏の方はまるで生き物のようで、ぐにゃりとカタチを変えながら動くアメーバのようでありました。和田シンジさんのキメに入るときのタメ方なのか、松居さんのギターなのか何がそう聴こえるのかわかりませんが。中盤での『Small Hours』のサイケパートは今回は格別だった。いつもに増してトリップ感があって、目がどんどんトロンとしてきました。後半の『Mama Song』から『Are You Satisfied?』への繋ぎもよかったです。『Mama』の終わりでジャーンとギター鳴らしてるところに増子さんが『Are You』のイントロを弾き出して、そこに順番にイントロ重ねていってそのまま曲が始まるという流れ。こういうのがとっさにできるのっていいな〜と思いました。

『Are You』終わりのパフォーマンスでは、増子さんガスマスクなしでマイクパフォーマンス。ツバポマード塗りたくっていて、目も白目だし完全にイッてましたな。自分の目の前でそんなだったし、たじろいでしまった。

そこからお客さんの上に乗って叫び倒して、クアトロの机を客席前方にセッティング。そこにドラムセット組んで和田さん叩きまくるという流れだった。その後、机の上にドラムセットを積み上げて、スタンド台でだるま落としみたく破壊して終了。冷静に考えると、とんでもないことが起こってるのにお客さんがみんな笑顔という構図がたまらなく面白いです。僕は机を支える係になってしまったので、破壊の瞬間を見ることができなかったのが残念でした…楽しかったからいいけどね!